第1回総合格闘技カップ準決勝(ジゼルブンチャンVS瀧澤沙織)
- 2017/08/11
- 10:01
第1回総合格闘技カップは準決勝を向かえた。
対戦カードは瀧澤沙織VSジゼルブンチャンで、第1回クイーンカップで優勝経験がある沙織には打倒・ジゼルの期待が寄せられている。
『赤コーナー 180cm 89-59-89 ジゼルブンチャン~』
ジゼルはオープンフィンガーグローブを装着してカナリアイエローのビキニを着て登場してきた。
日本の女優を馬鹿にし続けるジゼルにはブーイングが飛んでいる。
『青コーナー 176cm 80-58-84 瀧澤沙織~』
一方、歓声を浴びて出てきた沙織は黒のビキニにオープンフィンガーグローブを着けて出てきた。
沙織の1回戦のダメージが気になるところだが、ジゼルに敗れた紀華よりもサイズがあるだけに期待が高まっている。
オクタゴンの対角線に立つ両者は睨み合うと緊張感が高まってきた。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとって静かに構えるジゼルと沙織。
ジゼルが攻撃の機会を探ってジャブを打つが、沙織は落ち着いてガードして隙を見せない。
沙織は不用意に攻撃して一撃の威力があるジゼルのカウンターを喰らわない様にカウンタースタイルで試合を進めている。
ジゼルは沙織の守備的な姿勢にイライラしているのか思いきって右ストレートを沙織の顔面に打っていった。
しかし、沙織はガードして防ぐと“網にかかった”と鋭いカウンターのパンチをジゼルの顔面にヒットさせていった。
バシィ、
沙織のパンチを顔面に喰らって顔を歪めるジゼル。
沙織は続けてミドルキックをジゼルのボディーに打っていった。
バシィ、
ジゼル:オウゥ、
強力な一撃に動きが止まるジゼル。
その隙に沙織はタックルでテイクダウンを奪うと馬乗りになっていった。
沙織の攻撃に歓声に包まれる場内。
沙織はジゼルの顔面にハンマーパンチを振り落としていく。
バキ、バキィ、
沙織のパンチに表情を歪めるジゼル。
沙織はバランスを保ってポジションをキープしながらジゼルの顔面にパンチを打っていくとジゼルは早くも汗をびっしょりかいている。
ジゼルとしては沙織とは体格差があまり無いだけに容易に体勢を変える事が出来ずに苦しい展開になっている。
バキィ、バキィ、
ジゼル:オウゥ、
沙織の猛打にジゼルは口をパクパクさせて呻き声を上げている。
観客も行けるぞと感じて声援が大きくなっている。
沙織は勢いに乗ってパンチを振り落としていくが、ジゼルは下から沙織の手をキャッチしてようやく攻撃を止める事に成功した。
振り払おうとする沙織だが、ジゼルにガッチリと掴まれると動きを止められてしまった。
『ストップ』
レフリーに試合を止められて落胆する沙織。
場内からも判定にブーイングが飛んでいるが、スタンディングから試合が再開される事になった。
『ファイト』
ファイティングポーズをとって構える沙織とジゼル。
沙織はジゼルが回復する前に攻めようと前に出ると顔面にパンチを打っていった。
しかし、これはガードして防ぐジゼル。
沙織は続けてパンチを打っていくが、ジゼルは避けるとカウンターのパンチを沙織の顔面にヒットさせていった。
バシッ、
ジゼルのパンチを顔面に喰らってふらつく沙織。
ジゼルはようやくリズムを掴んできたのかハイキックを沙織の側頭部に打っていった。
バシィ、
ガードして防ぐ沙織だが、ガードの上からでも威力があるジゼルのハイキックに金網際まで押し込まれている。
一気に攻勢に出るジゼルは沙織の顔面にパンチを打っていくと沙織もジゼルの顔面を殴り返していって殴り合いになっていく。
バシッ、バシィ、バキィ、バシッ、
長身美女同士の殴り合いにヒートアップする場内。
ジゼルは鼻血を吹き出しているが、沙織も口唇を切って血飛沫を飛ばしている。
ジゼルと真っ向から殴り合う沙織だが、筋肉量でジゼルに分がある様で、徐々に顔を殴られる回数が増えている。
バシッ、バキィ、
顔を殴られて目を虚ろにさせる沙織。
ジゼルは顔のガードを固める沙織に対してボディーに膝蹴りを打ち込んでいった。
ドス、
ジゼルの膝が沙織のボディーにヒットするが、沙織も割れた腹筋に力を込めて耐えている。
ジゼル:少しはやるみたいね。
ジゼルは余裕が出てきた様で、沙織を挑発している。
沙織はジゼルの顔面にパンチを打ち返していくが、ジゼルはガードすると逆に沙織の鳩尾にパンチを打ち返していった。
ドス、
沙織:あうぅ、
鳩尾を殴られて一瞬息が詰まる沙織。
ジゼルは沙織の動きが止まったのを見逃さず、顔面にワンツーパンチを打っていった。
バシ、バキィ、
顔を殴られて意識を飛ばしかける沙織。
ジゼルは尚も沙織を金網際に追い詰めて圧力をかけ続けている。
沙織は殴られて顔を腫らしている。
ジゼルは勝負を決めようと力を込めてパンチを打っていくが、モーションが大きくなったので、沙織が屈んで避けるとタックルでジゼルを倒していった。
苦しい状況ながらもサイドポジションを奪う沙織。
ジゼルはしまったという表情を浮かべるが、沙織はボディーに膝蹴りを打ち込んでいく。
ボシュ、
ジゼル:オウゥ、
膝蹴りを喰らって呻き声を上げるジゼル。
沙織は何とかポジションを上げてマウントポジションを奪おうとするが、ジゼルもそうはさせじと守っている。
するとジゼルは沙織の右腕をとって腕ひしぎをかけていった。
沙織:ああああああぁぁぁ~~~~、
激痛に悲鳴を上げる沙織。
ジゼル:油断シタワネ。
今度はしてやったりの表情になるジゼル。
沙織が苦悶の表情を浮かべるのとは対照的にジゼルは腕をガッチリ極めて不敵な笑みを浮かべている。
必死に抜け出そうとする沙織だが、ジゼルの長い脚が沙織の腕に巻きついて離れない。
ジゼル:モウ、タップしなサイ。限界デショ。
ジゼルは意地悪そうな表情をしながら掴まえた沙織の指を舐めて見せた。
耐える沙織だが、遂に激痛に耐えかねたのかタップした。
『カーンカーンカーン』
沙織の無念のタップで試合終了のゴングが鳴るが、ジゼルはまだ沙織の腕を離さない。
沙織:ああぁぁ~~、もうタップしたでしょ。離しなさいよ。
涙を流しながら訴える沙織だが、ジゼルは技を解くどころかグイグイ腕を揺すって沙織を苛めていく。
黒服がオクタゴンに入ってくると沙織はようやく解放された。
ジゼル:フン、何泣いてんノヨ。
ジゼルは這いつくばって腕を抱えながら涙を流す沙織にそう吐き捨てると悠然と立ち上がった。
『勝者:ジゼルブンチャン』
ジゼルはブーイングが飛ぶ中、逆に手を上げて応えている。
決勝進出を決めたジゼルはあと1つで優勝トロフィーが手に入ると喜んでいる。
一方の沙織は腕を庇いながらオクタゴンのリングから去った。沙織としては序盤攻め込んだだけに悔しさが残る敗戦となってしまった。
対戦カードは瀧澤沙織VSジゼルブンチャンで、第1回クイーンカップで優勝経験がある沙織には打倒・ジゼルの期待が寄せられている。
『赤コーナー 180cm 89-59-89 ジゼルブンチャン~』
ジゼルはオープンフィンガーグローブを装着してカナリアイエローのビキニを着て登場してきた。
日本の女優を馬鹿にし続けるジゼルにはブーイングが飛んでいる。
『青コーナー 176cm 80-58-84 瀧澤沙織~』
一方、歓声を浴びて出てきた沙織は黒のビキニにオープンフィンガーグローブを着けて出てきた。
沙織の1回戦のダメージが気になるところだが、ジゼルに敗れた紀華よりもサイズがあるだけに期待が高まっている。
オクタゴンの対角線に立つ両者は睨み合うと緊張感が高まってきた。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとって静かに構えるジゼルと沙織。
ジゼルが攻撃の機会を探ってジャブを打つが、沙織は落ち着いてガードして隙を見せない。
沙織は不用意に攻撃して一撃の威力があるジゼルのカウンターを喰らわない様にカウンタースタイルで試合を進めている。
ジゼルは沙織の守備的な姿勢にイライラしているのか思いきって右ストレートを沙織の顔面に打っていった。
しかし、沙織はガードして防ぐと“網にかかった”と鋭いカウンターのパンチをジゼルの顔面にヒットさせていった。
バシィ、
沙織のパンチを顔面に喰らって顔を歪めるジゼル。
沙織は続けてミドルキックをジゼルのボディーに打っていった。
バシィ、
ジゼル:オウゥ、
強力な一撃に動きが止まるジゼル。
その隙に沙織はタックルでテイクダウンを奪うと馬乗りになっていった。
沙織の攻撃に歓声に包まれる場内。
沙織はジゼルの顔面にハンマーパンチを振り落としていく。
バキ、バキィ、
沙織のパンチに表情を歪めるジゼル。
沙織はバランスを保ってポジションをキープしながらジゼルの顔面にパンチを打っていくとジゼルは早くも汗をびっしょりかいている。
ジゼルとしては沙織とは体格差があまり無いだけに容易に体勢を変える事が出来ずに苦しい展開になっている。
バキィ、バキィ、
ジゼル:オウゥ、
沙織の猛打にジゼルは口をパクパクさせて呻き声を上げている。
観客も行けるぞと感じて声援が大きくなっている。
沙織は勢いに乗ってパンチを振り落としていくが、ジゼルは下から沙織の手をキャッチしてようやく攻撃を止める事に成功した。
振り払おうとする沙織だが、ジゼルにガッチリと掴まれると動きを止められてしまった。
『ストップ』
レフリーに試合を止められて落胆する沙織。
場内からも判定にブーイングが飛んでいるが、スタンディングから試合が再開される事になった。
『ファイト』
ファイティングポーズをとって構える沙織とジゼル。
沙織はジゼルが回復する前に攻めようと前に出ると顔面にパンチを打っていった。
しかし、これはガードして防ぐジゼル。
沙織は続けてパンチを打っていくが、ジゼルは避けるとカウンターのパンチを沙織の顔面にヒットさせていった。
バシッ、
ジゼルのパンチを顔面に喰らってふらつく沙織。
ジゼルはようやくリズムを掴んできたのかハイキックを沙織の側頭部に打っていった。
バシィ、
ガードして防ぐ沙織だが、ガードの上からでも威力があるジゼルのハイキックに金網際まで押し込まれている。
一気に攻勢に出るジゼルは沙織の顔面にパンチを打っていくと沙織もジゼルの顔面を殴り返していって殴り合いになっていく。
バシッ、バシィ、バキィ、バシッ、
長身美女同士の殴り合いにヒートアップする場内。
ジゼルは鼻血を吹き出しているが、沙織も口唇を切って血飛沫を飛ばしている。
ジゼルと真っ向から殴り合う沙織だが、筋肉量でジゼルに分がある様で、徐々に顔を殴られる回数が増えている。
バシッ、バキィ、
顔を殴られて目を虚ろにさせる沙織。
ジゼルは顔のガードを固める沙織に対してボディーに膝蹴りを打ち込んでいった。
ドス、
ジゼルの膝が沙織のボディーにヒットするが、沙織も割れた腹筋に力を込めて耐えている。
ジゼル:少しはやるみたいね。
ジゼルは余裕が出てきた様で、沙織を挑発している。
沙織はジゼルの顔面にパンチを打ち返していくが、ジゼルはガードすると逆に沙織の鳩尾にパンチを打ち返していった。
ドス、
沙織:あうぅ、
鳩尾を殴られて一瞬息が詰まる沙織。
ジゼルは沙織の動きが止まったのを見逃さず、顔面にワンツーパンチを打っていった。
バシ、バキィ、
顔を殴られて意識を飛ばしかける沙織。
ジゼルは尚も沙織を金網際に追い詰めて圧力をかけ続けている。
沙織は殴られて顔を腫らしている。
ジゼルは勝負を決めようと力を込めてパンチを打っていくが、モーションが大きくなったので、沙織が屈んで避けるとタックルでジゼルを倒していった。
苦しい状況ながらもサイドポジションを奪う沙織。
ジゼルはしまったという表情を浮かべるが、沙織はボディーに膝蹴りを打ち込んでいく。
ボシュ、
ジゼル:オウゥ、
膝蹴りを喰らって呻き声を上げるジゼル。
沙織は何とかポジションを上げてマウントポジションを奪おうとするが、ジゼルもそうはさせじと守っている。
するとジゼルは沙織の右腕をとって腕ひしぎをかけていった。
沙織:ああああああぁぁぁ~~~~、
激痛に悲鳴を上げる沙織。
ジゼル:油断シタワネ。
今度はしてやったりの表情になるジゼル。
沙織が苦悶の表情を浮かべるのとは対照的にジゼルは腕をガッチリ極めて不敵な笑みを浮かべている。
必死に抜け出そうとする沙織だが、ジゼルの長い脚が沙織の腕に巻きついて離れない。
ジゼル:モウ、タップしなサイ。限界デショ。
ジゼルは意地悪そうな表情をしながら掴まえた沙織の指を舐めて見せた。
耐える沙織だが、遂に激痛に耐えかねたのかタップした。
『カーンカーンカーン』
沙織の無念のタップで試合終了のゴングが鳴るが、ジゼルはまだ沙織の腕を離さない。
沙織:ああぁぁ~~、もうタップしたでしょ。離しなさいよ。
涙を流しながら訴える沙織だが、ジゼルは技を解くどころかグイグイ腕を揺すって沙織を苛めていく。
黒服がオクタゴンに入ってくると沙織はようやく解放された。
ジゼル:フン、何泣いてんノヨ。
ジゼルは這いつくばって腕を抱えながら涙を流す沙織にそう吐き捨てると悠然と立ち上がった。
『勝者:ジゼルブンチャン』
ジゼルはブーイングが飛ぶ中、逆に手を上げて応えている。
決勝進出を決めたジゼルはあと1つで優勝トロフィーが手に入ると喜んでいる。
一方の沙織は腕を庇いながらオクタゴンのリングから去った。沙織としては序盤攻め込んだだけに悔しさが残る敗戦となってしまった。