『女優VSグラドル』の対抗戦も第5試合まできた。
互いに残りの駒が少なくなる中で、藍武紗季と森崎智美を起用してきた。
ルールはキャットファイトルールで行われる為、会場にはプールが設置され、足首まで浸かる程のローションが入れられている。
今回は「追い剥ぎマッチ」となり、先にビキニを脱がされた方が負けとなる。
『赤コーナー 160cm 森崎智美~』
智美はピンクのビキニで出てきた。
爆乳をセクシーなピンクのビキニで纏うと得意なキャットファイトルールにやる気満々だ。
『青コーナー 165cm 藍武紗季~』
紗季は黒のビキニで登場してきた。
こちらはこの日に備えて体を仕上げてきただけに、変則的なキャットファイトルールに不満なようだ。
改めてルールが説明されるとゴングが鳴った。
『カーン』
低く構える智美と紗季。
相手の出方を伺う両者だが、紗季がタックルを仕掛けていった。
倒そうとする紗季だが、足を滑らせて上手くいかず、智美に上から押し潰されてしまった。
紗季の上に覆い被さる智美。
紗季:チッ、退けよ、
智美:キャットファイトの戦い方を教えてあげるわ。
智美は先ずは首尾よく紗季のビキニに手をかけると脱がしていった。
早くもトップレスになる紗季。
紗季:あぁん、
紗季は咄嗟にバストを抑えるが、智美に脱がされるとビキニを放り投げられてしまった。
智美:女優の割にはいいバストしてるわね。
紗季:クソ~、見てなさい。
紗季は下から体を起こすとバランスを崩して智美を倒した。
グランドの攻防になる紗季と智美。
紗季は智美のビキニに手をかけるが、智美に払われて上手くいかない。
すると逆に智美の手が紗季のパンツに伸びてきたので、紗季は慌てて振り払った。
ローションで体を濡らしながら縺れ合う両者だが、相手を警戒するあまり有効な攻撃を出せずにいるとレフリーからストップがかかり、スタンディングでの再開を指示された。
ローションで足元が悪い中、立ち上がる紗季と智美。
『ファイト』
立ち技で勝負したい紗季は歓迎しており、積極的に組み付いていった。
パワーで押し倒そうとする紗季だが、ローションオイルが敷かれたプールではそのままのパワーは反映されず、逆に熟知する智美に受け止められると"滑り"を利用されて投げられてしまった。
バターン、
叩きつけられた紗季は表情を歪めている。
見た目には淫乱なプールのリングだが、プールの下はプロレスのリングの用なマットではなく、硬いコンクリートの台の上に設置されており、生身の体で叩きつけられると相当なダメージがある。
智美はうつ伏せになった紗季の背中に馬乗りになるとパンツを脱がそうとするが、紗季も必死にパンツを掴んで脱がされないようにしている。
膠着状態になると智美は諦めて紗季のヒップを叩き始めた。
パァン、パァン、
智美が紗季のヒップをペンペンと叩くと観客からは笑いが漏れている。
悔しそうな表情をする紗季に対して、智美はニヤリとしている。紗季は屈辱の時間に耐えてやり過ごすとレフリーは再びスタンディングでの再開を指示した。
『ファイト』
悔しさと恥ずかしさで顔を真っ赤にさせた紗季は立ち上がるや否や智美に襲いかかるが、結果は同じだった。
ローションオイルのリングを知り尽くした智美は再び紗季を叩きつけた。
バターン、
紗季も何度も硬いコンクリートに叩きつけられて反応が鈍くなっている。
智美はその隙を突いて今度は紗季のパンツをしっかりと掴むと脱がしにかかった。
紗季もすがりついて抵抗するが、今回は初動が遅く、脱がされてしまった。
『カーンカーンカーン』
紗季が大衆の面前でビキニを脱がされて全裸にさせられるとゴングが鳴らされた。
『勝者:森崎智美』
智美は戦利品の紗季のパンツを振り回して観客を盛り上げている。
紗季:チッ、こんな意味不明なルールの試合に負けても悔しくなんか無いわよ。
思わず悪態をつく紗季。
智美:舐めてるの、キャットファイトの怖さを分からせてやるわ。
智美はそう言うと再び紗季の上に馬乗りになるとキャメルクラッチをかけていった。
智美はピンクのネイルをした指を組み合わせて紗季の顎をクラッチすると紗季の体を反り返らせていく。
既に体力を消耗している紗季は抵抗出来ずに泡を吹き出した。
カーンカーンカーンカーン、
ゴングがけたたましく鳴らされるとここで黒服が止めに入った。
引き離されるも智美はキャットファイトルールを馬鹿にされた怒りが収まらない。
智美:失神してるじゃない、女優なんか口だけよ。
智美は女優を煽る発言をすると控室へと引き揚げていった。
智美の発言で対抗戦は益々盛り上がりそうな気配を見せている。