藤原紀華が監督を務める野球チーム・神戸ブルードラゴンズの興業が行われる。地下プロレスのリングで活躍する女優陣が紀華のコネクションで集めたオールスターチームで、今回は対戦相手がいないからと2チーム作れる選手層を活かして紅白戦をする事となった。紀華はチームを均等に振り分けると自らは審判として試合を取り仕切った。
12B青樹愛
2DH吉岡美保
3CF田中麗菜
4RF香理奈
5LF能勢あんな
P瀧澤沙織
1CF蒼野楓
2SS保田美沙子
31B杉元有美
4RF左藤江梨子
5C 納見佳代
P 菜々央
瀧澤沙織と菜々央の好投手同士の投げ合いとなったが、2チームに分けても強力なブルースターズ打線は攻略して打撃戦になっていく。
1番打者ながら思い切りの良いスイングをする蒼野楓がホームランをかっ飛ばすと田中麗菜と香理奈の連続タイムリーで追い付いて試合は引き分けとなったが、訪れた観客はレベルの高い試合に満足している。
イベントは大盛り上がりで終了へと向かっていたが、ここに肩瀬那奈が多数の女優を引き連れてやってきた。
マイクを取るまさみ。
那奈:盛り上がってるようだけど、野球なんかで本当に楽しいの?時代はサッカーでしょ。
那奈はサッカー好きの長沢まさみや川岸舞彩らとサッカーボールで遊び始めた。
すると紀華もマイクを取った。
紀華:勝手に舐めた事してるんじゃないわよ。
那奈も応戦する。
那奈:何よ、試合終わったんなら退きなさいよ。ここからは私達が盛り上げるんだから。
言い合いになる紀華と那奈。
収拾が着かなくなってきたところで、地下プロレスの主催者が割り込んで来た。
主催者:ストップ、ストップ、もめ事があるならリングの上で決着を着けよう。
主催者の発言に大盛り上がりの観客。紀華も那奈を初めとするサッカー軍団が主催者の差し金であることに漸く気付いたが、後の祭り。会場は主催者の用意した茶番染みたストーリーに盛り上がってしまっている。
主催者:野球、サッカーどちらが強いのかKー1で決めてもらおう。両陣営は代表選手を1名決めてくれ。
主催者が合図をすると黒服が入ってきてリングを組み立て始めるとあっという間に立派なリングが出来上がった。但し、リングと言ってもコーナーはあるもののロープが無い特別なリングだ。
出場選手もサッカーチームの方は事前に準備してた様で、肩瀬那奈で決まっているようだ。
一方の野球陣営は誰が出場するかでもめている。
出場を主張しているのは香理奈、藤原紀華、左藤江梨子で中々結論が出ない。
しかし、最後は姉妹の能勢あんな、能勢えれなに先輩の田中麗菜の後押しがあって香理奈の出場に決まったが、紀華と江梨子も完全には納得したわけでは無いので、わだかまりが残る選考となってしまった。
両陣営、出場選手が決まったところで試合の用意が始められた。
控室には入らずその場で“生着替え”を披露すると場内のボルテージも上がっていく。
香理奈はブルーのビキニから上を取り外してトップレスになると那奈も日本代表のレプリカユニフォームを脱いで、黒のパンツのトップレスになった。
レフリー:それでは両者リングへ。
香理奈は青、那奈は黒のグローブを着けるとリングに上がって来た。
改めてKー1ルールで試合が行われる事の説明といくつかの特別ルールが採用される旨が発表された。更に敗者には屈辱的な罰ゲームが用意されているとあって場内は盛り上がっている。
『赤コーナー 肩瀬那奈~』
『青コーナー 香理奈~』
コールされると手を上げてアピールする両者。
それぞれコーナーに陣取るセコンドから熱い声援を受けている。
『カーン』
試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
いきなり攻勢に出て来たのは那奈で開始早々から激しいパンチを香理奈の顔面に浴びせていくが、香理奈も冷静にガードを固めている。
香理奈はカウンターの機会を伺うも那奈に隙は見当たらず、逆に那奈が香理奈の顔面にパンチをヒットさせていった。
バシィ、
パンチをもらった香理奈は仰け反ると那奈はラッシュをかけていく。
バシ、バシ、
左右のパンチに揺さぶられる香理奈だが、しっかりガードするとカウンターの右フックを那奈の頬にヒットするもこれは那奈もガードして防いでいる。
香理奈がローキックを打っていくと痛がる那奈。
香理奈は効いていると見てもう一発ローキックを打っていく。
バシィ、
強烈なローキックに動きが止められる那奈。
今度は香理奈が距離を詰めるとラッシュをかけていく。
バシ、バシ、
香理奈のパンチに後退を余儀なくされながらも懸命にガードする那奈。
香理奈はハイキックを打っていくが、これは避ける那奈。
勝負を決めにかかった香理奈だが、早すぎた様で、空振りして体勢が崩れると那奈はそこを狙ってミドルキックを打っていった。
バシィ、
香理奈:あうぅ、
那奈の強烈なミドルキックに嗚咽を漏らす香理奈。
那奈はもう一発ミドルキックを打っていくが、これは何とかガードする香理奈。しかし、那奈は体勢を立て直せない香理奈の顔面にパンチを浴びせていく。
バシィ、
パンチを受けた香理奈だが、これで目が覚めたのか那奈の顔面を殴り返していく。
バシィ、
那奈も香理奈も互いを倒そうと意地になって殴り合っていく。
バシィ、バシィ、バシィ、
血飛沫を上げる那奈。ここは流石にKー1女王の香理奈は打ち合いに勝ると那奈は眉間に皺を寄せている。
香理奈は更に痛め付けようと距離を詰めて那奈のボディーに膝蹴りを打ち込んでいった。
ボシュ、
那奈:ああぁぁ~~、
しかし、これはボディーではなく股間に入ってしまった。那奈は踞って喘いでいる。
ピーー、
ここで、サッカーのホイッスルの様な音が鳴った。
レフリー:反則、那奈にペナルティーキック。
レフリーはそう言うと黒服が3人ほど入ってきて香理奈を押さえ付けた。
香理奈:何すんのよ。
黒服:反則したから股間へのペナルティーキックだ。
黒服は香理奈を立たせたまま脚を180度に開脚させると那奈は既に治療を受けて準備万端で香理奈の前に仁王立ちしている。
これから起こる事に恐怖する香理奈。
ピーー、
もう一度ホイッスルが鳴ると那奈は助走を付けて香理奈の股間にミドルキックをヒットさせていった。
バキィィ、
香理奈:ああぁぁぁぁぁぁ~~~~、
涙目になりながら崩れ落ちる香理奈。
“先制点”を奪ったのは那奈で、ダウンを喫した香理奈は股間を押さえて悶絶している。
腫れ上がる香理奈の股間。香理奈は痛がりながらも何とか立ち上がるとファイティングポーズをとったところで、1ラウンド終了を告げるゴングが鳴った。
『カーン』
両者コーナーに戻るとリフレッシュに努めているが、香理奈は股間のケアに時間を割いている。
香理奈は痛すぎて堪らずパンツをずらすとセコンドの麗菜に氷嚢を当てて貰うとあんなに直接保護用のクリームを塗らせている。
セクシーな光景に興奮する観客。
お客さんが喜んでいるからとインターバルが長目にとられる。
あんなは指先を香理奈の穴の奥まで入れて中から痛みを和らげようとすると香理奈は気持ち良さそうにしている。
しかし、那奈サイドからのクレームによりインターバルは打ち切られ両者リング中央に戻った。
『カーン』
2ラウンドが始まった。
香理奈は幸運にも長目のインターバルをとる事が出来てマシにはなったもののまだダメージは残っているのか動きは鈍い。
那奈はそれを見抜いたのか2ラウンド開始早々から前に出て来た。
バシ、バシ、
パンチを連打する那奈だが、香理奈もガードを固めてしっかりと守るとカウンターのミドルキックを打っていく。
しかし、これは那奈が避けて外れるが、香理奈の一振りを警戒して容易に前に出れなくなる那奈。
しばらく膠着状態が続くと香理奈のダメージが徐々に回復してきて今度は香理奈から仕掛けていく。
バシ、
ローキックを打つ香理奈。那奈が顔を歪めると角度を上げてミドルキックを打っていった。
バシィ、
香理奈の鋭いミドルキックを受けて一瞬動きが止まる那奈。
香理奈はスレンダーな那奈のボディーに今度は確実に膝蹴りをヒットさせていった。
ボシュ、
マウスピースに涎を垂らしながら吐き出す那奈。
香理奈は那奈のボディーにミドルキックで強打を浴びせると那奈はロープが無いので、場外へと落とされてしまった。
レフリー:香理奈、場外ホームラン。
レフリーは特別ルールを指示すると黒服が出て来て那奈を羽交い締めにして抑えた。
那奈は嫌がっているが、香理奈は観客にアピールしながらコーナーに飛び乗ると打点の高い飛び蹴りを那奈の顔面に打っていった。
バキィィ、
香理奈の足が那奈の顔面にクリーンヒットすると白目を剥いて崩れ落ちる那奈。
『カーンカーンカーン』
最後は見事な場外ホームランで試合を決めた香理奈はガッツポーズをしながらリングに戻ってきた。
『勝者:香理奈』
バットを掲げて野球の勝利をアピールする香理奈。
セコンドの田中麗菜や能勢あんな、えれなに出場を巡ってぶつかり合っていた藤原紀華に左藤江梨子もリングに上がってきて祝福している。
豪快なKO劇に会場が盛り上がる中、黒服達は着々と罰ゲームの準備を進めていた。
黒服は場外で失神している那奈のパンツを剥ぎ取ると全裸にさせてリングへと放り投げた。
獲物が来たとばかりに紀華と江梨子は那奈を掴まえると麗菜とあんなで大股を拡げさせた。
那奈:ヤメテよ、
意識を取り戻した那奈は弱々しく抵抗するが、容易に取り押さえられると香理奈は黒服から手渡された野球のボールを那奈の拡げられた穴の中に入れてみせた。
那奈:ギャアァァァァーーー、
涙を流しながら痛がる那奈を嘲笑う野球チーム。
すると香理奈は今度はバットを高々と掲げてアピールしている。
大歓声を上げる観客。那奈はこれからされる事に恐怖して顔がひきつっている。
那奈:や、めて、くださ、い、
香理奈:負けたんだから仕方ないでしょ。ちゃんと罰ゲームは受けて貰うわよ。
香理奈はバットで那奈の穴に入っているボールの先を突き始めた。
那奈:ああああぁぁぁぁ~~~~、
香理奈に何度も突かれる那奈の穴。
那奈は到底耐える事が出来ずに白目を剥いて失神してしまった。
ここで黒服が引き離して罰ゲームも終了した。
屈辱に塗れる那奈は穴から透明の液体を垂れ流して失神している。
一方の香理奈は手を振りながら会場を後にした。