第9回K-1ビューティーマックス 準決勝(香理奈VS能勢あんな)
- 2016/10/09
- 22:34
第5試合
準決勝の第1試合は香理奈VS能勢あんなの姉妹対決。
両者共に手の内を知り尽くした相手だが、絶対に負けられないと気合いが入っている。
『赤コーナー 166cm 能勢あんな~』
姉のあんなは黒のグローブに黒のパンツで登場してきた。
『青コーナー 165cm 香理奈~』
妹の香理奈は青のグローブに青のパンツで出てきた。
リングに並び立つ2人のスレンダー美女。
あんな:香理奈には絶対負けないわよ。
香理奈:出来れば、決勝で会いたかったわ。
『カーン』
ゴングが鳴るとグローブを合わせてから試合に入るあんなと香理奈。
両者はファイティングポーズをとって向かい合うとローキックを撃ち合う。
バシ、バシ、
軽い動きだが、2人ともキックボクシングを習っているだけに迫力のあるキックを見せている。
香理奈もあんなも互いにキックが得意とあって距離を保ちながら鋭いキックを打っている。
香理奈が思いきってハイキックを打っていくが、あんなは避けるとカウンターのミドルキックを打っていった。
バシ、
あんなはミドルキックを香理奈のボディーにヒットさせるとパンチを香理奈の顔面に打っていくが、これはガードして防ぐ香理奈。
一旦距離をとる香理奈とあんな。
香理奈はミドルキックを打っていくが、これも避けるあんな。
香理奈は攻撃を悉く読まれている。
あんなは威力のある香理奈の攻撃も試合を多く見ているだけに、読みが働いて避けられている。
あんなは逆にミドルキックを打ち返していくが、香理奈も同じ様で、あんなの攻撃を避けた。
距離をとってキックで攻めたい両者だが、それでは有効打を与えられないと気付き始めている。
すると両者は徐々に前に出始めた。
接近して香理奈の顔面にパンチを打つあんな。香理奈もあんなの顔面にパンチを打っていく。
バシ、バシ、
1発ずつ顔面を殴り合う香理奈とあんな。
少しずつ闘志に火が着いてきたのか、香理奈はあんなのボディーに膝蹴りを打っていった。
ボシュ、
あんな:うげぇ~~、
踏み込んでいっての香理奈の膝蹴りに苦悶の表情を浮かべるあんな。
香理奈は効いていると見てあんなのボディーにパンチを打ち込んでいくと動きが止まるあんな。
香理奈はあんなの側頭部にハイキックを打っていった。
バシィ、
必死にガードするあんなだが、ガードの上からでも威力のあるハイキックにダメージを受けている。
『カーン』
ここで1ラウンドが終わった。
満足気にコーナーに戻る香理奈に対して、あんなは辛そうな表情を浮かべているが、2ラウンドに巻き返そうと気持ちを入れ替えている。
『カーン』
2ラウンドも1ラウンドと同様にグローブを合わせてから試合に入るあんなと香理奈。
あんながファイティングポーズをとって落ち着いて試合に入ると香理奈も同じ様にファイティングポーズをとって攻撃の機会を探っている。
あんなはもう少し休みたいからとローキックで距離をとろうとするが、香理奈は1ラウンドのダメージを回復させたくないからと前に出てきた。
バシ、バシ、
あんなはローキック、香理奈はミドルキックをそれぞれ打ち合っている。
あんなのキックにまだ威力があるからと警戒する香理奈。
しかし、自分のキックの方が勝っていると香理奈は考えて前に出てきてローキックを打っていくとあんなもローキックを打ち返していく。
バシ、バシ、
互いの太ももを蹴り合う香理奈とあんな。
香理奈は角度を一気に上げてハイキックを打っていくとあんなは何とかガードして防いでいる。
するとあんなもハイキックを打っていった。ガードが間に合わない香理奈。
バシィ、
あんなのハイキックを喰らってふらつく香理奈。
あんなは香理奈の顔面にパンチを打っていくと香理奈は必死にガードを固めている。
バシ、バシ、
あんなはパンチを打っていくが、香理奈のガードが堅くて中々攻め込めない。
すると香理奈はカウンターのミドルキックをあんなのボディーに打っていった。
バシ、
ボディーにヒットすると、攻撃が止まるあんな。
香理奈はあんなから一旦距離をとって落ち着こうとしている。
しばらくすると再び距離を詰めて戦うあんなと香理奈。
あんなは香理奈にハイキックを打っていくが、同じタイミングで香理奈もハイキックを打っていった。
バキィィ、
高い打点で互いの脚がぶつかり合うと衝撃音が場内に鳴り響く。
蹴り勝ったのは香理奈の様で、右脚を痛そうにするあんな。
香理奈はすかさず左脚であんなの右脚を蹴っていく。
バキ、
あんな:ああぁぁ、
思わず呻き声をあげるあんなは苦悶の表情を浮かべている。
『カーン』
ここで2ラウンド終了のゴングが鳴った。
あんなはやや右脚を引き摺りながらコーナーに戻るとセコンドに氷嚢で右脚を冷やしてもらっている。
一方の香理奈は最終ラウンドで決めようと意気込んでいる。
『カーン』
最終ラウンドも互いのグローブを合わせてから試合が始まるが、あんなの表情には余裕が無くなってきている。
香理奈はあんなの動きが悪くなっているのが分かっているので、的が絞り易くなっている。
バシィ
あんな:あうぅ、
強烈なミドルキックをヒットさせる香理奈。
あんなは苦悶の表情を浮かべているが、パンチを打ち返していく。
バシ、
あんなの意地のパンチに表情を歪める香理奈。
あんなはキックは使いにくいからとパンチで攻めようとするが、香理奈は先にハイキックを打ってきた。
バシィ、
動きが鈍いあんなの側頭部を捉える香理奈のハイキック。
香理奈の強打を受けてあんなはふらついている。
香理奈は追い打ちをかける様にして、ワンツーパンチをあんなの顔面にヒットさせるとあんなはマウスピースを飛ばして苦しそうな表情を浮かべている。
すると再び香理奈のハイキックがあんなの側頭部を襲った。
バキィ、
踏ん張れずにダウンするあんな。
妹の香理奈には負ける訳にはいかないと這いつくばりながらも起き上がろうとするあんなだが、意識が遠のいて立ち上がれない。
『カーンカーンカーン』
あんなにとっては無情のゴングが鳴った。
『勝者:香理奈』
勝者のコールをされると笑顔を見せる香理奈だが、倒れているあんなを気遣って寄り添うとあんなも意識を取り戻すと手と手を取り合っている。
あんな:負けたわ、香理奈の勝ちよ。
香理奈:お姉ちゃんも強かったわ。
あんな:私に勝ったんだから絶対に優勝しなさいよ。
2人は労い合うと立ち上がってあんなが香理奈の腕を取って掲げて見せた。
激闘の末の姉妹の愛情に歓声を送る観客。
あんなと香理奈は抱き合うと一緒に香理奈の控え室へと戻っていった。
準決勝の第1試合は香理奈VS能勢あんなの姉妹対決。
両者共に手の内を知り尽くした相手だが、絶対に負けられないと気合いが入っている。
『赤コーナー 166cm 能勢あんな~』
姉のあんなは黒のグローブに黒のパンツで登場してきた。
『青コーナー 165cm 香理奈~』
妹の香理奈は青のグローブに青のパンツで出てきた。
リングに並び立つ2人のスレンダー美女。
あんな:香理奈には絶対負けないわよ。
香理奈:出来れば、決勝で会いたかったわ。
『カーン』
ゴングが鳴るとグローブを合わせてから試合に入るあんなと香理奈。
両者はファイティングポーズをとって向かい合うとローキックを撃ち合う。
バシ、バシ、
軽い動きだが、2人ともキックボクシングを習っているだけに迫力のあるキックを見せている。
香理奈もあんなも互いにキックが得意とあって距離を保ちながら鋭いキックを打っている。
香理奈が思いきってハイキックを打っていくが、あんなは避けるとカウンターのミドルキックを打っていった。
バシ、
あんなはミドルキックを香理奈のボディーにヒットさせるとパンチを香理奈の顔面に打っていくが、これはガードして防ぐ香理奈。
一旦距離をとる香理奈とあんな。
香理奈はミドルキックを打っていくが、これも避けるあんな。
香理奈は攻撃を悉く読まれている。
あんなは威力のある香理奈の攻撃も試合を多く見ているだけに、読みが働いて避けられている。
あんなは逆にミドルキックを打ち返していくが、香理奈も同じ様で、あんなの攻撃を避けた。
距離をとってキックで攻めたい両者だが、それでは有効打を与えられないと気付き始めている。
すると両者は徐々に前に出始めた。
接近して香理奈の顔面にパンチを打つあんな。香理奈もあんなの顔面にパンチを打っていく。
バシ、バシ、
1発ずつ顔面を殴り合う香理奈とあんな。
少しずつ闘志に火が着いてきたのか、香理奈はあんなのボディーに膝蹴りを打っていった。
ボシュ、
あんな:うげぇ~~、
踏み込んでいっての香理奈の膝蹴りに苦悶の表情を浮かべるあんな。
香理奈は効いていると見てあんなのボディーにパンチを打ち込んでいくと動きが止まるあんな。
香理奈はあんなの側頭部にハイキックを打っていった。
バシィ、
必死にガードするあんなだが、ガードの上からでも威力のあるハイキックにダメージを受けている。
『カーン』
ここで1ラウンドが終わった。
満足気にコーナーに戻る香理奈に対して、あんなは辛そうな表情を浮かべているが、2ラウンドに巻き返そうと気持ちを入れ替えている。
『カーン』
2ラウンドも1ラウンドと同様にグローブを合わせてから試合に入るあんなと香理奈。
あんながファイティングポーズをとって落ち着いて試合に入ると香理奈も同じ様にファイティングポーズをとって攻撃の機会を探っている。
あんなはもう少し休みたいからとローキックで距離をとろうとするが、香理奈は1ラウンドのダメージを回復させたくないからと前に出てきた。
バシ、バシ、
あんなはローキック、香理奈はミドルキックをそれぞれ打ち合っている。
あんなのキックにまだ威力があるからと警戒する香理奈。
しかし、自分のキックの方が勝っていると香理奈は考えて前に出てきてローキックを打っていくとあんなもローキックを打ち返していく。
バシ、バシ、
互いの太ももを蹴り合う香理奈とあんな。
香理奈は角度を一気に上げてハイキックを打っていくとあんなは何とかガードして防いでいる。
するとあんなもハイキックを打っていった。ガードが間に合わない香理奈。
バシィ、
あんなのハイキックを喰らってふらつく香理奈。
あんなは香理奈の顔面にパンチを打っていくと香理奈は必死にガードを固めている。
バシ、バシ、
あんなはパンチを打っていくが、香理奈のガードが堅くて中々攻め込めない。
すると香理奈はカウンターのミドルキックをあんなのボディーに打っていった。
バシ、
ボディーにヒットすると、攻撃が止まるあんな。
香理奈はあんなから一旦距離をとって落ち着こうとしている。
しばらくすると再び距離を詰めて戦うあんなと香理奈。
あんなは香理奈にハイキックを打っていくが、同じタイミングで香理奈もハイキックを打っていった。
バキィィ、
高い打点で互いの脚がぶつかり合うと衝撃音が場内に鳴り響く。
蹴り勝ったのは香理奈の様で、右脚を痛そうにするあんな。
香理奈はすかさず左脚であんなの右脚を蹴っていく。
バキ、
あんな:ああぁぁ、
思わず呻き声をあげるあんなは苦悶の表情を浮かべている。
『カーン』
ここで2ラウンド終了のゴングが鳴った。
あんなはやや右脚を引き摺りながらコーナーに戻るとセコンドに氷嚢で右脚を冷やしてもらっている。
一方の香理奈は最終ラウンドで決めようと意気込んでいる。
『カーン』
最終ラウンドも互いのグローブを合わせてから試合が始まるが、あんなの表情には余裕が無くなってきている。
香理奈はあんなの動きが悪くなっているのが分かっているので、的が絞り易くなっている。
バシィ
あんな:あうぅ、
強烈なミドルキックをヒットさせる香理奈。
あんなは苦悶の表情を浮かべているが、パンチを打ち返していく。
バシ、
あんなの意地のパンチに表情を歪める香理奈。
あんなはキックは使いにくいからとパンチで攻めようとするが、香理奈は先にハイキックを打ってきた。
バシィ、
動きが鈍いあんなの側頭部を捉える香理奈のハイキック。
香理奈の強打を受けてあんなはふらついている。
香理奈は追い打ちをかける様にして、ワンツーパンチをあんなの顔面にヒットさせるとあんなはマウスピースを飛ばして苦しそうな表情を浮かべている。
すると再び香理奈のハイキックがあんなの側頭部を襲った。
バキィ、
踏ん張れずにダウンするあんな。
妹の香理奈には負ける訳にはいかないと這いつくばりながらも起き上がろうとするあんなだが、意識が遠のいて立ち上がれない。
『カーンカーンカーン』
あんなにとっては無情のゴングが鳴った。
『勝者:香理奈』
勝者のコールをされると笑顔を見せる香理奈だが、倒れているあんなを気遣って寄り添うとあんなも意識を取り戻すと手と手を取り合っている。
あんな:負けたわ、香理奈の勝ちよ。
香理奈:お姉ちゃんも強かったわ。
あんな:私に勝ったんだから絶対に優勝しなさいよ。
2人は労い合うと立ち上がってあんなが香理奈の腕を取って掲げて見せた。
激闘の末の姉妹の愛情に歓声を送る観客。
あんなと香理奈は抱き合うと一緒に香理奈の控え室へと戻っていった。