第二回クイーンカップ 準決勝(藤原紀華VS菜々央)
- 2014/10/19
- 12:48
第六試合
準々決勝1試合目のカードは藤原紀華VS菜々央。
選手入場のコールが行われる。
『赤コーナー 171cm50kg88-60-89 藤原紀華~』
帝王・藤原紀華が黒のビキニを纏って入場してきた。
女優NO,1のパーフェクトボディーを誇るが1回戦の左藤江梨子戦のダメージが気になるところ。
『青コーナー 172cm80-57-83 菜々央~』
自慢のスレンダーボディーを青のビキニで披露する菜々央。
こちらは1回戦はそれ程労せずに明日華キララを倒しての準決勝進出のため、フレッシュな状態。
『カーン』
ゴングが鳴り響いて早々、菜々央がハイキックを紀華に撃っていく。
紀華は避けるが菜々央の積極性に驚いている。
前に出続ける菜々央は紀華に掴み掛ると強引にコーナーまで押し込んで、膝蹴りを撃っていく。
ボシュ、ボシュ、
腹筋を入れて耐える紀華だが、効いているようだ。
菜々央は首投げで紀華を投げると、起き上がってきた背中に蹴りを入れた。
バシィィ、
呼吸が止まりそうになる紀華だが、このままでは押し込まれてしまうと気合いを入れて立ち上がった。
菜々央はロープで反動をつけて紀華にタックルを仕掛けるも反対に紀華のラリアットの餌食になってしまった。
バタン、
仰向けに倒される菜々央だが、すぐに起き上がって紀華の脚にローキックを打っていった。
菜々央がファイティングポーズを取るので紀華もポーズを取る。
打撃戦になる両者。
バシィ、バシィ、バキィ、バキィ、
張り手とキックの応酬になるが、紀華の重たいローキックに菜々央の美脚に炸裂すると、菜々央は顔を歪める。
バシィィ、
紀華はもう一発菜々央の左脚にローキックを打っていくと菜々央は左脚を抑えて倒れ込んだ。
紀華:そんなに解り易く弱点を言ったらダメよ。
紀華は倒れた菜々央の左脚を掴むとリング中央で決めていく。
菜々央:ぎゃあ~~、
悲鳴を上げる菜々央だが、右脚を活かして何とかロープに辿り着いた。
紀華は息つく暇も無く、菜々央を起こすとコーナーに据え付けた。
紀華:私がプロレスを教えて上げるわよ。
紀華は菜々央のバストに水平チョップを打ち込んだ。
バシィィ、
スレンダーな菜々央の体全体が揺れるような衝撃に悶絶する菜々央。
紀華は菜々央を正面から抱きかかえるとベアバックをかけていく。
しかし、これは菜々央が暴れてすぐに逃れた。
菜々央:舐めるんじゃないわよ、オバサン。いくら鍛えても年齢には勝てない事を私が教えて上げるわ。
言ってはいけない事は菜々央に言われた紀華はブチ切れた。
紀華:上等よ!私の怖さを叩きこんでやるわよ。
紀華が切れて本気になって盛り上がる観客。
紀華が菜々央に掴み掛ると、菜々央も応戦していく。喧嘩の様な取っ組み合いになる両者。
紀華は強引に菜々央を押し倒すと馬乗りになっていく。
バシィィ、
紀華は本気の張り手を菜々央の頬に叩きこんだ。
一発で意識を飛ばしそうになる菜々央。
紀華:ほら、生意気な口叩くんならこの位返してみなさいよ。
バシィィ、
菜々央は苦しい体勢だが、下から紀華を睨み付けている。
ドン、
菜々央は隙を伺って膝蹴りを紀華の背中にヒットさせると紀華はバランスを崩した。
菜々央は下からスリーパーで締め上げる。
このスリーパーはすぐに抜けてしまったが、流れを止めるには十分で紀華の動きが鈍くなった。
菜々央は起き上がると、紀華の頭にサッカボールキックを撃ち込んだ。
バキィィ、
首が拉げそうな程の威力に倒れ込む紀華。
菜々央は紀華の髪の毛を引っ張って起き上がらせるとDDTで紀華の頭をマットに叩きつけた。
フォールに入る菜々央。
『ワン、ツー、』
カウント2で返す紀華。
菜々央は紀華を仰向けに寝かせてリング中央に持ってくるとコーナーによじ登った。
菜々央:いっくぞー、
菜々央はアピールするとボディープレスを放った。
ドン、
そのままフォールに入る菜々央。
『ワン、』
なんとカウント1で返す紀華。
驚く菜々央だが、紀華が素早く立ち上がった。
紀華:そんな中途半端な攻めは意味ないわよ。
紀華は菜々央の側頭部にハイキックを撃った。
バキィィ、
膝から崩れ落ちる菜々央。
紀華は場外に菜々央を引っ張り込んだ。
ガシャーン、
早々に菜々央を鉄柵に叩きつける紀華。
紀華は場外のマットを剥がすとコンクリートが姿を見せた。
菜々央を花道の上に乗せる紀華は距離を測って、ジャーマンスプレックスの体勢に入る。
菜々央も気付いて懸命に踏ん張るが、紀華のパワーの前に持ち上げられてしまった。
後ろ向きに背中からコンクリートに叩きつけられる菜々央。
バーーーン、
菜々央:んあああぁぁ~~~
倒れて動かない菜々央、投げた紀華ですら動けない。
場外カウントが数えられる。
『フォー、ファイブ、』
紀華が動き始めた、菜々央はまだ動きが無い。
『セブン、エイト、』
ここで、紀華が起き上がってリングに戻った。
『イレブン、トウェルブ、』
リングで仁王立ちの紀華、漸く菜々央がピクリと動いた。
『フォーティン、フィフティーン』
懸命に地面を這いながらリングに戻ろうとする菜々央だが、体に力が入らない。
紀華:戦いたいなら戻ってこい、菜々央。
リングから叫ぶ紀華。
『セブンティーン、エイティーン、』
菜々央は執念でリングに戻った。
しかし、そこに待っていたのは盤石の藤原紀華。
紀華は菜々央の髪の毛を掴んで起き上がらせると、ジャーマンスプレックスホールドで投げた。
バターン、
『ワン、ツー、スリ、』
ギリギリの所で、近くにあったロープを掴む菜々央。
もう返す力は残っていない。
紀華は今度はパワーボムの体勢に入った。
軽々と力無い菜々央を持ち上げる紀華。
バターーン、
体がバウンドする程のパワーを見せて叩きつけた。
紀華:もういっちょーー。
紀華はそう叫ぶと目が虚ろになっている菜々央を再びパワーボムで投げた。
バターーーン、
パワーボム2連発に完全に倒れる菜々央。
このままフォールに入っても試合を決めれるが、紀華はエビ固めの体勢に入った。
紀華:私を本気にさせたサービスよ、トーナメントでこれだけ付き合ってあげるなから感謝しなさい。
紀華のエグイ攻めに湧く観客。
観客A:やべえぞ、紀華。男でもそんなには痛めつけねえ。鬼軍曹だ。
観客B:もう、漢の中の漢だ、紀華~。
Cの字に曲がった菜々央は全く動けない。
紀華:この技はキツいけど、失神はしないわよ。逃れたければ、自力でロープにいくか力不足を認めてタップしなさい。
最早ロープに手を伸ばす気力も無い菜々央、しかし、挑んだ以上タップは出来ない。肉体的にも精神的にも追い込まれる菜々央。紀華もかける方もしんどい技で敢えて菜々央を痛めつけている。トーナメントなので、早目に勝負を切り上げてもいいのだが、それだけ菜々央の将来性を買って追い込んでいる。
紀華:そういえば、あんたこの前大した実力も無いのにシゼルに挑んで負けたでしょ。勝手な事しないでくれる?日本の恥よ。(クイーンベルト その4)
紀華が力を強めるとあまりのダメージに菜々央は涙を流している。
ここで、菜々央の陣営がタオルを投げ入れた。
『カーンカーンカーン』
菜々央の応援に駆け付けた事務所の社長も紀華の猛攻に沈む菜々央を見ていれず、堪らずタオルを投げ入れた。
『勝者:藤原紀華』
決勝進出者の1人目が決まった。
菜々央は肉体的なダメージと自分から挑んで完膚無きまでにやられた精神的なダメージを負ってうつ伏せになって動く事が出来ない。
紀華は何も言葉をかける事無くリングから去った。
準々決勝1試合目のカードは藤原紀華VS菜々央。
選手入場のコールが行われる。
『赤コーナー 171cm50kg88-60-89 藤原紀華~』
帝王・藤原紀華が黒のビキニを纏って入場してきた。
女優NO,1のパーフェクトボディーを誇るが1回戦の左藤江梨子戦のダメージが気になるところ。
『青コーナー 172cm80-57-83 菜々央~』
自慢のスレンダーボディーを青のビキニで披露する菜々央。
こちらは1回戦はそれ程労せずに明日華キララを倒しての準決勝進出のため、フレッシュな状態。
『カーン』
ゴングが鳴り響いて早々、菜々央がハイキックを紀華に撃っていく。
紀華は避けるが菜々央の積極性に驚いている。
前に出続ける菜々央は紀華に掴み掛ると強引にコーナーまで押し込んで、膝蹴りを撃っていく。
ボシュ、ボシュ、
腹筋を入れて耐える紀華だが、効いているようだ。
菜々央は首投げで紀華を投げると、起き上がってきた背中に蹴りを入れた。
バシィィ、
呼吸が止まりそうになる紀華だが、このままでは押し込まれてしまうと気合いを入れて立ち上がった。
菜々央はロープで反動をつけて紀華にタックルを仕掛けるも反対に紀華のラリアットの餌食になってしまった。
バタン、
仰向けに倒される菜々央だが、すぐに起き上がって紀華の脚にローキックを打っていった。
菜々央がファイティングポーズを取るので紀華もポーズを取る。
打撃戦になる両者。
バシィ、バシィ、バキィ、バキィ、
張り手とキックの応酬になるが、紀華の重たいローキックに菜々央の美脚に炸裂すると、菜々央は顔を歪める。
バシィィ、
紀華はもう一発菜々央の左脚にローキックを打っていくと菜々央は左脚を抑えて倒れ込んだ。
紀華:そんなに解り易く弱点を言ったらダメよ。
紀華は倒れた菜々央の左脚を掴むとリング中央で決めていく。
菜々央:ぎゃあ~~、
悲鳴を上げる菜々央だが、右脚を活かして何とかロープに辿り着いた。
紀華は息つく暇も無く、菜々央を起こすとコーナーに据え付けた。
紀華:私がプロレスを教えて上げるわよ。
紀華は菜々央のバストに水平チョップを打ち込んだ。
バシィィ、
スレンダーな菜々央の体全体が揺れるような衝撃に悶絶する菜々央。
紀華は菜々央を正面から抱きかかえるとベアバックをかけていく。
しかし、これは菜々央が暴れてすぐに逃れた。
菜々央:舐めるんじゃないわよ、オバサン。いくら鍛えても年齢には勝てない事を私が教えて上げるわ。
言ってはいけない事は菜々央に言われた紀華はブチ切れた。
紀華:上等よ!私の怖さを叩きこんでやるわよ。
紀華が切れて本気になって盛り上がる観客。
紀華が菜々央に掴み掛ると、菜々央も応戦していく。喧嘩の様な取っ組み合いになる両者。
紀華は強引に菜々央を押し倒すと馬乗りになっていく。
バシィィ、
紀華は本気の張り手を菜々央の頬に叩きこんだ。
一発で意識を飛ばしそうになる菜々央。
紀華:ほら、生意気な口叩くんならこの位返してみなさいよ。
バシィィ、
菜々央は苦しい体勢だが、下から紀華を睨み付けている。
ドン、
菜々央は隙を伺って膝蹴りを紀華の背中にヒットさせると紀華はバランスを崩した。
菜々央は下からスリーパーで締め上げる。
このスリーパーはすぐに抜けてしまったが、流れを止めるには十分で紀華の動きが鈍くなった。
菜々央は起き上がると、紀華の頭にサッカボールキックを撃ち込んだ。
バキィィ、
首が拉げそうな程の威力に倒れ込む紀華。
菜々央は紀華の髪の毛を引っ張って起き上がらせるとDDTで紀華の頭をマットに叩きつけた。
フォールに入る菜々央。
『ワン、ツー、』
カウント2で返す紀華。
菜々央は紀華を仰向けに寝かせてリング中央に持ってくるとコーナーによじ登った。
菜々央:いっくぞー、
菜々央はアピールするとボディープレスを放った。
ドン、
そのままフォールに入る菜々央。
『ワン、』
なんとカウント1で返す紀華。
驚く菜々央だが、紀華が素早く立ち上がった。
紀華:そんな中途半端な攻めは意味ないわよ。
紀華は菜々央の側頭部にハイキックを撃った。
バキィィ、
膝から崩れ落ちる菜々央。
紀華は場外に菜々央を引っ張り込んだ。
ガシャーン、
早々に菜々央を鉄柵に叩きつける紀華。
紀華は場外のマットを剥がすとコンクリートが姿を見せた。
菜々央を花道の上に乗せる紀華は距離を測って、ジャーマンスプレックスの体勢に入る。
菜々央も気付いて懸命に踏ん張るが、紀華のパワーの前に持ち上げられてしまった。
後ろ向きに背中からコンクリートに叩きつけられる菜々央。
バーーーン、
菜々央:んあああぁぁ~~~
倒れて動かない菜々央、投げた紀華ですら動けない。
場外カウントが数えられる。
『フォー、ファイブ、』
紀華が動き始めた、菜々央はまだ動きが無い。
『セブン、エイト、』
ここで、紀華が起き上がってリングに戻った。
『イレブン、トウェルブ、』
リングで仁王立ちの紀華、漸く菜々央がピクリと動いた。
『フォーティン、フィフティーン』
懸命に地面を這いながらリングに戻ろうとする菜々央だが、体に力が入らない。
紀華:戦いたいなら戻ってこい、菜々央。
リングから叫ぶ紀華。
『セブンティーン、エイティーン、』
菜々央は執念でリングに戻った。
しかし、そこに待っていたのは盤石の藤原紀華。
紀華は菜々央の髪の毛を掴んで起き上がらせると、ジャーマンスプレックスホールドで投げた。
バターン、
『ワン、ツー、スリ、』
ギリギリの所で、近くにあったロープを掴む菜々央。
もう返す力は残っていない。
紀華は今度はパワーボムの体勢に入った。
軽々と力無い菜々央を持ち上げる紀華。
バターーン、
体がバウンドする程のパワーを見せて叩きつけた。
紀華:もういっちょーー。
紀華はそう叫ぶと目が虚ろになっている菜々央を再びパワーボムで投げた。
バターーーン、
パワーボム2連発に完全に倒れる菜々央。
このままフォールに入っても試合を決めれるが、紀華はエビ固めの体勢に入った。
紀華:私を本気にさせたサービスよ、トーナメントでこれだけ付き合ってあげるなから感謝しなさい。
紀華のエグイ攻めに湧く観客。
観客A:やべえぞ、紀華。男でもそんなには痛めつけねえ。鬼軍曹だ。
観客B:もう、漢の中の漢だ、紀華~。
Cの字に曲がった菜々央は全く動けない。
紀華:この技はキツいけど、失神はしないわよ。逃れたければ、自力でロープにいくか力不足を認めてタップしなさい。
最早ロープに手を伸ばす気力も無い菜々央、しかし、挑んだ以上タップは出来ない。肉体的にも精神的にも追い込まれる菜々央。紀華もかける方もしんどい技で敢えて菜々央を痛めつけている。トーナメントなので、早目に勝負を切り上げてもいいのだが、それだけ菜々央の将来性を買って追い込んでいる。
紀華:そういえば、あんたこの前大した実力も無いのにシゼルに挑んで負けたでしょ。勝手な事しないでくれる?日本の恥よ。(クイーンベルト その4)
紀華が力を強めるとあまりのダメージに菜々央は涙を流している。
ここで、菜々央の陣営がタオルを投げ入れた。
『カーンカーンカーン』
菜々央の応援に駆け付けた事務所の社長も紀華の猛攻に沈む菜々央を見ていれず、堪らずタオルを投げ入れた。
『勝者:藤原紀華』
決勝進出者の1人目が決まった。
菜々央は肉体的なダメージと自分から挑んで完膚無きまでにやられた精神的なダメージを負ってうつ伏せになって動く事が出来ない。
紀華は何も言葉をかける事無くリングから去った。