《試合当日の朝、熊多家の様子》
熊多曜子は試合に向けて用意しているが、子供の太郎君を近所に預ける事が出来ず、試合に連れていく事にした。
いよいよ出発というところで、太郎は見知らぬ場所へ出かける事に不安を感じたのか大好きな曜子のバストにしがみついた。
曜子:太郎、そんな事したらダメでしょ。そんなにママのおっ○いが好きなの?
曜子は怒りながらも無邪気な太郎を抱きながら可愛がっている。
《地下リング会場・選手用入口》
曜子は太郎を連れて地下リングの会場に入ると控室に入る前の選手用の入り口で対戦相手の和泉里香とばったりと会った。
これから対戦するとあって、互いに視線を合わさずに通りすぎようとするが、太郎が里香のバストに反応したのか里香のところに向かうと朝、曜子にした様に里香のバストにしがみついた。
里香:わっ、ちょっとなに!?
太郎:ママのおっ○いみたい。
驚く里香と曜子。
曜子:すいません。太郎、止めなさい!
曜子は家の時とは異なりきつく怒ると太郎はびっくりして里香から離れた。
曜子:ごめんなさいね、私の教育が悪くてこんな失礼な事をしてしまって。
里香:いいんですよ、可愛い息子さんじゃないですか。
里香は太郎の頭を撫でながら曜子の謝罪を受け入れている。
太郎:ママ、ジュース買って来るね。
太郎は曜子から小銭を貰うと自動販売機に走っていった。
里香はその場を立ち去ろうとするが、曜子の傍で止まると耳元で囁いた。
里香:チッ、育ちの悪いガキね。試合で私が母親のあんたを教育してあげるわ。
里香は去り際に悪態をつくと曜子は言い返せずに悔しい思いをしている。
両者はその後は何事も無く控室へと戻るが、一悶着あっただけに思いが強くなっている。
《熊多曜子VS和泉里香》
エキシビションマッチだが、地下リングの大物からのリクエストで組まれた巨乳同士の総合格闘技ルールでの一戦。
『赤コーナー 164cm 92-56-84 熊多曜子~』
曜子は黒のビキニにオープンフィンガーグローブを装着して出てきた。
今日は息子の太郎を連れているとあって、穏やかな表情をしている。
『青コーナー 166cm 81-57-83 和泉里香~』
里香は白のビキニにオープンフィンガーグローブを着けて登場してきた。先にリングに入っている曜子を睨み付けている。
曜子は息子をあやしながらセコンドに預けると臨戦体勢に入った。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとって構える曜子と里香。
互いに先ずは打撃で主導権を握ろうとジャブやローキックを繰り出しているが、互いに隙は見せずに緊張感ある展開になっている。
試合前の出来事があったからか里香は曜子のバストを狙ってパンチを打っていった。
慌てたものの曜子は何とかガードが間に合った。
里香:(おっ○いが好きな子供の前で、あんたのバストを潰してあげるわ)
曜子:(何するのよ!太郎の前で、バストを狙うなんて絶対に許さないわ)
火花を散らす里香と曜子。
里香はバストを狙うと見せかけて曜子の顔面にパンチを打っていった。
バシッ、
曜子はクリーンヒットを許すとふらついている。
里香は狙いを定めるとアッパーカットで曜子のバストを撃ち抜いた。
ボシュ、
曜子:んああぁぁ~~、
曜子は情けない悲鳴をあげると膝から崩れ落ちた。
里香は曜子を押し倒すとマウントポジションを奪った。
里香は曜子のビキニを剥ぎ取るとバストを握り潰しにかかる。
曜子:ああ~~、太郎の前でヤメテ~、
子供の前でバストを露にさせられて悲鳴をあげる曜子。
里香:あんたの子供が私にやってきた事でしょ。
曜子を追い詰める里香。
レフリー:里香、反則だ。もうそのくらいにしとけ。
しかし、レフリーは総合格闘技ルールでは反則だからと止める様に指示した。
里香は渋々レフリーの指示に従うと曜子から離れて立ち上がった。
続いて曜子も立ち上がってファイティングポーズをとる。
『ファイト』
スタンディングで試合が再開されるが、里香としては反則でマウントポジションまで手放した事は不満に感じている。
曜子はやり返そうと里香の顔面にパンチを打つが、里香はガードして防いでいる。
互いにガードを固めながら攻撃の機会を探る里香と曜子。
里香はミドルキックを打つと曜子のボディにヒットさせた。
バシィ、
ミドルキックを受けて表情を歪める曜子だが、里香の右脚を掴むと押し倒していった。
仰向けに倒れる里香。
曜子は里香の上に覆い被さるとスリーパーをかけていく。
里香は腕だけでなく曜子の巨乳も顔に被せられて更に苦しさが増している。
曜子:私のバストはどうかしら?楽しんでね。
曜子は意地悪そうな表情でそう言うと里香を締め上げていく。
曜子:いたいっ、
突然悲鳴をあげる曜子。里香が曜子のバストに噛みつくと曜子は思わず、スリーパーを解いてしまった。
レフリー:里香、反則だ。ファイトマネーを没収するぞ!
里香の立て続けの反則に厳しく注意を与えるレフリー。
ファイトマネーを没収されると聞いて里香も表情が変わって少し動揺している。
『ファイト』
試合が再開されると曜子は里香の動揺を感じ取ったのかすかさずタックルで里香を倒しにいった。
受け身も取れずに背中から叩きつけられる里香。
バターン、
曜子は会心のタックルを決めるとマウントポジションを奪った。
曜子:そんなにお金が大事なの?強欲な女ね。
曜子はそう言うとハンマーパンチを里香の顔面に振り落としていく。
バキ、バシィ、
小刻みながらも重たい曜子のハンマーパンチに表情を歪める里香。
バキッ、
里香:あうぅっ、
曜子のハンマーパンチが里香の顔面を捉えると里香は呻き声をあげて鼻血を吹き出している。
苦しい状況に追い込まれる里香。
曜子は里香が弱ってきたと見て素早く里香の右腕をとると腕ひしぎで極めていった。
しかし、里香も反応して咄嗟に左手で右腕をロックすると腕が伸ばされるのを防いでいる。
試合が止まるとレフリーはスタンディングで再開するように指示した。
『ファイト』
両者が立ち上がると試合が再開される。
曜子も汗をびっしょりとかいているが、里香は顔を殴られたダメージからか表情に余裕が無くなっている。
徐々に優勢になってきた曜子は子供の太郎の声援もあって、勢いづいてきた。
里香はやり返そうと曜子の顔面を狙っているが、曜子は組み付いていくと里香を倒そうとしている。
グランドの攻防になれば、スレンダーな里香よりもグラマラスな曜子が優位なだけに里香は必死に踏ん張っているが、曜子は体重をかけて里香を押し倒した。
再びマウントポジションを奪おうとする曜子だが、里香も曜子に抱き着く様にして許さない。
グランドで縺れ合う曜子と里香。
必死に食らいつく里香だが、曜子が上から体を揺らして振り払うと馬乗りの体勢になった。
再び里香の顔面にハンマーパンチを振り落とす曜子。
里香はガードを固めるが、曜子に顔を殴られて苦悶の表情を浮かべている。
確実に里香にダメージを与える曜子。
里香はこのままでは負けてしまうと反撃しようとするが、曜子が体を上手くコントロールすると里香は体をひっくり返されて今度はバックマウントの体勢になってしまった。
曜子は里香の後頭部を殴っていく。
バキ、バキ、バキッ、
鈍い音が場内に響き渡ると里香は頭を抱えて意識を朦朧とさせている。
ヒートアップする場内。
苦境に立たされる里香は何とかしようと体を起こそうとするが、曜子に後ろからスリーパーをかけられてしまった。
曜子は里香の胴体に両脚を巻きつけて磐石の体勢に持ち込んだ。
逃れようとする里香だが、曜子は自らのバストで里香の頭を固定している。
曜子のスリーパーに落ちそうになる里香。
曜子は勝利を確信したのか笑みを浮かべながら締め上げていく。
脱け出そうと粘る里香だが、意識が遠退いて体が震え始めている。
屈辱的ながらも限界と判断した里香は曜子の腕をタップしようとするが、時既に遅く失神してしまった。
しかし、レフリーは気づかない。
里香はタップが出来ずに締め上げられていくと遂には失禁までしてしまった。
里香のだらしなく開いた股間から流れ出るとここで、ようやくレフリーはゴングを要請した。
『カーンカーンカーン』
曜子は胸元で落ちた里香を満足気な様子で見てから立ち上がった。
『勝者:熊多曜子』
子供の太郎に悪態をついた里香に勝利して笑顔を浮かべる曜子。
観客も“失神KO”ならぬ“失禁KO”に盛り上がっている。
一方の里香は失神しながらも悔しさで涙を流している。
すると太郎がママの曜子を祝福しにリングに上がってきた。
曜子:あら、太郎。ママが勝つところ見てくれた。
太郎:うん、ママ格好良かった。さっきのお姉さん、おしっこ漏らしてるよ。我慢できなかったのかな。
曜子:あらあら恥ずかしいわね。太郎はこんなだらしない事をしたらダメよ。
曜子はそう言うと太郎を抱いて笑顔を振りまきながらリングを去っていった。
一方の里香は担架で運ばれると観客は残酷な女の戦いに震え上がった。