第二回K-1ビューティーマックス 準決勝(田中麗菜VS伊藤美咲)
- 2015/01/24
- 21:39
第六試合
準決勝2試合目は伊藤美咲と田中麗菜のカード。
身長差はあるが、麗菜は1回戦をその身長差をひっくり返しているだけに美咲としては全く油断出来ないところ。
『赤コーナー 171cm 83-60-87 伊藤美咲~』
『青コーナー 158cm 77-56-82 田中麗菜~』
美咲は白のパンツに赤のグローブ、麗菜は紺のパンツに青のグローブで登場してきた。
両者共にバストは大きくないが均整がとれたボディーに歓声が飛んでいる。
『カーン』
試合開始を告げるゴングが打ち鳴らされた。
両者共に1ラウンドでのダメージを気にしてか積極的には前に出て来ない。
ジャブで様子を見ながら隙あらば狙っていくというスタイルで、美咲も麗菜も手堅く試合を進めている。
身長差があるためか麗菜は勿論、美咲も見えにくく闘いにくい様子を見せている。
バン、
先制攻撃は麗菜で、潜り込むように沈むと美咲のボディーにパンチを打っていった。
美咲は顔を歪めるが、これを機に一気に試合が動き始める。
美咲は長身を活かして振り落とす様に麗菜の顔を狙っていくが、麗菜はローキックを中心に美咲の下半身に狙いを定めた。
バシ、バシィ、バシィ、バシ、
手数では麗菜が勝っているが、一発の威力は美咲に分があるようで、麗菜もガードするのに苦労している。
バシィ、
麗菜のローキックが美咲の太ももにクリーンヒットすると美咲の動きが一瞬止まる。
麗菜はチャンスとばかりに前に出て今度は美咲のボディーにパンチを集めていく。
ドス、バン、
スレンダーな美咲のボディーが痛めつけられて表情も苦痛に歪んでいる。
ボシュ、
麗菜:あぅぅぅ~~、
徐々に前のめりになってきた麗菜のボディーを美咲のカウンターの膝蹴りが捉えた。
美咲の鋭い一撃で、一気に形勢逆転。
今度は美咲が麗菜の顔にラッシュをかけていく。
バシ、バシィ、バシ、
顔を殴られて必死にガードを固める麗菜だが、美咲の本当の狙いはボディーだった。
ボシュュ、
麗菜:うげぇぇぇぇ~~~~~~、
美咲の膝が麗菜のボディーを突き刺すと麗菜はまるで直接内臓を蹴られたかの様な感覚を受けてダウンした。
黄色い胃液の様な液体を吐き出して苦しむ麗菜。
美咲は麗菜苦しむ様子を見て勝利を確信している。
それほどまでに膝蹴りの手応えはあった。
しかし、美咲の期待とは裏腹に麗菜は息が上がりながらも立ち上がってファイティングポーズをとった。
『ファイト』
再びファイティングポーズをとって向かい合う両者。
勝利を確信していた美咲は集中力を欠いており、前に出て来ない。
一方の麗菜もダメージを気にしてか積極的に打撃を打って来ないので、時間だけが流れていく。
『カーン』
1ラウンドが終了した。
コーナーに戻る両者。
麗菜は少しボディーのダメージを気にしているが、すぐに2ラウンドが始まるからと弱みは見せないように努めている。
美咲はリラックスした雰囲気で気持ちを切り替えている。
『カーン』
2ラウンドが始まった。
麗菜の方が積極的にジャブやローキックを打って美咲を崩す動きが見えるが、美咲はじっくりとガードしながら麗菜の動きを探っている。
麗菜も1ラウンドのように美咲には一発があるからと警戒を強めている。
次第に麗菜の動きが少なくなってくると美咲がミドルキックを打って仕掛け始めた。
バシ、
美咲は何発かミドルキックを打つが、麗菜も上手く対応してダメージを抑えている。
美咲は麗菜にミドルキックは読まれていると感じて狙いを顔に切り替えてハイキックを打ってくる。
しかし、麗菜はこれも防ぎ、美咲は徐々に攻め手を失い攻めながらも苦しい展開になっていく。
一方の麗菜も上手く守るものの美咲の鋭い打撃を警戒して攻撃までは手が回らない。
バシ、
膠着状態を打ち破ったのは麗菜のカウンターのボディーへのパンチだった。
麗菜はインターバルの間から自分がやられたボディーをやり返そうと考えてたようで、見事に美咲の隙を突いてヒットさせた。
美咲の動きが止まると麗菜は美咲のボディーにラッシュをかけていく。
バン、ボシュ、
麗菜のラッシュに顔を歪める美咲。
美咲のボディーは赤くなってきて、何とか麗菜に抱き付く様にクリンチして逃れた。
美咲はダウン寸前まで追い込まれたが、試合をストップさせて一息ついている。
『ファイト』
試合が再開されるとうって変わって積極的に前に出る麗菜。
バシィ、
美咲:んん~~~、
麗菜のミドルキックが美咲のボディーを捉えると蹲りそうになる美咲。
ボシュ、
美咲:うげぇぇぇぇ~~~、
ミドルキックが効いていると踏んだ麗菜は距離を詰めると美咲のボディーに膝蹴りを打ち込むとダウンする美咲。
麗菜は膝蹴りには膝蹴りとしてやったりとした表情を浮かべて軽くガッツポーズをしている。
麗菜に腹筋を打ち破られた美咲は痛すぎて涙を流しているが、女優が情けない顔をしてはいけないと意地で立ち上がってファイティングポーズをとった。
『カーン』
ここで2ラウンド終了のゴングが鳴った。
タウンを喫した美咲としては恵みの鐘となったが、苦しい事には変わり無くお腹をさすって涙目になりながら自陣コーナーへと戻った。
一方の麗菜は2ラウンドで巻き返し充実した表情を浮かべているが、ダメージは蓄積しており肩で息をしている。
『カーン』
いよいよ最終ラウンドが始まった。
2ラウンドまでが互角とあって3ラウンドで勝負を決めようと疲労困憊の体に鞭を打って麗菜も美咲も前に出てきた。
バシ、バシ、バシィ、バシィ、
接近戦でパンチを打ち合う両者。
互いにボディーを狙っていくが、一発でダウンが奪われるのを恐れて顔のガードを固めている。
バン、ドス、ボシュ、
両者のボディーブローががら空きのボディーに面白い様にヒットしていくと、最早どちらかがダウンするのは時間の問題で、争点はどちらが先に倒れるかになってきた。
ボシュ、ドス、ボシュ、
美咲:あうぅぅ~、
麗菜:うぅぅぅ~~~、
場内に両者の息む声が響くと観客のボルテージも上がってくる。
顔は女優の命と言われるが、腹筋はスタイルキープには欠かせず、トップ女優ならば必ず鍛えている場所。
日頃の厳しいトレーニングを積んでいると自負している両者は絶対に負けたくない。
ボシュュ、
麗菜:あぅぅぅん~~~
美咲の強力なパンチが麗菜のボディーにクリーンヒットすると蹲りそうになる麗菜。
美咲:柔らかいお腹ね鍛え方が足りないんじゃないの?
美咲は麗菜を挑発するとパンチを麗菜のボディーに打ち込んでいく。
ボシュ、ドス、ボシュ、
麗菜:あぁぁ~~ん~、
麗菜は喘ぎ声を上げながら足をプルプルと震えさせている。
麗菜のお腹は青紫色に変色させられている。
ボシュュュ、
美咲が膝蹴りを打つと美咲の膝が麗菜のボディーにめり込むようにヒットすると麗菜はマウスピースを吐き出して膝から座り込むようにダウンした。
麗菜:んん~~、
我慢していた麗菜も余りの痛さに耐えきれずに涙を流している。
麗菜は腹筋に力が入らず立ち上がる事が出来ず、這いつくばっている。
『カーンカーンカーン』
カウント10が入りノックダウン決着となった。
苦しみながらの勝利に喜びを爆発させる美咲。
『勝者:伊藤美咲』
美咲は勝者のコールを受けると派手に観客にアピールしている。
お腹を抑えながら動けない麗菜。
美咲:鍛え方が足りないのよ。女優ならもっと鍛えときなさい。
美咲は去り際に麗菜を罵倒して控え室へと戻った。
麗菜は悔し涙を流して担架でリングを後にした。
準決勝2試合目は伊藤美咲と田中麗菜のカード。
身長差はあるが、麗菜は1回戦をその身長差をひっくり返しているだけに美咲としては全く油断出来ないところ。
『赤コーナー 171cm 83-60-87 伊藤美咲~』
『青コーナー 158cm 77-56-82 田中麗菜~』
美咲は白のパンツに赤のグローブ、麗菜は紺のパンツに青のグローブで登場してきた。
両者共にバストは大きくないが均整がとれたボディーに歓声が飛んでいる。
『カーン』
試合開始を告げるゴングが打ち鳴らされた。
両者共に1ラウンドでのダメージを気にしてか積極的には前に出て来ない。
ジャブで様子を見ながら隙あらば狙っていくというスタイルで、美咲も麗菜も手堅く試合を進めている。
身長差があるためか麗菜は勿論、美咲も見えにくく闘いにくい様子を見せている。
バン、
先制攻撃は麗菜で、潜り込むように沈むと美咲のボディーにパンチを打っていった。
美咲は顔を歪めるが、これを機に一気に試合が動き始める。
美咲は長身を活かして振り落とす様に麗菜の顔を狙っていくが、麗菜はローキックを中心に美咲の下半身に狙いを定めた。
バシ、バシィ、バシィ、バシ、
手数では麗菜が勝っているが、一発の威力は美咲に分があるようで、麗菜もガードするのに苦労している。
バシィ、
麗菜のローキックが美咲の太ももにクリーンヒットすると美咲の動きが一瞬止まる。
麗菜はチャンスとばかりに前に出て今度は美咲のボディーにパンチを集めていく。
ドス、バン、
スレンダーな美咲のボディーが痛めつけられて表情も苦痛に歪んでいる。
ボシュ、
麗菜:あぅぅぅ~~、
徐々に前のめりになってきた麗菜のボディーを美咲のカウンターの膝蹴りが捉えた。
美咲の鋭い一撃で、一気に形勢逆転。
今度は美咲が麗菜の顔にラッシュをかけていく。
バシ、バシィ、バシ、
顔を殴られて必死にガードを固める麗菜だが、美咲の本当の狙いはボディーだった。
ボシュュ、
麗菜:うげぇぇぇぇ~~~~~~、
美咲の膝が麗菜のボディーを突き刺すと麗菜はまるで直接内臓を蹴られたかの様な感覚を受けてダウンした。
黄色い胃液の様な液体を吐き出して苦しむ麗菜。
美咲は麗菜苦しむ様子を見て勝利を確信している。
それほどまでに膝蹴りの手応えはあった。
しかし、美咲の期待とは裏腹に麗菜は息が上がりながらも立ち上がってファイティングポーズをとった。
『ファイト』
再びファイティングポーズをとって向かい合う両者。
勝利を確信していた美咲は集中力を欠いており、前に出て来ない。
一方の麗菜もダメージを気にしてか積極的に打撃を打って来ないので、時間だけが流れていく。
『カーン』
1ラウンドが終了した。
コーナーに戻る両者。
麗菜は少しボディーのダメージを気にしているが、すぐに2ラウンドが始まるからと弱みは見せないように努めている。
美咲はリラックスした雰囲気で気持ちを切り替えている。
『カーン』
2ラウンドが始まった。
麗菜の方が積極的にジャブやローキックを打って美咲を崩す動きが見えるが、美咲はじっくりとガードしながら麗菜の動きを探っている。
麗菜も1ラウンドのように美咲には一発があるからと警戒を強めている。
次第に麗菜の動きが少なくなってくると美咲がミドルキックを打って仕掛け始めた。
バシ、
美咲は何発かミドルキックを打つが、麗菜も上手く対応してダメージを抑えている。
美咲は麗菜にミドルキックは読まれていると感じて狙いを顔に切り替えてハイキックを打ってくる。
しかし、麗菜はこれも防ぎ、美咲は徐々に攻め手を失い攻めながらも苦しい展開になっていく。
一方の麗菜も上手く守るものの美咲の鋭い打撃を警戒して攻撃までは手が回らない。
バシ、
膠着状態を打ち破ったのは麗菜のカウンターのボディーへのパンチだった。
麗菜はインターバルの間から自分がやられたボディーをやり返そうと考えてたようで、見事に美咲の隙を突いてヒットさせた。
美咲の動きが止まると麗菜は美咲のボディーにラッシュをかけていく。
バン、ボシュ、
麗菜のラッシュに顔を歪める美咲。
美咲のボディーは赤くなってきて、何とか麗菜に抱き付く様にクリンチして逃れた。
美咲はダウン寸前まで追い込まれたが、試合をストップさせて一息ついている。
『ファイト』
試合が再開されるとうって変わって積極的に前に出る麗菜。
バシィ、
美咲:んん~~~、
麗菜のミドルキックが美咲のボディーを捉えると蹲りそうになる美咲。
ボシュ、
美咲:うげぇぇぇぇ~~~、
ミドルキックが効いていると踏んだ麗菜は距離を詰めると美咲のボディーに膝蹴りを打ち込むとダウンする美咲。
麗菜は膝蹴りには膝蹴りとしてやったりとした表情を浮かべて軽くガッツポーズをしている。
麗菜に腹筋を打ち破られた美咲は痛すぎて涙を流しているが、女優が情けない顔をしてはいけないと意地で立ち上がってファイティングポーズをとった。
『カーン』
ここで2ラウンド終了のゴングが鳴った。
タウンを喫した美咲としては恵みの鐘となったが、苦しい事には変わり無くお腹をさすって涙目になりながら自陣コーナーへと戻った。
一方の麗菜は2ラウンドで巻き返し充実した表情を浮かべているが、ダメージは蓄積しており肩で息をしている。
『カーン』
いよいよ最終ラウンドが始まった。
2ラウンドまでが互角とあって3ラウンドで勝負を決めようと疲労困憊の体に鞭を打って麗菜も美咲も前に出てきた。
バシ、バシ、バシィ、バシィ、
接近戦でパンチを打ち合う両者。
互いにボディーを狙っていくが、一発でダウンが奪われるのを恐れて顔のガードを固めている。
バン、ドス、ボシュ、
両者のボディーブローががら空きのボディーに面白い様にヒットしていくと、最早どちらかがダウンするのは時間の問題で、争点はどちらが先に倒れるかになってきた。
ボシュ、ドス、ボシュ、
美咲:あうぅぅ~、
麗菜:うぅぅぅ~~~、
場内に両者の息む声が響くと観客のボルテージも上がってくる。
顔は女優の命と言われるが、腹筋はスタイルキープには欠かせず、トップ女優ならば必ず鍛えている場所。
日頃の厳しいトレーニングを積んでいると自負している両者は絶対に負けたくない。
ボシュュ、
麗菜:あぅぅぅん~~~
美咲の強力なパンチが麗菜のボディーにクリーンヒットすると蹲りそうになる麗菜。
美咲:柔らかいお腹ね鍛え方が足りないんじゃないの?
美咲は麗菜を挑発するとパンチを麗菜のボディーに打ち込んでいく。
ボシュ、ドス、ボシュ、
麗菜:あぁぁ~~ん~、
麗菜は喘ぎ声を上げながら足をプルプルと震えさせている。
麗菜のお腹は青紫色に変色させられている。
ボシュュュ、
美咲が膝蹴りを打つと美咲の膝が麗菜のボディーにめり込むようにヒットすると麗菜はマウスピースを吐き出して膝から座り込むようにダウンした。
麗菜:んん~~、
我慢していた麗菜も余りの痛さに耐えきれずに涙を流している。
麗菜は腹筋に力が入らず立ち上がる事が出来ず、這いつくばっている。
『カーンカーンカーン』
カウント10が入りノックダウン決着となった。
苦しみながらの勝利に喜びを爆発させる美咲。
『勝者:伊藤美咲』
美咲は勝者のコールを受けると派手に観客にアピールしている。
お腹を抑えながら動けない麗菜。
美咲:鍛え方が足りないのよ。女優ならもっと鍛えときなさい。
美咲は去り際に麗菜を罵倒して控え室へと戻った。
麗菜は悔し涙を流して担架でリングを後にした。