第10回アルティメットバトルトロフィー(瀧澤沙織VS蒼野楓)
- 2019/03/21
- 14:10
第10回アルティメットバトルトロフィーが開催される。
今大会は記念大会という事で西軍、東軍に別れての東西対抗戦となった。
既にメンバーは発表されていて、大会開幕前に鉄格子の檻に集まっている。
東軍:瀧澤沙織、菜々央、大須賀小百合、市河由衣、稲邑亜美、久末郁美、澤尻エリカ
西軍:香理奈、蒼野楓、杉元有美、小佐内あや、朝日奈彩、山先真実、田中麗菜
上記の14人のビキニ姿の美女が狭い檻の中で早くも火花を散らすと場内のムードも高まってきた。
7戦勝負で勝ち越したチームの勝利だが、先に一方のチームが勝ち越しを決めても7戦目まで試合は行われる事になっている事と敗れたチームの中から個人戦でも敗れた者には大会の最後に罰ゲームが用意されているとの発表があり、一層盛り上がっている。
睨み合いが一段落すると両チームは第1試合の選手を残して控室へと戻っていった。
残ったのは東軍が瀧澤沙織、西軍が蒼野楓だ。両者はビキニを脱ぎ捨てると全裸になって試合開始の時を待っている。
アルティメットバトルベルト保持者の沙織は負けられない一戦。
一方、楓としても香理奈を差し置いてエースとして先陣を切ろうと第1試合に登場してきた。
『赤コーナー 176㎝ 80-58-84 瀧澤沙織~』
沙織は美しい腹筋をアピールして檻の中でポージングをとっている。
『青コーナー 169cm 82-58-86 蒼野楓~』
楓はトレードマークの青のネイルをして気分を高めている。
上背では沙織が勝るが、空手をバックボーンに持つ楓は卓越した打撃スキルを持っており、白熱した戦いが見れそうだ。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとる沙織と楓。
沙織としては楓の打撃力の高さは把握しているもののどの程度なのか見てみたいという気持ちがあり、敢えてボクシングスタイルで向かい合っている。
楓は素早いステップワークからローキックを打っていく。
バシ、
楓のローキックが沙織の左脚に決まるが、沙織は効いてないとばかりにすぐにミドルキックを楓のボディに打ち返していった。
バシィ、
沙織のミドルキックをボディに喰らって表情を歪める楓。
観客も沙織の攻撃的なファイトスタイルを歓迎して声援を送っている。
沙織は更に攻撃を仕掛けようと距離を詰めるが、楓はタイミングを計って沙織の鳩尾を"正拳突き”で突いていった。
ドン、
沙織:うっ、
予期せぬ空手技に沙織は息を詰まらせて踞っている。
楓は体勢が低くなって無防備になった沙織の頭を蹴っていった。
バキィ、
楓の強打が沙織の頭を撃ち抜くと力無くうつ伏せに倒れる沙織。
まさかの秒殺劇かと立ち上がる観客。
倒れ込んだ沙織が体を起こそうとすると楓は容赦なく沙織の頭にサッカーボールキックを打ち込んでいく。
バキッ、
鈍い音が鳴ると意識を飛ばしかける沙織。
楓はもう1発サッカーボールキックを打とうとするが、沙織は最後の力を振り絞って楓の軸足の左の足首を掴むと引っ張って倒していった。
バーン、
背中から鉄板に叩きつけられて仰向けに倒れる楓。
不意に足首を引っ張られた楓は頭を守るのが精一杯でまともに背中を叩きつけられて中々起き上がれない。
一方の沙織はダメージが大きく這いつくばったまま立ち上がれない。
両者はほぼ同時に起き上がると楓は沙織の頭を狙ってハイキックを打っていくが、沙織は身を屈めて避けるとタックルで楓を仰向けに倒していった。
バーン、
再び背中を鉄板に叩きつけられて痛がる楓。
沙織はマウントポジションを奪おうとするが、楓は下から抵抗して許さない。
沙織はマウントポジションは諦めたが、巧みにグランドの攻防を進め、サイドポジションを奪った。
楓はサイズが大きい沙織に上から体を押さえ付けられるとサイドポジションを奪われて恐々としている。
沙織は楓の腹筋が無いわき腹に膝蹴りを打ち込んでいった。
ドス、
楓:あうぅ、
苦悶の表情を浮かべる楓。
沙織はもう1発打とうとするが、沙織が脚を振り上げた瞬間、高い戦闘センスを持つ楓は抵抗すると沙織の体をはね除けた。
素早く立ち上がる楓。
沙織はチャンスを逃したと悔しがるが、ファイティングポーズをとって向かい合っている。
楓は沙織の顔面を狙ってパンチを打っていくが、沙織はガードして防いでいる。
顔を執拗に狙ってくる楓を警戒する沙織。
楓はフットワークを利かせて回り込むとハイキックを打っていくが、沙織は避けるとカウンターのパンチをボディに打っていった。
バシ、
腹筋を入れて耐える楓だが、少し表情を歪めている。
沙織は反撃に出ようとパンチを顔面に打っていくが、楓もガードして防いでいる。
素手でのパンチを顔面に喰らえば、ダメージが大きいため、互いに警戒が強くなる沙織と楓。
沙織は序盤に受けたハイキックのダメージが大きく、時折視線が泳いでいる。
楓は積極的に攻撃の機会を伺うと沙織の顔のガードが固いからと序盤に有効打を奪った正拳突きを再び沙織の鳩尾にヒットさせた。
バシィ、
沙織:うげぇぇぇ、
沙織は空手特有の打撃に対応出来ず、嗚咽を漏らして苦しんでいる。
楓は踞りかけた沙織に狙いを定めると側頭部にハイキックを打っていった。
バキィィィ、
クリーンヒットすると白目を剥いて倒れる沙織。
『カーンカーンカーン』
沙織が失神して檻の外のレフリーはゴングを要請した。
『勝者:蒼野楓』
大事な第1試合を勝利して"エースの役割”を果たした楓は強さをアピールしようと失神して倒れる沙織の頭を踏みつけてガッツポーズをして見せた。
楓のアピールに盛り上がる場内。
暫くすると楓は満足気な様子で檻を出るとガウンを羽織って西軍のベンチに腰掛けた。
一方敗れた沙織としては序盤に不意にハイキックで頭部にダメージを負った事が響いたようで、悔しがっている。
檻の外には東西のベンチの他に敗者が捕らえられる"牢屋”が用意されており、沙織は応急処置を終えると手錠を嵌められて牢屋にぶち込まれた。
沙織は牢屋の中で、天井から吊るされたロープを手錠に巻き付けられると両手の自由を奪われている。
沙織としては東軍がチームとして敗れれば、最後に罰ゲームが待っているだけに東軍の勝利を願うしかない。
今大会は記念大会という事で西軍、東軍に別れての東西対抗戦となった。
既にメンバーは発表されていて、大会開幕前に鉄格子の檻に集まっている。
東軍:瀧澤沙織、菜々央、大須賀小百合、市河由衣、稲邑亜美、久末郁美、澤尻エリカ
西軍:香理奈、蒼野楓、杉元有美、小佐内あや、朝日奈彩、山先真実、田中麗菜
上記の14人のビキニ姿の美女が狭い檻の中で早くも火花を散らすと場内のムードも高まってきた。
7戦勝負で勝ち越したチームの勝利だが、先に一方のチームが勝ち越しを決めても7戦目まで試合は行われる事になっている事と敗れたチームの中から個人戦でも敗れた者には大会の最後に罰ゲームが用意されているとの発表があり、一層盛り上がっている。
睨み合いが一段落すると両チームは第1試合の選手を残して控室へと戻っていった。
残ったのは東軍が瀧澤沙織、西軍が蒼野楓だ。両者はビキニを脱ぎ捨てると全裸になって試合開始の時を待っている。
アルティメットバトルベルト保持者の沙織は負けられない一戦。
一方、楓としても香理奈を差し置いてエースとして先陣を切ろうと第1試合に登場してきた。
『赤コーナー 176㎝ 80-58-84 瀧澤沙織~』
沙織は美しい腹筋をアピールして檻の中でポージングをとっている。
『青コーナー 169cm 82-58-86 蒼野楓~』
楓はトレードマークの青のネイルをして気分を高めている。
上背では沙織が勝るが、空手をバックボーンに持つ楓は卓越した打撃スキルを持っており、白熱した戦いが見れそうだ。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとる沙織と楓。
沙織としては楓の打撃力の高さは把握しているもののどの程度なのか見てみたいという気持ちがあり、敢えてボクシングスタイルで向かい合っている。
楓は素早いステップワークからローキックを打っていく。
バシ、
楓のローキックが沙織の左脚に決まるが、沙織は効いてないとばかりにすぐにミドルキックを楓のボディに打ち返していった。
バシィ、
沙織のミドルキックをボディに喰らって表情を歪める楓。
観客も沙織の攻撃的なファイトスタイルを歓迎して声援を送っている。
沙織は更に攻撃を仕掛けようと距離を詰めるが、楓はタイミングを計って沙織の鳩尾を"正拳突き”で突いていった。
ドン、
沙織:うっ、
予期せぬ空手技に沙織は息を詰まらせて踞っている。
楓は体勢が低くなって無防備になった沙織の頭を蹴っていった。
バキィ、
楓の強打が沙織の頭を撃ち抜くと力無くうつ伏せに倒れる沙織。
まさかの秒殺劇かと立ち上がる観客。
倒れ込んだ沙織が体を起こそうとすると楓は容赦なく沙織の頭にサッカーボールキックを打ち込んでいく。
バキッ、
鈍い音が鳴ると意識を飛ばしかける沙織。
楓はもう1発サッカーボールキックを打とうとするが、沙織は最後の力を振り絞って楓の軸足の左の足首を掴むと引っ張って倒していった。
バーン、
背中から鉄板に叩きつけられて仰向けに倒れる楓。
不意に足首を引っ張られた楓は頭を守るのが精一杯でまともに背中を叩きつけられて中々起き上がれない。
一方の沙織はダメージが大きく這いつくばったまま立ち上がれない。
両者はほぼ同時に起き上がると楓は沙織の頭を狙ってハイキックを打っていくが、沙織は身を屈めて避けるとタックルで楓を仰向けに倒していった。
バーン、
再び背中を鉄板に叩きつけられて痛がる楓。
沙織はマウントポジションを奪おうとするが、楓は下から抵抗して許さない。
沙織はマウントポジションは諦めたが、巧みにグランドの攻防を進め、サイドポジションを奪った。
楓はサイズが大きい沙織に上から体を押さえ付けられるとサイドポジションを奪われて恐々としている。
沙織は楓の腹筋が無いわき腹に膝蹴りを打ち込んでいった。
ドス、
楓:あうぅ、
苦悶の表情を浮かべる楓。
沙織はもう1発打とうとするが、沙織が脚を振り上げた瞬間、高い戦闘センスを持つ楓は抵抗すると沙織の体をはね除けた。
素早く立ち上がる楓。
沙織はチャンスを逃したと悔しがるが、ファイティングポーズをとって向かい合っている。
楓は沙織の顔面を狙ってパンチを打っていくが、沙織はガードして防いでいる。
顔を執拗に狙ってくる楓を警戒する沙織。
楓はフットワークを利かせて回り込むとハイキックを打っていくが、沙織は避けるとカウンターのパンチをボディに打っていった。
バシ、
腹筋を入れて耐える楓だが、少し表情を歪めている。
沙織は反撃に出ようとパンチを顔面に打っていくが、楓もガードして防いでいる。
素手でのパンチを顔面に喰らえば、ダメージが大きいため、互いに警戒が強くなる沙織と楓。
沙織は序盤に受けたハイキックのダメージが大きく、時折視線が泳いでいる。
楓は積極的に攻撃の機会を伺うと沙織の顔のガードが固いからと序盤に有効打を奪った正拳突きを再び沙織の鳩尾にヒットさせた。
バシィ、
沙織:うげぇぇぇ、
沙織は空手特有の打撃に対応出来ず、嗚咽を漏らして苦しんでいる。
楓は踞りかけた沙織に狙いを定めると側頭部にハイキックを打っていった。
バキィィィ、
クリーンヒットすると白目を剥いて倒れる沙織。
『カーンカーンカーン』
沙織が失神して檻の外のレフリーはゴングを要請した。
『勝者:蒼野楓』
大事な第1試合を勝利して"エースの役割”を果たした楓は強さをアピールしようと失神して倒れる沙織の頭を踏みつけてガッツポーズをして見せた。
楓のアピールに盛り上がる場内。
暫くすると楓は満足気な様子で檻を出るとガウンを羽織って西軍のベンチに腰掛けた。
一方敗れた沙織としては序盤に不意にハイキックで頭部にダメージを負った事が響いたようで、悔しがっている。
檻の外には東西のベンチの他に敗者が捕らえられる"牢屋”が用意されており、沙織は応急処置を終えると手錠を嵌められて牢屋にぶち込まれた。
沙織は牢屋の中で、天井から吊るされたロープを手錠に巻き付けられると両手の自由を奪われている。
沙織としては東軍がチームとして敗れれば、最後に罰ゲームが待っているだけに東軍の勝利を願うしかない。