第6回K-1ビューティーマックス (柴崎コウVS能勢あんな)
- 2016/04/09
- 14:15
Kー1グランプリの第6回大会が行われる。
8人によるトーナメントで争われ、既に出場選手も決まっている。
Kー1ベルト女王の左藤江梨子にアルティメットバトルベルト女王の蒼野楓を筆頭に菜々央、柴崎コウ、能勢あんな、金城麻央、上都彩、竹井咲がたった1つの女王の椅子を巡って争われる。
前回女王の香理奈が今回は出場せずにエキシビジョンに回った事もあり誰が優勝してもK-1ビューティーマックス初優勝となるが、K-1ベルト戴冠経験者の左藤江梨子や蒼野楓がおり決して小粒なメンバーという訳ではない。
そして対戦カードは以下の様に決まった。
第1試合柴崎コウVS能勢あんな
第2試合左藤江梨子VS菜々央
第3試合蒼野楓VS上都彩
第4試合金城麻央VS竹井咲
となった。
そしていよいよ第1試合が始まる。
第1試合
第6回Kー1ビューティーマックスのオープニングカードは女優の柴崎コウと先日、女優業を引退した能勢あんなの一戦。
あんなは引退して時間があるのかトレーニングを積んで体が仕上がっている。
コウは女優としては自分の方が上だとあんなを見下しているが、あんなは地下リングではアルティメットバトルのタイトルを獲った事もあり、初参戦のコウに対して自信を持っている。
『赤コーナー 160cm 76-58-83 柴崎コウ~』
コウはトップレスに黒のパンツに赤のグローブで登場してきた。
観客は正統派女優のコウのトップレスに興奮している。
『青コーナー 166cm 83-58-86 能勢あんな~』
あんなは青のパンツに青のグローブで登場してきた。アルティメットバトルのタイトルホルダーということもありトップレスにも堂々とした態度で登場して来ている。
『カーン』
ゴングが鳴ると軽くグローブを合わせてから試合が始まった。
コウは地下リング初参戦だが、積極的な姿勢を見せてジャブを盛んに打っている。
あんなも軽快な動きでパンチを打つと次第に距離が縮まって打ち合いになっていく。
バキ、バシ、バシ、
パンチを顔面に打ち合うコウとあんな。
互いの動きとパンチを探り合うとあんなはミドルキックをコウのボディーに打っていった。
バシィ、
コウ:ううぅ、
キックボクシングを習っているというあんなのミドルキックを喰らって蹲りかけるコウ。
あんなは更にコウの頬にパンチを打っていく。
バキ、
ふらつくコウ。
あんなはダウンを奪おうと畳み掛けるようにパンチをコウの顔面に連打していく。
バキ、バシィ、バキ、
ガードを固めて懸命に耐えるコウはコーナーに追い詰められていく。
ボシュ、
コウ:あううぅ、
あんなが膝蹴りでコウのボディーを串刺しにするとマウスピースを吐き出して悶絶するコウは目を見開きながらダウンした。
快心のダウンにガッツポーズするあんな。
コウはお腹を抱えてジタバタしている。
格下だと思っていたあんなにダウンを奪われて屈辱に塗れるコウ。
コウはこのままでは終われないと意地で立ち上がった。
コウ:ハアハア、
グローブで髪をかき上げるコウ。
『ファイト』
試合が再開されるとあんなは一気に試合を決めようと距離を詰めてくるが、コウはそうはさせじとローキックで距離を取っている。
バシ、バシ、
打ち合うあんなとコウ。
あんなはコウを押し込んでいくが、1ラウンドの時間はあまり残されていなかった。
『カーン』
1ラウンド終了のゴングが鳴った。
あんなが充実の表情でコーナーに戻るのに対してコウはフラフラになりながら反対側のコーナーに戻った。
しかし、コウにとってはいいタイミングのインターバルでパワーを溜めて2ラウンドでの反攻を誓っている。
『カーン』
2ラウンドが始まった。
コウは1ラウンドのダウンを取り返そうと前に出て仕掛けていく。
バシ、バシ、
コウのワンツーパンチに後退を余儀無くされるあんな。
あんなはコウが退いてくると読んでいたので、コウの積極的な姿勢に驚いている。
バシィ、
するとコウはミドルキックをあんなのボディーに打っていった。
表情を歪めるあんな。
コウは畳み掛けようとラッシュをかけようとするが、あんなはカウンターのフックでコウの頬を叩いていった。
バシ、
少しふらつくコウ。
その隙に体勢を立て直すあんな。
リング中央で向かい合うと一気に闘志剥き出しの打撃戦になっていく。
バキ、バシ、バシィ、バキ、
顔を殴り合っていくあんなとコウ。
両者共に頬を紅潮させて汗をびっしょりとかいている。
バキィ、バキ、
真正面からの打ち合いになるとやはりあんなに分がある様であんなのパンチが2発コウの顔面にヒットするとコウは口唇を切っている。
コウも臆せずに向かっていくが、あんなはコウの前に出る気持ちを見透かすかの様にガードからのカウンターのパンチをコウの顔面にヒットさせていく。
バキィ、
コウは顔を殴られて目を虚ろにさせながらふらついている。
あんなは狙いを定めるとハイキックでコウの側頭部を一閃していった。
バキィィ、
力なく倒れるコウに起き上がる気配が無い。コウはマウスピースを吐き出して倒れている。
『カーンカーンカーン』
カウントを数えるまでもなくゴングが鳴らされた。
『勝者:能勢あんな』
歓声に手を上げて応えるあんな。
あんなは女優業を引退して空いた時間でトレーニングをしてKー1ビューティーマックスに備えていたのが功を奏した。
準決勝はどちらが来ても厳しい戦いが予想されるが、あんなは盤石の体勢で準決勝に向かう。
8人によるトーナメントで争われ、既に出場選手も決まっている。
Kー1ベルト女王の左藤江梨子にアルティメットバトルベルト女王の蒼野楓を筆頭に菜々央、柴崎コウ、能勢あんな、金城麻央、上都彩、竹井咲がたった1つの女王の椅子を巡って争われる。
前回女王の香理奈が今回は出場せずにエキシビジョンに回った事もあり誰が優勝してもK-1ビューティーマックス初優勝となるが、K-1ベルト戴冠経験者の左藤江梨子や蒼野楓がおり決して小粒なメンバーという訳ではない。
そして対戦カードは以下の様に決まった。
第1試合柴崎コウVS能勢あんな
第2試合左藤江梨子VS菜々央
第3試合蒼野楓VS上都彩
第4試合金城麻央VS竹井咲
となった。
そしていよいよ第1試合が始まる。
第1試合
第6回Kー1ビューティーマックスのオープニングカードは女優の柴崎コウと先日、女優業を引退した能勢あんなの一戦。
あんなは引退して時間があるのかトレーニングを積んで体が仕上がっている。
コウは女優としては自分の方が上だとあんなを見下しているが、あんなは地下リングではアルティメットバトルのタイトルを獲った事もあり、初参戦のコウに対して自信を持っている。
『赤コーナー 160cm 76-58-83 柴崎コウ~』
コウはトップレスに黒のパンツに赤のグローブで登場してきた。
観客は正統派女優のコウのトップレスに興奮している。
『青コーナー 166cm 83-58-86 能勢あんな~』
あんなは青のパンツに青のグローブで登場してきた。アルティメットバトルのタイトルホルダーということもありトップレスにも堂々とした態度で登場して来ている。
『カーン』
ゴングが鳴ると軽くグローブを合わせてから試合が始まった。
コウは地下リング初参戦だが、積極的な姿勢を見せてジャブを盛んに打っている。
あんなも軽快な動きでパンチを打つと次第に距離が縮まって打ち合いになっていく。
バキ、バシ、バシ、
パンチを顔面に打ち合うコウとあんな。
互いの動きとパンチを探り合うとあんなはミドルキックをコウのボディーに打っていった。
バシィ、
コウ:ううぅ、
キックボクシングを習っているというあんなのミドルキックを喰らって蹲りかけるコウ。
あんなは更にコウの頬にパンチを打っていく。
バキ、
ふらつくコウ。
あんなはダウンを奪おうと畳み掛けるようにパンチをコウの顔面に連打していく。
バキ、バシィ、バキ、
ガードを固めて懸命に耐えるコウはコーナーに追い詰められていく。
ボシュ、
コウ:あううぅ、
あんなが膝蹴りでコウのボディーを串刺しにするとマウスピースを吐き出して悶絶するコウは目を見開きながらダウンした。
快心のダウンにガッツポーズするあんな。
コウはお腹を抱えてジタバタしている。
格下だと思っていたあんなにダウンを奪われて屈辱に塗れるコウ。
コウはこのままでは終われないと意地で立ち上がった。
コウ:ハアハア、
グローブで髪をかき上げるコウ。
『ファイト』
試合が再開されるとあんなは一気に試合を決めようと距離を詰めてくるが、コウはそうはさせじとローキックで距離を取っている。
バシ、バシ、
打ち合うあんなとコウ。
あんなはコウを押し込んでいくが、1ラウンドの時間はあまり残されていなかった。
『カーン』
1ラウンド終了のゴングが鳴った。
あんなが充実の表情でコーナーに戻るのに対してコウはフラフラになりながら反対側のコーナーに戻った。
しかし、コウにとってはいいタイミングのインターバルでパワーを溜めて2ラウンドでの反攻を誓っている。
『カーン』
2ラウンドが始まった。
コウは1ラウンドのダウンを取り返そうと前に出て仕掛けていく。
バシ、バシ、
コウのワンツーパンチに後退を余儀無くされるあんな。
あんなはコウが退いてくると読んでいたので、コウの積極的な姿勢に驚いている。
バシィ、
するとコウはミドルキックをあんなのボディーに打っていった。
表情を歪めるあんな。
コウは畳み掛けようとラッシュをかけようとするが、あんなはカウンターのフックでコウの頬を叩いていった。
バシ、
少しふらつくコウ。
その隙に体勢を立て直すあんな。
リング中央で向かい合うと一気に闘志剥き出しの打撃戦になっていく。
バキ、バシ、バシィ、バキ、
顔を殴り合っていくあんなとコウ。
両者共に頬を紅潮させて汗をびっしょりとかいている。
バキィ、バキ、
真正面からの打ち合いになるとやはりあんなに分がある様であんなのパンチが2発コウの顔面にヒットするとコウは口唇を切っている。
コウも臆せずに向かっていくが、あんなはコウの前に出る気持ちを見透かすかの様にガードからのカウンターのパンチをコウの顔面にヒットさせていく。
バキィ、
コウは顔を殴られて目を虚ろにさせながらふらついている。
あんなは狙いを定めるとハイキックでコウの側頭部を一閃していった。
バキィィ、
力なく倒れるコウに起き上がる気配が無い。コウはマウスピースを吐き出して倒れている。
『カーンカーンカーン』
カウントを数えるまでもなくゴングが鳴らされた。
『勝者:能勢あんな』
歓声に手を上げて応えるあんな。
あんなは女優業を引退して空いた時間でトレーニングをしてKー1ビューティーマックスに備えていたのが功を奏した。
準決勝はどちらが来ても厳しい戦いが予想されるが、あんなは盤石の体勢で準決勝に向かう。