香理奈VS“裏の最強3兄弟”の第二戦は次男坊のマッスルマンとの対戦となった。
マッスルマンは名前の通りの筋肉隆々で巨体だ。
1カ月前の乱闘騒ぎで香理奈に後頭部を蹴られて取り押さえられただけにリベンジを期して気合が入っている。
2日目も満員に膨れ上がる神戸の地下リングの会場。
ミックスファイトを見ようと観客は期待している。
《香理奈控室》
控え室では香理奈がセコンドの田中麗菜を相手に軽快にウォーミングアップをしている。
バシ、バシ、バシ、
そこに主催者が入ってきた。
香理奈:何?邪魔しないでくれる。
主催者:今日の対戦相手のマッスルマンは筋肉隆々の体格で間違いなくMONSTARよりも強い。昨日みたいに簡単には行かないぞ。まともにぶつかれば勝ち目は無い。
香理奈:喧嘩売ってんの?私が勝つに決まってるわよ!この1ヶ月間鍛え上げたボディーに勝てない相手なんかいないわよ。帰りなさい。
香理奈はボディーをパンプアップさせて主催者を脅して帰らせた。
《地下リング・試合会場》
今日は対戦相手が3兄弟最強とも言われるマッスルマンと言う事で、会場は昨日よりも一層満員に膨れ上がっている。
『赤コーナー 210cm120kg マッスルマン~』
筋肉隆々の大巨人・マッスルマンが登場するとそのサイズに驚く場内。
『青コーナー 176cm 80-58-88 香理奈~』
香理奈は金髪を靡かせてブルーのネイルを塗って登場してきた。
対角線のコーナーから睨み合う香理奈とマッスルマン。
マッスルマン:よう女、この前はよくもやってくれたな。今度はボコボコにしてやるから覚悟しろ!
香理奈:返り討ちにしてやるわ。デカイだけで調子に乗るんじゃないわよ。
香理奈はそう言うとコーナーに戻って軽く体を動かしてウォーミングアップをしている。
『カーン』
程なくしてゴングが鳴った。
香理奈はファイティングポーズをとって巨体のマッスルマンに果敢に向かっていった。
バシ、バシ、
鋭い打撃を浴びせる香理奈だが、難なくガードするマッスルマン。
するとマッスルマンもパンチを香理奈の顔面に打ち返していくとガードする香理奈だが、マッスルマンの巨大な拳から繰り出されるパンチの威力に驚く香理奈。
しかし、それでも香理奈は強気に得意のハイキックを打っていった。
バシィ、
ガードするマッスルマン。
マッスルマン:おっとあぶねえ、中々のキックじゃねえか、姉ちゃん。こっちもいくぜ。
マッスルマンはそう言うとパンチを香理奈のボディーに打ち返していった。
ボシュ、
香理奈:ぐえぇぇぇ、
マッスルマンのパンチに悶絶する香理奈は立っているのがやっとの状態になっている。
マッスルマンが続けてパンチを香理奈の顔面に打っていくと決死の思いで避ける香理奈。
何とかマッスルマンの顔面へのパンチを避けた香理奈だが、マッスルマンは再び香理奈のボディーにパンチを打っていった。
ボシュ、
苦悶の表情を浮かべる香理奈は決死の思いでマッスルマンに抱きついてクリンチで逃れた。
香理奈:ハアハアハア、
呼吸が荒くなる香理奈。
マッスルマンは妖艶な香理奈に抱きつかれて少し悦に入っている。
香理奈は1ヶ月間鍛え上げた自慢のボディーが打ち破られて焦っている。
『カーン』
ここで1ラウンドが終了した。
早くも汗をびっしょりかいてマッスルマンのパワフルなファイトに苦戦している香理奈。
一方のマッスルマンは余裕の表情でコーナーの椅子に座った。
楽に勝利して試合後に香理奈に弄ぼうと考えるマッスルマンは早くも顔がニヤついてきた。
『カーン』
2ラウンドが始まった。
ファイティングポーズをとって睨み合う香理奈とマッスルマンだが、マッスルマンは早速距離を詰めて攻撃を仕掛けていこうとするが、香理奈は機先を制してハイキックでマッスルマンの側頭部を打っていった。
バキ、
香理奈の強打にふらつくマッスルマン。
すると香理奈は距離を詰めてワンツーパンチをマッスルマンの顔面に打ってから膝蹴りを打っていった。
バシ、バシ、ボニュ、
マッスルマン:うわ~、
悲鳴を上げるマッスルマンは座り込んでしまった。
最初のダウンを奪ったのはなんと香理奈の方で、観客からは声援が飛んでいる。
香理奈:ふん、男なんて脆いのね。
マッスルマン:何言ってんだ、バカ女が。男の大事な所だから一回ゆっくりしてんだよ。
マッスルマンはそう言って起き上がるとレフリーに合図した。
『ファイト』
試合が再開されるとマッスルマンは先程のダウンが何でもなかったかの様に前に出てきた。香理奈も迎え撃つと打撃戦になっていく。
バシィ、バキィ、バシィ、バキィ、
しかし、真正面からの打ち合いは香理奈に分が悪いのかコーナーに押し込まれていく。
コーナーを背にする香理奈にマッスルマンはラッシュをかけていくとボコボコにされる香理奈。
バキィ、バキィ、バキィ、
香理奈はガードを固めながら何とか反撃しようとするが、マッスルマンは裏の世界でナンバーワンの実力を誇るだけに簡単には隙を見せない。
バシィ、バキィ、バシィ、
サンドバックにされていく香理奈は遂に耐えきれずに倒れこんだ。
仰向けに力なく倒れる香理奈。
セコンドの田中麗菜らが懸命にマットを叩くと反応して起き上がる香理奈だが、フラフラになっている。
マッスルマン:姉ちゃん、だいぶキツそうじゃねえか。もう一発倒したらこの豪棒を姉ちゃんの穴にぶちかましてやるから覚悟しな!
香理奈:ハアハア、上等よ!私があんたを撃ち倒して私があんたの豪棒がヘナヘナになるまで犯してやるわ!
『ファイト』
香理奈がファイティングポーズをとると試合は再開されていく。
一気に試合を決めようと距離を詰めてくるマッスルマンだが、香理奈は再びマッスルマンの股間を蹴り上げた。
ボシュ、
マッスルマン:ぬお~、
香理奈:2回も同じ手に引っ掛かるなんて筋肉馬鹿ね。
香理奈ははそう言うと呻き声を上げて踞りかけながらも興奮して巨大化したマッスルマンの豪棒を蹴っていった。
グニャ、
マッスルマン:あー、いってー、
体勢が崩れるマッスルマン。
香理奈はファイティングポーズを取り直してパワーを溜めるとラッシュをかけていく。
香理奈:オリャーー、
バシ、バシ、バシィ、バキィ、バキィ、
ガードを固めるマッスルマンだが、カウンターのパンチを香理奈の頬に打ち返していった。
バシィ、
マッスルマンのパンチにふらつく香理奈だが、それでもここで押される訳にはいかないと香理奈は攻め続ける。
バシィ、バキィ、バシィ、
マッスルマンも体勢を立て直すと打撃を打っていって打撃戦になっていく。
再び真正面からの打ち合いになる香理奈とマッスルマン。
バシ、バシ、バシィ、バシィ、バシィ、
激しい打撃音が場内に木霊する。
打ち合いになると苦戦が予想される香理奈だが、ここは負けられないと感情を剥き出しにして踏ん張っている。
男で筋肉隆々の格闘家のマッスルマンに対して女の香理奈は必死に頑張っているが、体中に痣を作って疲弊してきている。
香理奈が急所の豪棒と頭に攻撃を絞っているのに対してマッスルマンは香理奈を痛め付けようと適当に香理奈の全身に打撃を打っていっている。
痛め付けられてフラフラになる香理奈を見て興奮して益々巨大化するマッスルマンの豪棒。
グニャ、
マッスルマン:うお、
するとそれを見た香理奈は再びマッスルマンの豪棒を横から蹴っていった。
股間を抑えて踞りかけるマッスルマンはもうダウンは出来ないと耐えるが、香理奈はマッスルマンの側頭部にハイキックを打っていった。
バキィ、
目を虚ろにしてふらつくマッスルマン。
香理奈は体勢を立て直して構えるともう一発渾身のハイキックを打っていった。
バキィィィ、
意識を飛ばして倒れるマッスルマン。
『カーンカーンカーン』
1ラウンド2回目のダウンにより香理奈のKO勝利となった。ガッツポーズをして喜ぶ香理奈。
『勝者:香理奈』
香理奈は観客の大歓声に応えながらも仰向けに倒れるマッスルマンの上に跨がった。
香理奈:宣言通りあんたの豪棒がヘナヘナになるまで犯してやるからね。
香理奈はそう言うと疲労困憊の体でマッスルマンの巨大化した豪棒を自らの穴に入れて騎乗位の体勢で犯していく。
パァン、パァン、パァン、パァン、
強力なピストンを落としていく香理奈。
マッスルマン:ぬお~~~、
意識を取り戻したマッスルマンは絶頂に達していくと遂に聖液を噴射してしてしまった。
ブシャーー、
快楽に堕ちるマッスルマン。
香理奈はフラフラになりながらも起き上がると力を込めてマッスルマンの股間に聖液を噴射して返していく。
ブシャーーー、
香理奈の穴から豪快に聖液が噴射されて盛り上がる観客。
香理奈はセコンドから洗浄用のホースを受け取ると穴に挿入して聖液の残り糟を洗い流した。
気丈に振る舞う香理奈だが、汗をびっしょりとかいて体中には痣を無数に作って痛々しい姿になっているが、最強と見られていたマッスルマン相手に勝利し、試合後にはマッスルマンの豪棒を捩じ伏せた香理奈は大歓声に応えながらリングを去った。
一方の敗れたマッスルマンは香理奈の極上の技を堪能して満足気に帰っていくと観客からはブーイングが浴びせられている。