K-1ベルト その14(金城麻央VS朝日奈彩)
- 2016/11/05
- 09:04
金城麻央のKー1ベルト初防衛戦が行われる。
挑戦者は先日のKー1ビューティーマックスでベスト4に入った朝日奈彩で初タイトルを狙っている。
『赤コーナー 156cm 金城麻央~』
麻央は赤のグローブに黒のパンツを履いてチャンピオンベルトを肩に掛けて登場してきた。
『青コーナー 171cm 朝日奈彩~』
彩は青のグローブに白のパンツで出てきた。
スレンダーボディーのトップレスに観客からは歓声が上がっている。
彩の長身を警戒する麻央。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとって向かい合う麻央と彩。
ゆったり構える彩に対して、麻央は小刻みにステップを踏みながらリズムをとっている。
バシ、
先に仕掛けたのは麻央の方で、右ストレートを打っていくと彩は避けるも掠める様にしてヒットしている。
麻央はやや体勢が崩れた彩を攻め込んで行こうと前に出ると顔面にパンチを打っていくと必死にガードを固める彩だが、麻央のパンチにはガードの上からでも威力がある。
いつの間にかコーナーを背にする彩。
麻央は早くも勢いに乗ってラッシュをかけようとするが、彩もカウンターのパンチを麻央の顔面に打っていくとコーナーで打ち合う彩と麻央。
バシ、バシィ、バシ、バシィ、
顔面を殴り合っていくとボクシングスキルに勝る麻央のパンチが彩の顔面を捉えていく。
バキィ、
麻央の強烈な右フックを喰らってふらつく彩。
麻央は一気に勝負を決めにかかるが、彩は抱き付いてクリンチで逃れた。
彩:ハアハアハアハア、
息遣いが荒くなる彩。
麻央は彩が早くも疲れているからと笑みを浮かべている。
『ファイト』
両者は一旦離れるとレフリーは試合を再開させた。
ファイティングポーズをとりながら間合いを測る彩と麻央。
彩は出来るだけ距離を取ろうと前蹴りを打っていくが、麻央は容易に距離を詰めてきた。
接近した両者は再びパンチを打ち合っていく。
バシィ、バシ、バシィ、バキィ、バシ、
激しく殴り合う麻央と彩。
自信がありそうな表情の麻央に対して、彩は殴り合いに不安そうな表情を浮かべるが、彩のパンチが麻央の顔面を捉えた。
バキ、
麻央:ブヘ、
文字通り鼻っ柱をへし折られた麻央は鼻血を流している。
一転して表情を歪める麻央。
彩は続けて麻央の側頭部にハイキックを打っていった。
バキィ、
彩の長い脚から繰り出されるハイキックを喰らった麻央は目を虚ろにさせてふらついている。
麻央は必死にガードを固めるが、彩はパンチを顔面に連打してラッシュをかけていく。
バシィ、バシ、バシィ、
顔を殴られて頬を紅潮させる麻央。
『カーン』
ここで1ラウンド終了のゴングが鳴った。
自陣コーナーに戻る両者だが、麻央は鼻血をタオルで止めて苦しそうな表情になっている。
『カーン』
両者が再びリング中央に戻って来ると2ラウンド開始のゴングが鳴らされた。
1ラウンドに比べて余裕が無くなっている麻央に対して、彩は悠々と構えている。
先に仕掛けたのは麻央の方で、パンチを彩の顔面に打っていくが、彩はガードして防ぐとカウンターのミドルキックを麻央のボディーにヒットさせていった。
バシィ、
彩の強打に体を捩らせる麻央。
勢いに乗ってきた彩はハイキックを打っていくが、麻央はこれは避けるとカウンターのパンチを彩の顎にヒットさせていった。
バキ、
顎を揺らされてふらつく彩は口唇を切っている。
麻央は再び流れを持ってこようと距離を詰めて接近戦に持ち込むと膝蹴りを彩のボディーに打ち込んでいく。
ボシュ、
彩:おうぅ、
麻央の膝が彩のスレンダーボディーに突き刺さって彩は思わず嗚咽を漏らしている。
すると麻央はワンツーパンチで彩の顔面を叩いて畳み掛けていく。
バシ、バシィ、
頬を紅潮させてふらつく彩だが、ミドルキックを麻央のボディーに打ち返していく。
バシィ、
強烈なミドルキックが決まって体をくの字にさせる麻央。
互いに汗をびっしょりかいて消耗している。
一気に攻めたかった麻央だが、動きを止められると逆に彩がもう一発ミドルキックを打っていった。
バシィ、
麻央:うげぇぇ、
彩の長い脚から繰り出される強烈なミドルキックで内臓を叩かれて悶絶する麻央。
彩は麻央の顔面にパンチを打っていく。
バキィ、
麻央はガードが間に合わずに顔面に彩のパンチが直撃すると酷くなる麻央の鼻血。
リングに麻央の鼻血が滴り落ちると盛り上がる観客。
彩は更に麻央の顔面にパンチを叩き込んでいく。
バシィ、バキィ、
彩の強打に麻央はガードするもコーナーに追い込まれて殴られている。
『カーン』
2ラウンド終了のゴングが鳴った。
ダウンを免れた麻央だが、顔を殴られて泣きそうな表情になりながら自陣コーナーの椅子に座り込んだ。
一方の彩も肩で息をしながら辛そうな表情になっていてダメージの大きさが伺える。
『カーン』
運命の最終ラウンドが始まった。
麻央はこのままでは判定でも勝ち目が無いからと疲労が濃い体に鞭を打って前に出てきたが、彩も守るつもりは無く迎え撃つと3ラウンド開始早々から激しく打ち合っていく。
バシ、バシィ、バシ、バキィ、
顔面を殴り合う彩と麻央。
必死に彩の顔面にパンチを打つが、身長差から彩の上から降り下ろすパンチを喰らって苦悶の表情を浮かべている。
彩は一気に勝負を決めようとハイキックを打っていくが、麻央は間一髪で避けて逃れるもダメージからかカウンターの打撃を繰り出せない。
その間に体勢を立て直した彩は距離を詰めると麻央の顔面にパンチを打って襲い掛かっていく。
バシ、バキィ、
麻央はガードを固めてカウンターにいこうとするが、次第にガードをするだけになっている。
バキ、バキィ、バキィ、
顔面を殴られている麻央は顔を鼻血で血の海にさせていて今にも倒れそうになっているが、女王の意地で辛うじて踏ん張っている。
顔を殴られたくないからと顔のガードを固める麻央だが、彩はがら空きになった麻央のボディーに膝蹴りを打ち込んでいった。
ボシュュュ、
麻央:あうぅぅぅ、
麻央のボディーに彩の膝が突き刺さると麻央はマウスピースを吐き出して口をパクパクさせながら倒れ込んだ。
お腹を抑えて悶絶する麻央は苦しそうな表情を浮かべている。
それを見た彩は勝利を確信したのかガッツポーズをしているが、麻央が徐々に起き上がってきて驚いている。
麻央がカウント8でファイティングポーズをとると麻央の根性に場内は盛り上がっている。
『ファイト』
試合が再開されると一気にKO勝利を狙って前に出る彩に対して麻央もベルトを諦めずにガードを固めてからのカウンターで一発を狙っている。
バシ、バキィ、
容赦なく麻央の顔面にパンチを浴びせる彩。
麻央は顔を何発も殴られながらもダウンをすれば試合が終わってしまうからと耐えている。
それでも勝利を目指す麻央は彩の顔面にパンチを打っていくが、届かない。
次第に彩に顔面を殴られるだけになる麻央。
バシィ、バキィ、バシィ、
顔をボコボコにされる麻央。
『カーンカーンカーン』
ノックアウト寸前まで追い詰められた麻央だが、ここで試合終了のゴングが鳴った。
KOは出来なかった彩だが、ほぼ勝利を手中に収めて満足そうな表情をしている。
一方の麻央はゴングが鳴った瞬間に解放されて安心したのか倒れ込んでしまった。
しばらくすると最早ベルトの行方は分かっているものの判定が発表される。
『お待たせ致しました。只今より判定結果を発表させて頂きます。』
アナウンスが流れると場内は静かになって判定を聞いている。
『1人目、30-27 青、朝日奈彩』
『2人目、30-26 青、朝日奈彩』
『3人目、29-27 青、朝日奈彩、よって勝者:朝日奈彩、第7代K-1ベルト女王は朝日奈彩!』
新女王の誕生に歓声が沸き起こる場内。
主催者がリングにベルトを運んでくると誇らしげに腰に巻く彩。
デビューから早々にタイトルを獲得した彩は手を振りながら声援に応えている。
浅いキャリアながらも長い手脚を活かした破壊力のある打撃で女王に輝いた彩はどこまで防衛ロードを進むのだろうか!?
挑戦者は先日のKー1ビューティーマックスでベスト4に入った朝日奈彩で初タイトルを狙っている。
『赤コーナー 156cm 金城麻央~』
麻央は赤のグローブに黒のパンツを履いてチャンピオンベルトを肩に掛けて登場してきた。
『青コーナー 171cm 朝日奈彩~』
彩は青のグローブに白のパンツで出てきた。
スレンダーボディーのトップレスに観客からは歓声が上がっている。
彩の長身を警戒する麻央。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとって向かい合う麻央と彩。
ゆったり構える彩に対して、麻央は小刻みにステップを踏みながらリズムをとっている。
バシ、
先に仕掛けたのは麻央の方で、右ストレートを打っていくと彩は避けるも掠める様にしてヒットしている。
麻央はやや体勢が崩れた彩を攻め込んで行こうと前に出ると顔面にパンチを打っていくと必死にガードを固める彩だが、麻央のパンチにはガードの上からでも威力がある。
いつの間にかコーナーを背にする彩。
麻央は早くも勢いに乗ってラッシュをかけようとするが、彩もカウンターのパンチを麻央の顔面に打っていくとコーナーで打ち合う彩と麻央。
バシ、バシィ、バシ、バシィ、
顔面を殴り合っていくとボクシングスキルに勝る麻央のパンチが彩の顔面を捉えていく。
バキィ、
麻央の強烈な右フックを喰らってふらつく彩。
麻央は一気に勝負を決めにかかるが、彩は抱き付いてクリンチで逃れた。
彩:ハアハアハアハア、
息遣いが荒くなる彩。
麻央は彩が早くも疲れているからと笑みを浮かべている。
『ファイト』
両者は一旦離れるとレフリーは試合を再開させた。
ファイティングポーズをとりながら間合いを測る彩と麻央。
彩は出来るだけ距離を取ろうと前蹴りを打っていくが、麻央は容易に距離を詰めてきた。
接近した両者は再びパンチを打ち合っていく。
バシィ、バシ、バシィ、バキィ、バシ、
激しく殴り合う麻央と彩。
自信がありそうな表情の麻央に対して、彩は殴り合いに不安そうな表情を浮かべるが、彩のパンチが麻央の顔面を捉えた。
バキ、
麻央:ブヘ、
文字通り鼻っ柱をへし折られた麻央は鼻血を流している。
一転して表情を歪める麻央。
彩は続けて麻央の側頭部にハイキックを打っていった。
バキィ、
彩の長い脚から繰り出されるハイキックを喰らった麻央は目を虚ろにさせてふらついている。
麻央は必死にガードを固めるが、彩はパンチを顔面に連打してラッシュをかけていく。
バシィ、バシ、バシィ、
顔を殴られて頬を紅潮させる麻央。
『カーン』
ここで1ラウンド終了のゴングが鳴った。
自陣コーナーに戻る両者だが、麻央は鼻血をタオルで止めて苦しそうな表情になっている。
『カーン』
両者が再びリング中央に戻って来ると2ラウンド開始のゴングが鳴らされた。
1ラウンドに比べて余裕が無くなっている麻央に対して、彩は悠々と構えている。
先に仕掛けたのは麻央の方で、パンチを彩の顔面に打っていくが、彩はガードして防ぐとカウンターのミドルキックを麻央のボディーにヒットさせていった。
バシィ、
彩の強打に体を捩らせる麻央。
勢いに乗ってきた彩はハイキックを打っていくが、麻央はこれは避けるとカウンターのパンチを彩の顎にヒットさせていった。
バキ、
顎を揺らされてふらつく彩は口唇を切っている。
麻央は再び流れを持ってこようと距離を詰めて接近戦に持ち込むと膝蹴りを彩のボディーに打ち込んでいく。
ボシュ、
彩:おうぅ、
麻央の膝が彩のスレンダーボディーに突き刺さって彩は思わず嗚咽を漏らしている。
すると麻央はワンツーパンチで彩の顔面を叩いて畳み掛けていく。
バシ、バシィ、
頬を紅潮させてふらつく彩だが、ミドルキックを麻央のボディーに打ち返していく。
バシィ、
強烈なミドルキックが決まって体をくの字にさせる麻央。
互いに汗をびっしょりかいて消耗している。
一気に攻めたかった麻央だが、動きを止められると逆に彩がもう一発ミドルキックを打っていった。
バシィ、
麻央:うげぇぇ、
彩の長い脚から繰り出される強烈なミドルキックで内臓を叩かれて悶絶する麻央。
彩は麻央の顔面にパンチを打っていく。
バキィ、
麻央はガードが間に合わずに顔面に彩のパンチが直撃すると酷くなる麻央の鼻血。
リングに麻央の鼻血が滴り落ちると盛り上がる観客。
彩は更に麻央の顔面にパンチを叩き込んでいく。
バシィ、バキィ、
彩の強打に麻央はガードするもコーナーに追い込まれて殴られている。
『カーン』
2ラウンド終了のゴングが鳴った。
ダウンを免れた麻央だが、顔を殴られて泣きそうな表情になりながら自陣コーナーの椅子に座り込んだ。
一方の彩も肩で息をしながら辛そうな表情になっていてダメージの大きさが伺える。
『カーン』
運命の最終ラウンドが始まった。
麻央はこのままでは判定でも勝ち目が無いからと疲労が濃い体に鞭を打って前に出てきたが、彩も守るつもりは無く迎え撃つと3ラウンド開始早々から激しく打ち合っていく。
バシ、バシィ、バシ、バキィ、
顔面を殴り合う彩と麻央。
必死に彩の顔面にパンチを打つが、身長差から彩の上から降り下ろすパンチを喰らって苦悶の表情を浮かべている。
彩は一気に勝負を決めようとハイキックを打っていくが、麻央は間一髪で避けて逃れるもダメージからかカウンターの打撃を繰り出せない。
その間に体勢を立て直した彩は距離を詰めると麻央の顔面にパンチを打って襲い掛かっていく。
バシ、バキィ、
麻央はガードを固めてカウンターにいこうとするが、次第にガードをするだけになっている。
バキ、バキィ、バキィ、
顔面を殴られている麻央は顔を鼻血で血の海にさせていて今にも倒れそうになっているが、女王の意地で辛うじて踏ん張っている。
顔を殴られたくないからと顔のガードを固める麻央だが、彩はがら空きになった麻央のボディーに膝蹴りを打ち込んでいった。
ボシュュュ、
麻央:あうぅぅぅ、
麻央のボディーに彩の膝が突き刺さると麻央はマウスピースを吐き出して口をパクパクさせながら倒れ込んだ。
お腹を抑えて悶絶する麻央は苦しそうな表情を浮かべている。
それを見た彩は勝利を確信したのかガッツポーズをしているが、麻央が徐々に起き上がってきて驚いている。
麻央がカウント8でファイティングポーズをとると麻央の根性に場内は盛り上がっている。
『ファイト』
試合が再開されると一気にKO勝利を狙って前に出る彩に対して麻央もベルトを諦めずにガードを固めてからのカウンターで一発を狙っている。
バシ、バキィ、
容赦なく麻央の顔面にパンチを浴びせる彩。
麻央は顔を何発も殴られながらもダウンをすれば試合が終わってしまうからと耐えている。
それでも勝利を目指す麻央は彩の顔面にパンチを打っていくが、届かない。
次第に彩に顔面を殴られるだけになる麻央。
バシィ、バキィ、バシィ、
顔をボコボコにされる麻央。
『カーンカーンカーン』
ノックアウト寸前まで追い詰められた麻央だが、ここで試合終了のゴングが鳴った。
KOは出来なかった彩だが、ほぼ勝利を手中に収めて満足そうな表情をしている。
一方の麻央はゴングが鳴った瞬間に解放されて安心したのか倒れ込んでしまった。
しばらくすると最早ベルトの行方は分かっているものの判定が発表される。
『お待たせ致しました。只今より判定結果を発表させて頂きます。』
アナウンスが流れると場内は静かになって判定を聞いている。
『1人目、30-27 青、朝日奈彩』
『2人目、30-26 青、朝日奈彩』
『3人目、29-27 青、朝日奈彩、よって勝者:朝日奈彩、第7代K-1ベルト女王は朝日奈彩!』
新女王の誕生に歓声が沸き起こる場内。
主催者がリングにベルトを運んでくると誇らしげに腰に巻く彩。
デビューから早々にタイトルを獲得した彩は手を振りながら声援に応えている。
浅いキャリアながらも長い手脚を活かした破壊力のある打撃で女王に輝いた彩はどこまで防衛ロードを進むのだろうか!?