2021年のオープニングゲームは田中麗菜が持つアルティメットバトルベルトの防衛戦となった。
挑戦者はグラビアアイドルの椙原杏璃で、何でも地下リングの大物の推薦を受けてタイトルマッチの試合の権利を得たようだ。
試合巧者の女王・麗菜に対して爆乳を持つ杏璃がアルティメットバトルの漆黒の檻の中でどのような試合を見せるかに観客も興味津々のようだ。
『赤コーナー 157cm 89-60-80 椙原杏璃~』
杏璃は自慢の爆乳を引っ提げて赤のネイルをして登場してきた。
歩く度に揺れる杏璃の爆乳に観客の視線が集まっている。
『青コーナー 158cm 78-56-82 田中麗菜~』
麗菜は青のネイルを塗って出てきた。
観客の注目は杏璃に集まっているものの麗菜はチャンピオンベルトを譲るつもりは全くなく、気持ちを昂らせて試合に向けて集中力を高めている。
2頭の女豹が漆黒の檻に入ると一気に場内に緊張感が出てきた。
『カーン』
ゴングが鳴ると杏璃と麗菜はじっくりと相手の様子を窺いながら檻の中を回っている。
杏璃は先手を取ろうとタックルを仕掛けるが、麗菜に上手く組み伏せられてしまった。
杏璃の上に覆い被さった麗菜は杏璃のボディに拳を当てていった。
ボディを殴られて体を震わせる杏璃。
麗菜は更にパンチを連打しようとするが、杏璃が下から突き上げてくるとバランスを崩して体勢を入れ替えられてしまった。
杏璃は麗菜の上に覆い被さると首に腕を巻き付けてスリーパーで絞めて体力を削りにかかる。
麗菜としては視界を杏璃の巨乳に覆われて圧迫感が増している。
試合序盤から苛烈なスタミナの削り合いの様相を呈すると早くも麗菜は体に汗を滲ませている。
杏璃は体重を落として体勢をキープしようとするが、麗菜は上手く脱け出すと逆に背後をとってスリーパーをかけていく。
巨乳グラドルと美人女優の首の絞め合いに盛り上がる場内。
麗菜にスリーパーをかけられた杏璃は抵抗するも外せずに自慢の巨乳が揺れるだけになっていく。
目を虚ろにさせる杏璃。対して麗菜はこのまま絞め落とせると笑みを浮かべている。
しかし、杏璃は何とか持ち直すと麗菜の頭にエルボーを打ち込んで逃れた。
側頭部をエルボーで叩かれて痛がる麗菜。
杏璃もスタミナを削られていて息をついている。
両者はほぼ同時に立ち上がると檻の中央で向かい合った。
ふらつきながらも杏璃は麗菜の顔面に殴りかかっていくが、麗菜は避けるとキックを杏璃のバストにヒットさせた。
ボシュ、
杏璃:あうぅぅ、
麗菜の右脚が杏璃のバストでバウンドする程の威力に杏璃は呻き声を上げている。
麗菜は踞った杏璃の頭に踵落としを打ち付けていった。
バキッ、
踵落としを喰らった杏璃はうつ伏せに倒れ込んだ。
観客も地下リングでは珍しい踵落としに驚いている。
麗菜は杏璃から易々とバックマウントを奪うと後頭部に拳を振り落としていく。
バキィ、バキッ、
杏璃は抵抗しようと必死に顔を上げるが、降り注ぐ麗菜の拳の雨から逃れる事が出来ない。
意識を朦朧とさせる杏璃。すると麗菜は再びスリーパーをかけていった。
麗菜の見事な試合運びに杏璃は苦戦を強いられている。
額から流血しながら表情を歪める杏璃。
麗菜が試合を決めようと締め上げていくと杏璃は汗をびっしょりとかいて体を震わせている。
麗菜の腕にすがりつく杏璃だが、中々スリーパーを外す事が出来ない。
杏璃には残酷だが、実力差が露呈し始めた。
麗菜は杏璃が僅かながら抵抗する度にバストが揺れる様子を面白がって杏璃の体を揺すって弄んでいる。
観客も杏璃のバストが揺れるのを楽しんでいて、杏璃の巨乳が揺れる度に歓声が起こっている。
麗菜はいつでも絞め落とせるところまできているが、敢えてそうはせずにスリーパーを解くと仰向けにさせた。
麗菜はスリーパーで呼吸が荒くなりスタミナ切れを起こしている杏璃のバストを鷲掴みにすると杏璃は条件反射を起こして体をブルンと震わせている。
杏璃:あぁ~ん、(もうこれ以上はやめて、、)
杏璃は声にならない声で懇願するが、麗菜の責めは止まらない。
麗菜が緩急をつけて杏璃のバストを揉み始めると杏璃は汗をびっしょりとかいた体を捻らせて絶叫しながら潮を吹き始めた。
杏璃:あああぁぁぁ~~~、
バシャャャーーー
ぐったりとする杏璃。
麗菜は更に杏璃の首に美脚を巻き付けるとレッグスリーパーをかけていった。
杏璃は麗菜の脚に手をかけて抵抗しようとするが、麗菜は杏璃の両手を掴むと微かな抵抗さえも封じてきた。
杏璃の赤のネイルをした手は麗菜の青のネイルをした手にがっちりと掴まれていて阻まれている。
最早どうする事も出来ない杏璃は両脚をジタバタさせているが、次第にそれもなくなり、口から泡を吹き出した。
『カーンカーンカーン』
麗菜の美脚に締め上げられた杏璃が失神するとレフリーはゴングを要請した。
『勝者:田中麗菜』
試合中盤から試合を支配した麗菜は実力を見せて防衛に成功するとガッツポーズを決めて観客にアピールしている。
一方の敗れた杏璃は失神したまま穴から聖液を垂れ流している。
杏璃はセコンドにタオルをかけられると担架で医務室へと運ばれた。
麗菜はベルトを肩に掛けると試合内容にも満足したのか悠々と檻から去っていった。