《アメリカ・ニューヨーク》
ブルーのプライベートジェットでニューヨークに到着した楓。
楓:へ~、ここがニューヨーク。
ブルー:ニューヨークは初めて?案内してあげるわ。明日からトレーニングして試合にも出て貰うわ。今が第一シーズンだから丁度いいわね。
ブルーはそう言うと車で観光地を案内してからトレーニングジムの近くにあるホテルへと戻った。
ブルー:どう?やっぱり初日は疲れた?
楓:いえ、とっても楽しかったです。明日から頑張ります。
ブルー:そう、それじゃあS〇Xを楽しみましょうか。
ブルーはそう言うと無理矢理楓をベットに押し倒すと犯していく。
ブルー:さあ、香理奈を犯した時みたいに私にもやってみなさい。
楓もやり返そうとするが、ブルーの信じられない程のパワーに圧倒されて全く抵抗できずに責められていく。
バストを揉まれ、穴に指を突っ込まれ喘ぐ楓。
楓:あぁ、あぁん、
ブルー:(あらあら、S〇Xはイマイチね。)
早々に逝かされた楓に少々がっかりするブルーだが、それでも一夜を楽しむようだ。
《ニューヨーク・地下リング》
トレーニングを経て試合に臨む楓。
ブルー:K-1とアルティメットバトルのリーグ戦と夏のカップ戦に出て貰うわ。香理奈はリーグ戦では優勝してたわね。楓も頑張りなさい。
楓:香理奈でも優勝出来たんなら余裕ですね。全勝してやるわ。
息巻く楓だが、果たして結果は・・・
K-1リーグ(第4シーズン):17勝3敗(14KO) 1位
アルティメットバトルリーグ:7勝3敗 3位
K-1カップ戦:1敗
アルティメットバトルカップ戦:1勝1敗 ベスト4
K-1リーグは制したものの他はタイトルは獲れずと楓にとってはやや不満が残る成績に終わってしまった。
楓:イマイチだわ。一つしか優勝出来ないなんて。
ブルー:一つ優勝出来れば十分よ、そんなに簡単に優勝されたらたまらないわ。次回からも頼むわよ。
労うブルー。
ブルー:さあ、帰ったら香理奈が待ってるわよ。そっちの方が楽しみだわ。
楓:あんな奴、またすぐに倒してやるわ。何回やっても同じよ。
再びブルーのプライベートジェットで帰国する楓。
《神戸・トレーニングジム》
香理奈は1週間休んで、体を治すとジムでの集中トレーニングを行っている。
バシィ、バシィ、バシィ、バシィ、
サンドバックを力強く叩く音にリベンジマッチに向けた強い決意が見てとれる。
香理奈のトレーニングジムに主催者がやって来た。
主催者:どれどれ、順調そうじゃな。
香理奈:次は絶対に勝つんだから。
主催者:調整期間は短いが、大丈夫か?
香理奈:それは向こうも一緒でしょ。気持ちの問題よ。
香理奈の情態は確実に上がっている様で、敗れたダメージはもう残ってなさそうだ。
《蒼野楓・日本到着》
楓はニューヨークから神戸の空港に帰ってきた。
楓はブルーに連れられてサングラスをかけて悠々と搭乗口から出てきた。
そこに待っていたのは高いハイヒールを履いた香理奈だった。
香理奈は主催者を引き連れて腕組みをして楓を睨み付けている。
楓は香理奈の強烈な視線に気付くとサングラスを外して香理奈を睨み返しながら近寄っていく。
楓:あら、久しぶりね香理奈さん。
香理奈:アメリカに行ってもどうせ大した成績は残せて無いでしょう。ところで私と試合する準備は出来てるかしら?
楓は香理奈にアメリカで一つしかタイトルが獲れなかった事を揶揄されて内心腹が立っている。
楓:また私にやられるのに随分と試合を楽しみにしてくれてるみたいね。
香理奈:私の方がアメリカでもタイトルを沢山獲ってきたわ。私の方が格上よ、一回マグレで勝ったくらいで調子に乗るんじゃないわよ。
語気を強める香理奈。
両者が睨み合っているとブルーが間に入った。
ブルー:それじゃあ楓の時差ボケも考えて試合は1週間後にしましょう。香理奈も楓が万全じゃないと勝っても意味が無いでしょ。
頷く楓と香理奈。
こうして再び両者のリマッチが正式に組まれる事になった。
香理奈が楓に雪辱を果たすのか、楓が香理奈に屈辱を浴びせるのか!?
《試合当日》
蒼野楓VS香理奈という地下リングの黄金マッチとも言える両者の対決に神戸の会場は超満員に膨れ上がっている。
オーロラビジョンには前の試合から先日の空港までのやり取りを流して煽っている。
両者共に必勝を期して相当気合いが入っている。
そして会場の中央には漆黒の鉄格子で包まれた檻が鎮座している。
いよいよこの檻の中で2頭の女豹によるアルティメットバトルが繰り広げられる。
『赤コーナー 169cm 82-58-86 蒼野楓~』
楓は前回の試合と同様に黒髪にブルーのネイルをして登場してきた。
『青コーナー 165cm 80-58-88 香理奈~』
香理奈も同じく金髪を靡かせてブルーのネイルをして出てきた。
檻の中に入る両者。レフリーもいない極限状態の中で再び戦う事になる。
『カーン』
ゴングが鳴るとファイティングポーズをとって試合に臨む楓と香理奈。
共に得意な打撃で仕掛けたいと両者はガードを固めながら相手の様子を見ている。
香理奈はミドルキックを打っていくが、楓は避けるとカウンターのパンチを打っていくもこれはガードする香理奈。
楓もミドルキックを打っていくと今度は香理奈もミドルキックを打ち返していく。
バシ、バシ、
相手の打撃力を推し測る両者。
空手の楓とキックボクシングの香理奈。共に打撃では負けたくないと距離が自然と詰まるとプライドを賭けて殴り合っていく。
バキ、バキィ、
顔を殴り合う香理奈と楓。
女同士が拳で語り合うと盛り上がる場内。
バキ、バキィ、バシィ、バシィ、
素手で殴り合っていくとやはり空手をバックボーンに持つ楓の方が有利な様で、香理奈は頬を紅潮させて後退を余儀無くされている。
楓:フン、大した事無いわね。
バシィ、
楓:あう、
楓が挑発して隙が出来ると香理奈はすかさずミドルキックを打っていった。
香理奈の強烈なミドルキックがボディーにヒットして呻き声を上げる楓。
香理奈はキックで攻めた方が良さそうだと今度はハイキックを打っていった。
しかし、楓はガードするとミドルキックを打ち返していく。
バシィ、
体を捩らせる香理奈。
共にボディーにミドルキックを受けてダメージがあるのか動きが止まるが、楓は再び距離を詰めるとパンチを香理奈の顔面に打っていく。
バシ、
楓の拳が香理奈の顔面にヒットするとふらついているが、香理奈もすぐにハイキックで楓の側頭部を狙っていった。
バシ、
必死に避けようとするが、掠める様にヒットすると楓もよろめいている。
香理奈はこの隙に楓のボディーに膝蹴りを打っていく。
ボシュ、
香理奈の強烈な膝蹴りに踞りかける楓。
香理奈は楓の首を捕まえるとDDTで額から鉄板に叩きつけていった。
ガン、
鈍い音がすると倒れ込む楓。
香理奈は楓の背中に乗ってバックマウントを奪うと容赦なく楓の後頭部を拳で殴り付けていく。
バキ、ドン、バキ、
香理奈の殴打にジタバタして抵抗する楓。
香理奈は殴り続けたいところだが、楓にはね除けられてしまった。
楓が素早く起き上がると香理奈も立ち上がってファイティングポーズをとった。
再び打撃戦に臨む楓と香理奈。
楓は殴られた後頭部を気にしているが、やり返してやろうと意気込んでいる。
香理奈は楓の頭部を狙っていこうと顔面にパンチを打っていくが、楓はガードするとカウンターのパンチを香理奈の顔面に打っていった。
バキ、
口唇を切る香理奈は顔を殴られて怒った様で、楓の顔面を殴り返していくと楓も香理奈の顔面を殴ろうと応戦していつの間にか互いに左手で髪の毛を掴むと右手で相手の顔面を殴り合っていく。
バキ、バキィ、バキィ、バキ、
美女同士が顔面を真っ向から殴り合って鈍い音が場内に響くと興奮する観客。
バキィ、バキィ、バキ、
顔にダメージがある楓は辛そうな顔をして既に額を割って流血しているが、威力のあるパンチを放つ楓が殴り勝った様で、香理奈を大の字に倒してみせた。
グシャ、
香理奈:んああぁぁ~~、
何かが押し潰される様な音が鳴ると顔を抑えて悲鳴を上げながら倒れる香理奈。
楓は香理奈からマウントポジションを奪うと仕返しとばかりに香理奈の顔面に拳を振り落としていく。
バシ、バキ、
必死にガードする香理奈だが、合間を縫って拳を打ち込む楓。
グシャ、
香理奈:んああぁぁぁ~~、
再び楓の拳が顔面にクリーンヒットすると涙目になって悲鳴を上げる香理奈。
楓は更に攻め込もうとするが、香理奈もこれ以上殴られたらと決死の思いで脱け出した。
顔を抑えながらも素早く起き上がる香理奈。
続いて楓も起き上がると両者はファイティングポーズをとっている。
共に顔から流血している香理奈と楓。
香理奈は殴られた顔のダメージを気にしていると楓は踏み込んでパンチを香理奈の顔面に打っていく。
しかし、これはガードした香理奈はカウンターのミドルキックを楓のボディーに打ち返していく。
バシィ、
香理奈はパンチ力では分が悪いからとキック主体で攻めていく。
すると楓も空手をバックボーンに持つだけにキックには自信があると臨んでいくと互いに長い脚を振り回す華麗な蹴り合いになっていく。
バシ、バシ、バシィ、
華麗な足技バトルに歓声が沸き起こる場内。
楓はパンチだけでなくキックでも優位に立てれば、完全に香理奈を封じ込める事が出来ると考えているが、香理奈も2回も同じ相手に続けて負けられないと意地を見せていく。
バシィ、
楓:んん~、
香理奈のキックが楓の肩口にヒットすると楓は呻き声を上げている。
更に香理奈はハイキックを打っていった。
バキィ、
香理奈が筋肉美脚を振り抜くと楓の側頭部を一閃した。
楓はフラフラしながら倒れると今度は香理奈が楓からマウントポジションを奪っていく。
楓はマウントポジションを奪われて焦りの表情を浮かべるが、香理奈はもう遅いとばかりに強烈なパンチを楓の顔面に振り落としていく。
バキ、バキィ、
香理奈が拳を振り落とす度に酷くなる楓の額からの流血。
楓は香理奈の手を抑えようとするが、香理奈は振り払うと尚も楓の顔面を殴り続けていく。
バキィ、バキ、バキィ、
大流血の楓の顔面に容赦無く香理奈は拳を振り落としていく。
楓は意識を飛ばして失神しそうになっているが、精神力で繋ぎ止めている。
香理奈は勢いづいてパンチを打っていくが、楓が避けると空振りして鉄板に拳を叩きつけてしまった。
ガン、
痛がる香理奈。
楓はその隙に何とか逃れたものの額からの流血を抑えながら踞っている。
両者は起き上がると又してもファイティングポーズをとって向かい合っている。
観客は果てしなく続く打撃戦に興奮している。
1度も関節技が出ずにひたすら打撃で勝負する展開にヒートアップする場内。
香理奈は手で顔を拭って楓を鋭い眼光で睨みつけて臨戦態勢に入るが、楓は顔をボコボコに殴られていて泣きそうな表情になっている。
リベンジに燃える闘争心剥き出しで楓に襲いかかる香理奈。
楓も向かってくる香理奈を見てまた気持ちが奮い立ったのか目に力が戻ってきた。
バシ、バシィ、バキ、
激しい打撃戦になるとやはり手数で香理奈が上回っている。
バキ、
しかし、楓のパンチが香理奈の顎にヒットすると香理奈はふらついている。
楓はチャンスと見て距離を詰めるが、香理奈は楓の予測とは逆に体勢を立て直すとカウンターのハイキックを再び楓の側頭部に打っていった。
バキ、
素早いハイキックにガード出来なかった楓はまともに香理奈のハイキックを喰らってフラフラになっていると香理奈は狙いを定めてもう一発ハイキックを打っていった。
バキィィ、
力なく倒れる楓。
香理奈は楓の意識がまだあるからとうつ伏せに倒れる楓の後頭部にスタンピングを落としていく。
バキ、バキ、ドカ、バキ、
香理奈が筋肉美脚を振り落としていくと楓は後頭部を打たれると共にその衝撃で額を鉄板に打ち付けられてダブルのダメージを受けている。
楓は意識が遠のく中、必死に腕に力を入れて起き上がろうとするが、それに気付いた香理奈は筋肉美脚によるスタンピングに力を込めていく。
香理奈:オリャャャーーー、
バキ、ドカ、バキ、
香理奈の猛攻に楓は遂に力尽きた。
『カーンカーンカーン』
香理奈はリベンジを果たして豪快なガッツポーズでアピールしている。
『勝者:香理奈』
香理奈は勝者のコールを受けるとうつ伏せに倒れる楓の後頭部を踏みつけて見せた。
香理奈:油断しなかったらあんたなんてこんなもんなのよ。これが本当の実力よ、分かった?
勝利して饒舌になる香理奈。
楓は失神してピクリとも動かない。
香理奈:さあ、罰ゲームよペ〇パンを貸しなさい。
香理奈は黒服にペ〇パンを用意させると装着してみせた。自分が屈辱を味合わされたので、気合十分の香理奈。
香理奈:ドSな私にこんなもの着けさせたら大変な事になるわよ。
香理奈は楓の髪の毛を掴んで起き上がらせると強引に口の中にペ〇パンを挿入していった。
楓:んん~、
口をモゴモゴさせる楓だが、香理奈は構わずに腰を振っていく。
楓:んん~~、うえ~~、
香理奈の腰振りに耐えれずに吐き出す楓だが、香理奈は強引に入れ直す。
香理奈:ホラホラちゃんと咥えなさいよ。それとも私の腰振りに耐えれないかしら?
香理奈は楓に屈辱の言葉を浴びせると尚も腰振りを強めていく。
楓:あう、ああん、んん、
顔を歪める楓。
香理奈は強引に楓の髪の毛を掴んで、腰を振っている。
楓の足元に大量の唾液が滴り落ちている。
香理奈はいい頃合になってきたからと自分がされたのと同じ様にバックで責めていく。
パァン、パァン、パァン、
香理奈は楓の両腕を掴むと引き付けながら一層強力な腰振りを見せていく。
楓:あ、あぁ、あぁ、
香理奈に支配されて喘ぎ声を上げる楓。
香理奈:これじゃあ普通過ぎてつまんないわね。こんなのはどうかしら?
香理奈は楓を仰向けにさせると今度は覆い被さる様にして正常位で犯していく。
パァン、パァン、ズボ、ズボ、
香理奈は上になりながらも激しい腰振りを見せると重力も合間って楓の奥まで入るぺ○パン。
楓:あぁ、あぁ、あぁ~~~~、
香理奈:気持ち良さそうで羨ましいわ。
絶頂する楓。
香理奈は満足したのか解放するとぺ○パン叩きつけて檻から出ていった。
未だに体を震わせながら仰向けに倒れる楓。
壮絶なアルティメットバトル2連戦は1勝1敗の五分に終わったが、2試合とも実力伯仲の展開となり、今後の地下リングはこの2人が引っ張っていく予感をさせるシリーズとなった。