第15回Kー1ビューティーマックス(蒼野楓VS熊多曜子)
- 2024/02/18
- 14:14
1、2試合目で連勝した香理奈が3試合目を辞退した為、第3試合は4番の蒼野楓と5番の熊多曜子の試合となった。
3度目の優勝を狙う楓に対して、巨乳の曜子はどう戦うのか。
『赤コーナー 164cm 92-56-84 熊多曜子~』
曜子は黒のパンツに黒のグローブを着けて登場してきた。
黒色が曜子の筋肉質なボディと巨乳を際立たせている。
『青コーナー 169cm 82-58-86 蒼野楓~』
楓は青のパンツに青のグローブで出てきた。
鍛えてきたというボディには自信が漲っており、静かにゴングを待っている。
『カーン』
ゴングが鳴ると待ちきれないとばかりに両者は接近すると顔にパンチを打ち合った。
開始早々からぶつかり合う2頭の女豹。
曜子は顔を殴られても臆する事無く、前に出てパンチを打っていくが、楓は自分の距離を保ちたいと前蹴りで間を取った。
曜子は楓の足の裏でバストを蹴られて苛立っている。
楓は距離を取ったところでミドルキックを打っていくが、曜子は読んでいてキャッチしてしまった。
驚いた様子を見せる楓だが、曜子もここからどうしたら良いのか分からず、戸惑っていてとりあえず押し倒した。
バランスを崩されて倒れた楓は激しくリングに体を打ちつけている。
レフリーはこれは反則なので、一旦試合を止めると楓が立ち上がるのを待ってから試合を再開させた。
『ファイト』
楓がリングに叩きつけられたダメージを気にしていると曜子は巨乳を揺らしながら前に出てくると顔にパンチを打っていった。
バシィ、
顔を殴られてふらつく楓。
曜子が更に楓の顔にパンチを打っていくと楓は懸命にガードして防いでいる。
楓もガードしてからパンチを返していくが、空振りに終わると曜子のパンチが楓のボディにヒットした。
ボシュ、
楓:あうぅ、
割れた腹筋を持つ楓だが、曜子のパンチを受けると思わず声を漏らして動きが止まっている。
曜子は動きが止まった楓の顔にパンチを浴びせていくと楓は何とかガードが間に合って防いでいるが、曜子のパンチの威力に押されてコーナーに追い込まれている。
楓はキックで距離を取ろうとするが、曜子が先に膝蹴りを楓のボディに打ち込んできた。
ドス、
楓:んん~~、
懸命に腹筋を入れて堪える楓だが、曜子の膝蹴りがヒットすると呻き声をあげて悶絶している。
曜子はもう1発膝蹴りを打とうとするが、今にも倒れそうになっている楓はクリンチして難を逃れている。
楓:ハア、ハア、ハア、
楓の苦しそうな息遣いが曜子に伝わると曜子は不敵な笑みを浮かべている。
『カーン』
ここで1ラウンド終了のゴングが鳴った。
楓にとってはまさに恵みのゴングでふらつきながらコーナーに戻ると用意されたパイプ椅子に座り込んだ。
一方の曜子は余裕があり、水を飲んで2ラウンドに備えている。
『カーン』
短いインターバルが終わり、2ラウンドが始まった。
曜子は1ラウンドの勢いそのままに攻めようと先ずは楓の顔にパンチを打っていくが、楓は避けるとカウンターのミドルキックを曜子のボディに打ち返していった。
バシィ、
楓のミドルキックに曜子は表情を歪めているが、意地になって前に出るとボディにパンチを打っていった。
しかし、楓は上手くガードして防ぐと再びカウンターを発動させてパンチを曜子の顔に打っていった。
バキィ、
楓のパンチがクリーンヒットすると口唇を切って血飛沫をあげる曜子。
楓は2ラウンドでようやく主導権を握り、表情に少し余裕が出てきた。
一方の曜子はこんなはずではなかったと顔に焦りの色が出ている。
楓は更に曜子の側頭部にハイキックを打っていくが、曜子は何とかガードして防いでいるが、ガードの上からでも威力のあるハイキックに押し込まれている。
楓は前に出ると曜子の顔にパンチを打っていった。
バキッ、
曜子:あうぅ、
楓のパンチを顔に受けた曜子は呻き声をあげている。
曜子は流れを変えようと意地になって大振りのパンチで楓の顔を狙っていくが、楓に避けられると逆にカウンターのパンチを顔に喰らってしまった。
バキィ、
立て続けに顔を殴られた曜子は目を虚ろにさせてふらついて巨乳もブルンと揺れている。
更に楓は膝蹴りを曜子のボディに打ち込んでいった。
ボシュ、
踞りかけて今にも倒れそうになる曜子だが、辛うじて楓に抱き着くとクリンチしてダウンを免れている。
曜子は巨乳を楓に押し付けながらも激しい息遣いになっている。
楓:息が上がってるじゃない。それにこのバストではせっかく体を鍛えてるのに戦いにくいでしょ。
曜子:ハア、ハア、うるさいわね、女としては巨乳の私の方が上よ。
曜子が言い返すと楓はカチンときている。
『ファイト』
楓が乱暴に曜子を突き放して、レフリーが再開を合図すると楓は鋭いキックを曜子のバストに浴びせていった。
パァン、
曜子のバストにヒットすると破裂音が場内に鳴り響いている。
曜子もバストを蹴られた事に怒ってダメージはあるもののパンチを返していくが、楓はガードすると曜子の顔にパンチを打ち返していった。
バキィ、
怒りの一撃を防がれた挙げ句にカウンターのパンチをもらい、苦境に陥る曜子。
空手をバックボーンに持つ楓は狙いを定めると正拳突きの構えからパンチを曜子の鳩尾に打っていった。
ドン、
曜子:ううっ、
曜子は息が詰まって声を漏らすと巨乳を揺らしながら膝から崩れ落ちた。
曜子はマウスピースを吐き出して喘ぎ声を上げて立ち上がる事が出来ない。
『カーンカーンカーン』
勝敗が決してゴングが鳴っても曜子はリングに突っ伏したまま動けない。
『勝者:蒼野楓』
勝利した楓は拳を突き上げて観客の声援に応えている。
序盤は苦しんだものの逆転での勝利に楓は安堵するとうつ伏せに倒れている曜子の頭を踏みつけて溜飲を下げている。
曜子はようやく回復して楓の右脚を振り払うと楓は曜子を見下ろしながら笑みを浮かべている。
ふらつきながらも曜子は立ち上がって自力でリングを去ると楓は次の試合を6番の岡多智子と行うかどうかの確認を受けている。
楓:もちろんやるわ。3連勝で決めるわよ、香理奈には優勝トロフィーを渡さないわ。
楓の力強い宣言に場内は盛り上がっている。
こうして次の試合は蒼野楓VS岡多智子に決まった。