第8回アルティメットバルトロフィー(香理奈VS青樹愛)
- 2018/08/05
- 14:16
香理奈VS青樹愛の黄金カードが第8回アルティメットバトルトロフィーで実現する。
地下リング最強とも評される元トップアスリートの愛に対して、香理奈は地下リングで最多勝・最多タイトル獲得を誇っている。
超大型カードだけに場内も超満員に膨れ上がっていて試合前から熱気に包まれている。
『赤コーナー 173cm 85-60-83 青樹愛~』
愛は黒髪を靡かせながら登場してきた。
鍛え上げられた肉体に観客は歓声をあげている。
『青コーナー 165cm 80-58-88 香理奈~』
香理奈はブルーのネイルをして金髪ロングヘアで出てきた。
相手は元トップアスリートの愛だが、香理奈は自分こそが地下リング最強と堂々とした様子で、鉄格子の檻に入った。
筋肉の鎧を纏って体に厚みのある愛と筋肉美脚を持つ香理奈は睨み合っている。
緊張感に包まれる場内。
『カーン』
静寂を打ち破るゴングが鳴ると2頭の女豹はファイティングポーズをとっている。
打撃に自信がある香理奈は先ずは打撃で勝負したい様で、積極的にジャブやローキックを打って仕掛けている。
対する愛も反応して打撃を返している。
バシ、バシ、バキ、
鋭い打撃が飛び交うが、まだ様子見といった感じで互いに余裕がありそうだ。
共にキックボクシングを習っているという事で、軽快な動きを見せる愛と香理奈。
愛は右ストーレートで香理奈の顔面を狙っていくが、香理奈はステップバックして避けると距離を詰めてミドルキックを打っていった。
バシィ、
表情を少し歪める愛だが、強固なボディを誇る愛は動じない。
香理奈はクリーンヒットしただけにもっとダメージを与えれると思っていたが、愛のボディの逞しさに驚いている。
愛はハイキックで香理奈の頭を狙っていくが、香理奈もハイキックを打つと両者の強力なハイキックが空中でバッティングした。
バァァーーン、
物凄い衝撃音が鳴ると仰け反る愛と香理奈。
先に体勢を立て直したのは香理奈で愛に掴みかかっていく。
愛も体勢を立て直して向かい合って応戦すると手四つの力比べとなっていく。
パワーに勝ると目された愛だが、ここは香理奈が愛を押し込んで背中を鉄格子に押し付けていった。
パワー対決で勝利して勝ち誇る香理奈だが、愛は体勢が崩れていたからと認めていない。
香理奈は愛のボディに膝蹴りを打ち込んでいった。
ドス、
愛:ううっ、
至近距離からのボディへの膝は流石に効いている様で、呻き声を上げている。
香理奈は愛を倒してテイクダウンを奪っていく。
鉄格子際で愛からマウントポジションを奪う香理奈は愛の顔面にハンマーパンチを振り落としていく。
バキ、バキ、
しっかりとガードを固める愛は香理奈のパンチを何発か受けるもののダメージを抑えている。
香理奈は愛の鍛え上げられたボディを崩すのは難しいと考えた様で、鍛える事が出来ない顔に狙いを定めている。
しかし、香理奈は下から愛にバランスを崩されると脱け出されてしまった。
顔を腫らしている愛だが、素早く立ち上がった。
愛はここまで押されていたので、巻き返そうと意気込んでいる。
再び檻の中央で向かい合う香理奈と愛。
香理奈はハイキックで愛の頭を狙っていくが、読んでいた愛は避けるとカウンターのミドルキックを香理奈のボディに打っていった。
バシッ、
愛の強烈なミドルキックに思わず体を捩らせる香理奈。
愛は香理奈の顔面にパンチを打っていくと香理奈は何とかガードが間に合って防いでいる。
一進一退の攻防に盛り上がる場内。
香理奈はパンチを愛の顔面に打っていくが、愛は香理奈の顔面狙いを読んでいてガードして防ぐとミドルキックをボディに打っていった。
バシッ、
香理奈:あうぅぅ、
呻き声をあげてふらつく香理奈。
すると愛は力比べを誘って待ち構えている。
香理奈が体勢を立て直すまで待つ余裕を見せる愛。
愛:私にパワーで勝ってみなさいよ!
香理奈:舐めるんじゃないわよ!
余裕の表情の愛に対して、怒り心頭の香理奈は敢然と立ち向かっていく。
指と指を絡み合わせて力比べになる愛と香理奈。
香理奈も女優界屈指のパワーを誇るが、相手は元トップアスリートの愛では分が悪く愛に押されて今度は香理奈が背中を鉄格子に押しつけられた。
パワーを見せる愛。
愛:これが私のパワーよ。
愛はそう言うと香理奈のボディに膝蹴りを打ち返していった。
ドス、
香理奈:うぐぅぅ、
踞って悶絶する香理奈。
愛は香理奈をリフトアップするとブレーンバスターで香理奈を鉄板に叩きつけていった。
バァァーーン、
バウンドする香理奈の体。
あまりの衝撃に観客も驚いている。
ぐったりと倒れる香理奈。
愛:辛うじて息はあるようね。
愛は香理奈の髪の毛を掴んで、起き上がらせると勝負を決めようと再びブレーンバスターの体勢に入った。
しかし、香理奈はここで投げられたら試合が終わってしまうと何とか踏ん張ると愛の股間を蹴り上げていった。
ガン、
愛:あうっ、
流石の愛も鍛えられないところを蹴られて表情を歪めて痛そうにしている。
愛の動きが止まっているが、香理奈もダメージが大きく膝を着いて休んでいる。
しばらくすると両者は再び檻の中央で向かい合った。
愛は股間を蹴られた事に腹を立てたのか香理奈の顔面にパンチを打っていくが、香理奈は避けるとカウンターのハイキックを愛の側頭部にヒットさせていった。
バキィ、
頭に強打を喰らって愛はふらついている。
すると香理奈は愛に組みつくとブレーンバスターの体勢に入った。
耐えようとする愛だが、香理奈がリフトアップすると愛をブレーンバスターで鉄板に叩きつけていった。
バァァーーン、
やり返してパワーを見せる香理奈はガッツポーズでアピールしている。
愛は倒れたまま立ち上がれない。
香理奈は倒れている愛の頭にターゲットを絞るとサッカーボールキックを浴びせていく。
バキィ、バキッ、バキィ、
頭を抱える愛だが、香理奈は容赦なくキックを愛の頭に打ち込んでいく。
バキッ、バキィ、
額を割って流血する愛。しかし、下から香理奈の脚を掴むと引き摺り倒した。
グランドの攻防になると愛は流血しながらも香理奈の髪の毛を掴んで、組み伏すとサイドポジションを奪っていった。
辛そうな表情の愛だが、鬼の形相で膝蹴りを香理奈のボディに打ち込んでいく。
ドス、ボシュ、
愛の重たい膝蹴りを喰らって香理奈は体を震わせている。
苦悶の表情を浮かべる香理奈は脱け出そうとするが、愛の体に押さえつけられてしまう。
香理奈:(何よこれ、凄い体の厚み。)
香理奈は上にのしかかる愛の鍛え上げられたボディに驚いている。
愛はマウントポジションに移ろうとするが、香理奈は下から愛の体にしがみつくと密着して動きを封じている。
汗をびっしょりとかいて縺れ合う愛と香理奈。
愛はそれならばと香理奈を強引に持ち上げようとするが、香理奈は愛が体を浮かせた隙に脱け出した。
肩で息をする愛と香理奈。
限界が近づいてきた2頭の女豹は本能のままぶつかり合った。
三度力比べになる香理奈と愛。
香理奈は意地になって愛に立ち向かうが、やはりパワーでは愛に分がある様で、香理奈を鉄格子まで押し込んでいった。
又も押し込まれて悔しそうな表情を浮かべる香理奈。
愛:ハア、ハア、私に力で勝てると思ってんの。
香理奈:ハア、ハア、勝つのは私よ!
愛:強情な女ね。この体で存分に分からせてあげるわ。
愛はそう言うと香理奈の体を何度も鉄格子に押し込んでいく。
ガン、ガン、ガン、
香理奈は鉄格子と愛の重厚なボディに挟まれて体力を消耗させられている。
愛はこのまま香理奈をノックアウトさせようとするが、香理奈は再び膝蹴りを愛の股間に打ち込んでいった。
ガン、
愛:ふぐぅぅ、
香理奈:ハア、ハア、がら空きなのよ。
鍛えられないところに強打を喰らって動きが止まる愛。
香理奈は愛の圧力から脱け出すと背後に回り込んで、延髄斬りで襲いかかった。
バシィィ、
香理奈の延髄斬りを喰らった愛は目を虚ろにさせてふらついている。
愛は香理奈の方に振り返ると香理奈はハイキックを打っていった。
バキィィ、
クリーンヒットすると意識を飛ばして倒れる愛。
『カーンカーンカーン』
レフリーが愛が意識を飛ばしたのを確認するとゴングが鳴らされた。
勝利を喜ぶ香理奈。最強の敵を打ち破った香理奈は疲労しながらも充実した表情で歓声に応えている。
檻の外ではトロフィーも既に用意されている。
『勝者:香理奈、よって第8回アルティメットバトルトロフィーは、』
愛:待ちなさい!
敗れたはずの愛が立ち上がって叫ぶと場内は騒然となって驚いている。
愛:私はまだ負けてないわ、ちょっと気を失っただけよ!
愛が叫ぶとブーイングと声援が場内から沸き起こる。
仲裁に入ろうと主催者が間に入った。
主催者:しかし、ルールはルールじゃ。愛の気持ちは分かるが、ここは引き下がってくれ。
主催者が愛を説得するが、意外にも香理奈が声を上げた。
香理奈:いいじゃない、負けを認めないなら認めさせてやるわ!私が持つ勝者の罰ゲームの権利を使ってもう1試合、アルティメットバトルを戦いましょう。
香理奈のまさかの提案に盛り上がる観客。
主催者も驚いているが、場内の雰囲気と両者の闘争心を前に引き下がるほか無かった。
こうして香理奈の罰ゲームとしてアルティメットバトルの2試合目が組まれる事となった。
『それでは、罰ゲームとして香理奈VS青樹愛のアルティメットバトルを行います。』
檻の中で5分程のインターバルを経ると香理奈と愛は対角線に分かれた。
『カーン』
異例とも言える2試合目が始まると両者はファイティングポーズをとっている。
愛はやり返そうと早速香理奈の頭にハイキックを打っていくが、香理奈はステップバックして避けた。
熱くなる愛に対して、冷静な香理奈。
愛は香理奈の顔面にパンチを打っていくが、香理奈はこれも避けるとカウンターのパンチを愛の顔面に打っていく。
バキッ、
インターバルで一旦は止まっていた愛の額の流血だが、香理奈のパンチを1発喰らって再び流血し出した。
しかし、愛の集中力は途切れず、ハイキックを打っていくと流血して動きが止まると思っていた香理奈はガードが間に合わず、側頭部にヒットした。
バキィ、
ふらつく香理奈。
愛はパンチを連打して畳み掛けてくると香理奈は押し込まれていく。
先ほどまで失神KOされていたとは思えない攻撃を見せる愛。
ガードの上からでも威力があるパンチに香理奈は驚いている。
愛はハイキックを打っていくが、香理奈はガードして防ぐとカウンターのパンチを愛の顔面にヒットさせていった。
バキ、
愛は頭にダメージが溜まっている様で、険しい表情になっているが、アスリート魂からかそれでも前に出ると香理奈の顔面にパンチを打っていった。
バキッ、
顔面にパンチを喰らって香理奈は表情を歪めている。
攻勢に出ようとする愛だが、1試合目で喰らった延髄斬りの影響からかいきなり目を虚ろにさせて動きが止まった。
その間に体勢を立て直す香理奈。
愛も気合いを入れ直してファイティングポーズをとっている。
延髄斬りで後から影響を受ける程、頭にダメージを負っている愛だが、香理奈もブレーンバスターで鉄板に叩きつけられているだけに体にダメージはある。
傷だらけの美女が闘う姿に盛り上がる場内。
香理奈は愛の頭を狙ってハイキックを打っていくが、愛はガードして防ぐと香理奈の脚を掴まえて引き倒していった。
グランドの攻防になる愛と香理奈。
愛は香理奈に覆い被さる様にして上に乗るが、香理奈も下から愛に組み着いて愛が自由に攻撃するのを防いでいる。
愛は香理奈を引き離そうとするが、香理奈も食らいついて離れない。
愛が強引にマウントポジションを奪おうとすると香理奈は逆に愛の左腕を掴むと三角絞めをかけようとしている。
危険を察知した愛が香理奈を離すと香理奈は素早く立ち上がった。
スタンディングで向かい合う愛と香理奈。
白熱の攻防に盛り上がる観客。
互いに体力の限界に近づきつつある香理奈と愛。
香理奈は元トップアスリートの愛を相手に2試合の連戦を戦って体力が尽きそうになっているのに対して、愛も頭へのダメージが大きく立っていてもふらついてしまう状況だが、アスリート魂で香理奈と対峙している。
愛は肉体には自信があるからと力比べを誘うと香理奈も乗って力比べになった。
檻の中央で激しく押し合う愛と香理奈。
やはり愛の方が優勢だが、香理奈も踏ん張っている。
前の試合で勝利した香理奈だが、力比べでは押し込まれていただけに負けられないと気合いが入っている。
元トップアスリート相手に中央から一歩も動かずに踏ん張る香理奈。
しかし、力比べをコントロールしているのは愛の様で、一気に香理奈の体を引き付けると自らの肉体とぶつけていった。
パァーーン、
美女の肉体同士のぶつかり合いで、場内には衝撃音が鳴り響いた。
香理奈はいきなりの体当たりに面食らうが、香理奈も肉体には自信があると同じように愛の体に自らの肉体をぶつけていく。
パァーーン、
まさかの体当たりの応酬に観客も驚いている。
両者はヒートアップして肉体をぶつけ合う体当たり合戦になっていく。
パァーーン、パァーーン、パァーーン、パァーーン、
両手を掴み合ったまま肉体をぶつけ合う愛と香理奈。
汗をびっしょりとかいた体は赤くなっているが、両者共に自らの肉体こそが優れている事を証明しようと文字通り”体を張っている“。
パァーーン、パァーーン、パァーーン、パァーーン、
満身創痍になりながらも体をぶつけ合う香理奈と愛。
元トップアスリートの愛を相手に互角に体を張っていた香理奈だが、やはり愛の方が肉体も分厚く香理奈は限界に近づきつつある。
パァーーーン、
愛の体当たりに香理奈はバランスを崩すと愛は香理奈の両手を掴んだまま組み伏せていった。
仰向けに倒された香理奈は上に乗る愛に体重をかけられて苦しそうな表情になっている。
愛:これが私の体よ、たっぷりと味わいなさい。
愛は香理奈の体力を更に削っていく。
香理奈は両手を塞がれているが、ブリッジで脱け出そうとするが、愛の分厚い肉体に阻まれて体力を消耗させられている。
愛は香理奈に体重をかけて弱らせるが、香理奈も意地を見せるブリッジで愛の体を退けると体勢を入れ替えて、今度は香理奈が愛の上に覆い被さった。
同じ様に香理奈は愛の上に乗って体重をかけて愛を屈服させようとするが、愛もブリッジで自らの体の上から香理奈の体を退かせると両手を外して素早く体勢を入れ替えて反対向きに香理奈の上に乗ると鍛えられた両脚を香理奈の首に巻きつけてレッグスリーパーをかけていった。
香理奈の首を締め上げて試合を決めようとする愛。
しかし、香理奈も逆に下から愛の首に“筋肉美脚”を巻きつけるとレッグスリーパーで対抗している。
愛は上から香理奈は下からレッグスリーパーで相手を締め上げていく。
互いの首を締め合う愛と香理奈。
限界ギリギリでの攻防が続いているが、上から仕掛ける愛の方が優位な様で、ヒップで体重を落としながらのレッグスリーパーに香理奈は顔を愛のヒップに顔を埋めさせられた苦しくなっている。
香理奈も下から見事なレッグスリーパーをかけているが、元トップアスリートの愛はガッチリと鍛えられた太ももで香理奈の首にレッグスリーパーをかけている。
香理奈は徐々に力が脱けていくとレッグスリーパーを解いて両脚をだらりと拡げてしまっている。
愛は香理奈のレッグスリーパーから脱け出すと体を立てて体重をかけていく。
一層苦しくなる香理奈。愛は両手を拡げて二の腕に大きな力こぶを作ると肉体美をアピールしている。
香理奈は愛のレッグスリーパーで失神しかかると無意識に愛のヒップをタップしているが、アルティメットバトルなので、屈辱のタップも意味はなく失神するまで、続けられていく。
愛は仕上げようと再び両手で香理奈の腕を掴まえてロックすると体重を落としてレッグスリーパーをかけていくと香理奈の反応が無くなっている。
『カーンカーンカーン』
レフリーは香理奈が戦闘不能になったと判断してゴングが鳴らされた。
勝利した愛はガッツポーズをしながら腰を上げると香理奈は泡を吹いて失神していた。
『勝者:青樹愛』
盛り上がる場内だが、1試合目で破れて不利が予想された愛のまさかの勝利に主催者側は困惑している。
檻の外では主催者側は対応を協議している。
愛:何こそこそ話し合ってるの?1勝1敗なんだからもう1試合やって決めれば、いいじゃない。
愛の発言に盛り上がる場内。
愛は勝者の権利を使ってもう1試合行う事をアピールしているが、主催者側としては両者の体は限界でもう1試合行うのは安全を確保出来ないと慎重に話し合っている。
失神して倒れたままの香理奈は元トップアスリートの愛を相手に2試合死闘を繰り広げて肉体は限界を超えている。
愛:折角だから香理奈の得意なKー1で決着を着けたらどうかしら?
愛は香理奈の鼻っ柱はへし折ろうと敢えて香理奈の得意なKー1での試合を提案してきた。
どよめく場内。
主催者側も危険度が最も高いアルティメットバトルよりはKー1の方が良いと愛の提案を飲む事にした。
愛:おえぇぇ~~、
Kー1での試合実施が決まったその時、愛は嗚咽を漏らしながら透明の液体を吐き出した。
流石の愛も2試合の激闘を経て無傷であるはずは無く、特に頭へのダメージが大きい様で、顔を蒼白くさせて膝を着いている。
両者のコンディションが心配されるなか場内アナウンスが流れた。
『両者ダメージが大きいため30分のインターバルの後、Kー1での試合により第8回アルティメットバトルトロフィーの優勝者とします。』
アナウンスに盛り上がる場内。
香理奈と愛は一旦檻の中から出て、控え室へ戻った。
僅かな時間のインターバルだが、少しでも体を休めて、次なる戦いに備えている。
※尚、次のKー1の試合はワンマッチ扱いとし、香理奈が勝てば、1試合目を、愛が勝てば、2試合目を採用して第8回アルティメットバトルトロフィーの優勝者とします。
地下リング最強とも評される元トップアスリートの愛に対して、香理奈は地下リングで最多勝・最多タイトル獲得を誇っている。
超大型カードだけに場内も超満員に膨れ上がっていて試合前から熱気に包まれている。
『赤コーナー 173cm 85-60-83 青樹愛~』
愛は黒髪を靡かせながら登場してきた。
鍛え上げられた肉体に観客は歓声をあげている。
『青コーナー 165cm 80-58-88 香理奈~』
香理奈はブルーのネイルをして金髪ロングヘアで出てきた。
相手は元トップアスリートの愛だが、香理奈は自分こそが地下リング最強と堂々とした様子で、鉄格子の檻に入った。
筋肉の鎧を纏って体に厚みのある愛と筋肉美脚を持つ香理奈は睨み合っている。
緊張感に包まれる場内。
『カーン』
静寂を打ち破るゴングが鳴ると2頭の女豹はファイティングポーズをとっている。
打撃に自信がある香理奈は先ずは打撃で勝負したい様で、積極的にジャブやローキックを打って仕掛けている。
対する愛も反応して打撃を返している。
バシ、バシ、バキ、
鋭い打撃が飛び交うが、まだ様子見といった感じで互いに余裕がありそうだ。
共にキックボクシングを習っているという事で、軽快な動きを見せる愛と香理奈。
愛は右ストーレートで香理奈の顔面を狙っていくが、香理奈はステップバックして避けると距離を詰めてミドルキックを打っていった。
バシィ、
表情を少し歪める愛だが、強固なボディを誇る愛は動じない。
香理奈はクリーンヒットしただけにもっとダメージを与えれると思っていたが、愛のボディの逞しさに驚いている。
愛はハイキックで香理奈の頭を狙っていくが、香理奈もハイキックを打つと両者の強力なハイキックが空中でバッティングした。
バァァーーン、
物凄い衝撃音が鳴ると仰け反る愛と香理奈。
先に体勢を立て直したのは香理奈で愛に掴みかかっていく。
愛も体勢を立て直して向かい合って応戦すると手四つの力比べとなっていく。
パワーに勝ると目された愛だが、ここは香理奈が愛を押し込んで背中を鉄格子に押し付けていった。
パワー対決で勝利して勝ち誇る香理奈だが、愛は体勢が崩れていたからと認めていない。
香理奈は愛のボディに膝蹴りを打ち込んでいった。
ドス、
愛:ううっ、
至近距離からのボディへの膝は流石に効いている様で、呻き声を上げている。
香理奈は愛を倒してテイクダウンを奪っていく。
鉄格子際で愛からマウントポジションを奪う香理奈は愛の顔面にハンマーパンチを振り落としていく。
バキ、バキ、
しっかりとガードを固める愛は香理奈のパンチを何発か受けるもののダメージを抑えている。
香理奈は愛の鍛え上げられたボディを崩すのは難しいと考えた様で、鍛える事が出来ない顔に狙いを定めている。
しかし、香理奈は下から愛にバランスを崩されると脱け出されてしまった。
顔を腫らしている愛だが、素早く立ち上がった。
愛はここまで押されていたので、巻き返そうと意気込んでいる。
再び檻の中央で向かい合う香理奈と愛。
香理奈はハイキックで愛の頭を狙っていくが、読んでいた愛は避けるとカウンターのミドルキックを香理奈のボディに打っていった。
バシッ、
愛の強烈なミドルキックに思わず体を捩らせる香理奈。
愛は香理奈の顔面にパンチを打っていくと香理奈は何とかガードが間に合って防いでいる。
一進一退の攻防に盛り上がる場内。
香理奈はパンチを愛の顔面に打っていくが、愛は香理奈の顔面狙いを読んでいてガードして防ぐとミドルキックをボディに打っていった。
バシッ、
香理奈:あうぅぅ、
呻き声をあげてふらつく香理奈。
すると愛は力比べを誘って待ち構えている。
香理奈が体勢を立て直すまで待つ余裕を見せる愛。
愛:私にパワーで勝ってみなさいよ!
香理奈:舐めるんじゃないわよ!
余裕の表情の愛に対して、怒り心頭の香理奈は敢然と立ち向かっていく。
指と指を絡み合わせて力比べになる愛と香理奈。
香理奈も女優界屈指のパワーを誇るが、相手は元トップアスリートの愛では分が悪く愛に押されて今度は香理奈が背中を鉄格子に押しつけられた。
パワーを見せる愛。
愛:これが私のパワーよ。
愛はそう言うと香理奈のボディに膝蹴りを打ち返していった。
ドス、
香理奈:うぐぅぅ、
踞って悶絶する香理奈。
愛は香理奈をリフトアップするとブレーンバスターで香理奈を鉄板に叩きつけていった。
バァァーーン、
バウンドする香理奈の体。
あまりの衝撃に観客も驚いている。
ぐったりと倒れる香理奈。
愛:辛うじて息はあるようね。
愛は香理奈の髪の毛を掴んで、起き上がらせると勝負を決めようと再びブレーンバスターの体勢に入った。
しかし、香理奈はここで投げられたら試合が終わってしまうと何とか踏ん張ると愛の股間を蹴り上げていった。
ガン、
愛:あうっ、
流石の愛も鍛えられないところを蹴られて表情を歪めて痛そうにしている。
愛の動きが止まっているが、香理奈もダメージが大きく膝を着いて休んでいる。
しばらくすると両者は再び檻の中央で向かい合った。
愛は股間を蹴られた事に腹を立てたのか香理奈の顔面にパンチを打っていくが、香理奈は避けるとカウンターのハイキックを愛の側頭部にヒットさせていった。
バキィ、
頭に強打を喰らって愛はふらついている。
すると香理奈は愛に組みつくとブレーンバスターの体勢に入った。
耐えようとする愛だが、香理奈がリフトアップすると愛をブレーンバスターで鉄板に叩きつけていった。
バァァーーン、
やり返してパワーを見せる香理奈はガッツポーズでアピールしている。
愛は倒れたまま立ち上がれない。
香理奈は倒れている愛の頭にターゲットを絞るとサッカーボールキックを浴びせていく。
バキィ、バキッ、バキィ、
頭を抱える愛だが、香理奈は容赦なくキックを愛の頭に打ち込んでいく。
バキッ、バキィ、
額を割って流血する愛。しかし、下から香理奈の脚を掴むと引き摺り倒した。
グランドの攻防になると愛は流血しながらも香理奈の髪の毛を掴んで、組み伏すとサイドポジションを奪っていった。
辛そうな表情の愛だが、鬼の形相で膝蹴りを香理奈のボディに打ち込んでいく。
ドス、ボシュ、
愛の重たい膝蹴りを喰らって香理奈は体を震わせている。
苦悶の表情を浮かべる香理奈は脱け出そうとするが、愛の体に押さえつけられてしまう。
香理奈:(何よこれ、凄い体の厚み。)
香理奈は上にのしかかる愛の鍛え上げられたボディに驚いている。
愛はマウントポジションに移ろうとするが、香理奈は下から愛の体にしがみつくと密着して動きを封じている。
汗をびっしょりとかいて縺れ合う愛と香理奈。
愛はそれならばと香理奈を強引に持ち上げようとするが、香理奈は愛が体を浮かせた隙に脱け出した。
肩で息をする愛と香理奈。
限界が近づいてきた2頭の女豹は本能のままぶつかり合った。
三度力比べになる香理奈と愛。
香理奈は意地になって愛に立ち向かうが、やはりパワーでは愛に分がある様で、香理奈を鉄格子まで押し込んでいった。
又も押し込まれて悔しそうな表情を浮かべる香理奈。
愛:ハア、ハア、私に力で勝てると思ってんの。
香理奈:ハア、ハア、勝つのは私よ!
愛:強情な女ね。この体で存分に分からせてあげるわ。
愛はそう言うと香理奈の体を何度も鉄格子に押し込んでいく。
ガン、ガン、ガン、
香理奈は鉄格子と愛の重厚なボディに挟まれて体力を消耗させられている。
愛はこのまま香理奈をノックアウトさせようとするが、香理奈は再び膝蹴りを愛の股間に打ち込んでいった。
ガン、
愛:ふぐぅぅ、
香理奈:ハア、ハア、がら空きなのよ。
鍛えられないところに強打を喰らって動きが止まる愛。
香理奈は愛の圧力から脱け出すと背後に回り込んで、延髄斬りで襲いかかった。
バシィィ、
香理奈の延髄斬りを喰らった愛は目を虚ろにさせてふらついている。
愛は香理奈の方に振り返ると香理奈はハイキックを打っていった。
バキィィ、
クリーンヒットすると意識を飛ばして倒れる愛。
『カーンカーンカーン』
レフリーが愛が意識を飛ばしたのを確認するとゴングが鳴らされた。
勝利を喜ぶ香理奈。最強の敵を打ち破った香理奈は疲労しながらも充実した表情で歓声に応えている。
檻の外ではトロフィーも既に用意されている。
『勝者:香理奈、よって第8回アルティメットバトルトロフィーは、』
愛:待ちなさい!
敗れたはずの愛が立ち上がって叫ぶと場内は騒然となって驚いている。
愛:私はまだ負けてないわ、ちょっと気を失っただけよ!
愛が叫ぶとブーイングと声援が場内から沸き起こる。
仲裁に入ろうと主催者が間に入った。
主催者:しかし、ルールはルールじゃ。愛の気持ちは分かるが、ここは引き下がってくれ。
主催者が愛を説得するが、意外にも香理奈が声を上げた。
香理奈:いいじゃない、負けを認めないなら認めさせてやるわ!私が持つ勝者の罰ゲームの権利を使ってもう1試合、アルティメットバトルを戦いましょう。
香理奈のまさかの提案に盛り上がる観客。
主催者も驚いているが、場内の雰囲気と両者の闘争心を前に引き下がるほか無かった。
こうして香理奈の罰ゲームとしてアルティメットバトルの2試合目が組まれる事となった。
『それでは、罰ゲームとして香理奈VS青樹愛のアルティメットバトルを行います。』
檻の中で5分程のインターバルを経ると香理奈と愛は対角線に分かれた。
『カーン』
異例とも言える2試合目が始まると両者はファイティングポーズをとっている。
愛はやり返そうと早速香理奈の頭にハイキックを打っていくが、香理奈はステップバックして避けた。
熱くなる愛に対して、冷静な香理奈。
愛は香理奈の顔面にパンチを打っていくが、香理奈はこれも避けるとカウンターのパンチを愛の顔面に打っていく。
バキッ、
インターバルで一旦は止まっていた愛の額の流血だが、香理奈のパンチを1発喰らって再び流血し出した。
しかし、愛の集中力は途切れず、ハイキックを打っていくと流血して動きが止まると思っていた香理奈はガードが間に合わず、側頭部にヒットした。
バキィ、
ふらつく香理奈。
愛はパンチを連打して畳み掛けてくると香理奈は押し込まれていく。
先ほどまで失神KOされていたとは思えない攻撃を見せる愛。
ガードの上からでも威力があるパンチに香理奈は驚いている。
愛はハイキックを打っていくが、香理奈はガードして防ぐとカウンターのパンチを愛の顔面にヒットさせていった。
バキ、
愛は頭にダメージが溜まっている様で、険しい表情になっているが、アスリート魂からかそれでも前に出ると香理奈の顔面にパンチを打っていった。
バキッ、
顔面にパンチを喰らって香理奈は表情を歪めている。
攻勢に出ようとする愛だが、1試合目で喰らった延髄斬りの影響からかいきなり目を虚ろにさせて動きが止まった。
その間に体勢を立て直す香理奈。
愛も気合いを入れ直してファイティングポーズをとっている。
延髄斬りで後から影響を受ける程、頭にダメージを負っている愛だが、香理奈もブレーンバスターで鉄板に叩きつけられているだけに体にダメージはある。
傷だらけの美女が闘う姿に盛り上がる場内。
香理奈は愛の頭を狙ってハイキックを打っていくが、愛はガードして防ぐと香理奈の脚を掴まえて引き倒していった。
グランドの攻防になる愛と香理奈。
愛は香理奈に覆い被さる様にして上に乗るが、香理奈も下から愛に組み着いて愛が自由に攻撃するのを防いでいる。
愛は香理奈を引き離そうとするが、香理奈も食らいついて離れない。
愛が強引にマウントポジションを奪おうとすると香理奈は逆に愛の左腕を掴むと三角絞めをかけようとしている。
危険を察知した愛が香理奈を離すと香理奈は素早く立ち上がった。
スタンディングで向かい合う愛と香理奈。
白熱の攻防に盛り上がる観客。
互いに体力の限界に近づきつつある香理奈と愛。
香理奈は元トップアスリートの愛を相手に2試合の連戦を戦って体力が尽きそうになっているのに対して、愛も頭へのダメージが大きく立っていてもふらついてしまう状況だが、アスリート魂で香理奈と対峙している。
愛は肉体には自信があるからと力比べを誘うと香理奈も乗って力比べになった。
檻の中央で激しく押し合う愛と香理奈。
やはり愛の方が優勢だが、香理奈も踏ん張っている。
前の試合で勝利した香理奈だが、力比べでは押し込まれていただけに負けられないと気合いが入っている。
元トップアスリート相手に中央から一歩も動かずに踏ん張る香理奈。
しかし、力比べをコントロールしているのは愛の様で、一気に香理奈の体を引き付けると自らの肉体とぶつけていった。
パァーーン、
美女の肉体同士のぶつかり合いで、場内には衝撃音が鳴り響いた。
香理奈はいきなりの体当たりに面食らうが、香理奈も肉体には自信があると同じように愛の体に自らの肉体をぶつけていく。
パァーーン、
まさかの体当たりの応酬に観客も驚いている。
両者はヒートアップして肉体をぶつけ合う体当たり合戦になっていく。
パァーーン、パァーーン、パァーーン、パァーーン、
両手を掴み合ったまま肉体をぶつけ合う愛と香理奈。
汗をびっしょりとかいた体は赤くなっているが、両者共に自らの肉体こそが優れている事を証明しようと文字通り”体を張っている“。
パァーーン、パァーーン、パァーーン、パァーーン、
満身創痍になりながらも体をぶつけ合う香理奈と愛。
元トップアスリートの愛を相手に互角に体を張っていた香理奈だが、やはり愛の方が肉体も分厚く香理奈は限界に近づきつつある。
パァーーーン、
愛の体当たりに香理奈はバランスを崩すと愛は香理奈の両手を掴んだまま組み伏せていった。
仰向けに倒された香理奈は上に乗る愛に体重をかけられて苦しそうな表情になっている。
愛:これが私の体よ、たっぷりと味わいなさい。
愛は香理奈の体力を更に削っていく。
香理奈は両手を塞がれているが、ブリッジで脱け出そうとするが、愛の分厚い肉体に阻まれて体力を消耗させられている。
愛は香理奈に体重をかけて弱らせるが、香理奈も意地を見せるブリッジで愛の体を退けると体勢を入れ替えて、今度は香理奈が愛の上に覆い被さった。
同じ様に香理奈は愛の上に乗って体重をかけて愛を屈服させようとするが、愛もブリッジで自らの体の上から香理奈の体を退かせると両手を外して素早く体勢を入れ替えて反対向きに香理奈の上に乗ると鍛えられた両脚を香理奈の首に巻きつけてレッグスリーパーをかけていった。
香理奈の首を締め上げて試合を決めようとする愛。
しかし、香理奈も逆に下から愛の首に“筋肉美脚”を巻きつけるとレッグスリーパーで対抗している。
愛は上から香理奈は下からレッグスリーパーで相手を締め上げていく。
互いの首を締め合う愛と香理奈。
限界ギリギリでの攻防が続いているが、上から仕掛ける愛の方が優位な様で、ヒップで体重を落としながらのレッグスリーパーに香理奈は顔を愛のヒップに顔を埋めさせられた苦しくなっている。
香理奈も下から見事なレッグスリーパーをかけているが、元トップアスリートの愛はガッチリと鍛えられた太ももで香理奈の首にレッグスリーパーをかけている。
香理奈は徐々に力が脱けていくとレッグスリーパーを解いて両脚をだらりと拡げてしまっている。
愛は香理奈のレッグスリーパーから脱け出すと体を立てて体重をかけていく。
一層苦しくなる香理奈。愛は両手を拡げて二の腕に大きな力こぶを作ると肉体美をアピールしている。
香理奈は愛のレッグスリーパーで失神しかかると無意識に愛のヒップをタップしているが、アルティメットバトルなので、屈辱のタップも意味はなく失神するまで、続けられていく。
愛は仕上げようと再び両手で香理奈の腕を掴まえてロックすると体重を落としてレッグスリーパーをかけていくと香理奈の反応が無くなっている。
『カーンカーンカーン』
レフリーは香理奈が戦闘不能になったと判断してゴングが鳴らされた。
勝利した愛はガッツポーズをしながら腰を上げると香理奈は泡を吹いて失神していた。
『勝者:青樹愛』
盛り上がる場内だが、1試合目で破れて不利が予想された愛のまさかの勝利に主催者側は困惑している。
檻の外では主催者側は対応を協議している。
愛:何こそこそ話し合ってるの?1勝1敗なんだからもう1試合やって決めれば、いいじゃない。
愛の発言に盛り上がる場内。
愛は勝者の権利を使ってもう1試合行う事をアピールしているが、主催者側としては両者の体は限界でもう1試合行うのは安全を確保出来ないと慎重に話し合っている。
失神して倒れたままの香理奈は元トップアスリートの愛を相手に2試合死闘を繰り広げて肉体は限界を超えている。
愛:折角だから香理奈の得意なKー1で決着を着けたらどうかしら?
愛は香理奈の鼻っ柱はへし折ろうと敢えて香理奈の得意なKー1での試合を提案してきた。
どよめく場内。
主催者側も危険度が最も高いアルティメットバトルよりはKー1の方が良いと愛の提案を飲む事にした。
愛:おえぇぇ~~、
Kー1での試合実施が決まったその時、愛は嗚咽を漏らしながら透明の液体を吐き出した。
流石の愛も2試合の激闘を経て無傷であるはずは無く、特に頭へのダメージが大きい様で、顔を蒼白くさせて膝を着いている。
両者のコンディションが心配されるなか場内アナウンスが流れた。
『両者ダメージが大きいため30分のインターバルの後、Kー1での試合により第8回アルティメットバトルトロフィーの優勝者とします。』
アナウンスに盛り上がる場内。
香理奈と愛は一旦檻の中から出て、控え室へ戻った。
僅かな時間のインターバルだが、少しでも体を休めて、次なる戦いに備えている。
※尚、次のKー1の試合はワンマッチ扱いとし、香理奈が勝てば、1試合目を、愛が勝てば、2試合目を採用して第8回アルティメットバトルトロフィーの優勝者とします。