クイーンベルト その11(第5代クイーンベルト女王決定戦:白岩麻衣VS伊藤美咲)
- 2018/07/21
- 11:02
第4代女王の吉岡美保の防衛戦が前回無効試合となった事から美保は責任を感じてベルトを返上。
その為、新女王の決定戦を行う事となった。
対戦カードはアイドル、モデルと幅広い活躍を見せる白岩麻衣と表舞台からは既に引退状態の伊藤美咲が主催者より指名された。
美咲はタイトルこそ無いものの地下リングでの実績があるのに対して、麻衣も前回、藤原紀華を相手に善戦を見せた事から評価されての今回のタイトルマッチとなった。
『赤コーナー 162cm 81-59-84 白岩麻衣~』
麻衣は白のビキニで登場してきた。
2戦目という事で余裕が出てきたのか、観客の声援にも手を振って応えている。
『青コーナー 171cm 83-60-87 伊藤美咲~』
美咲は黒のビキニで出てきた。
表での仕事が無い分、トレーニングに時間を充てれる様で、体が仕上がっている。
『カーン』
どちらが勝っても初タイトル獲得となる試合のゴングが鳴らされた。
互いの出方を伺う麻衣と美咲。
麻衣は組みつこうとするが、美咲は嫌ってローキックで距離をとっている。
バシッ、
美咲のローキックが太ももにヒットすると痛がる麻衣。
美咲は距離を詰めると組み付いていくと長い脚で麻衣の脚を刈って倒していった。
美咲は麻衣を組み伏せるとスリーパーでスタミナを削っている。
麻衣は表情が少し歪むが、冷静に近くのロープに足をかけた。
『ロープ』
ロープブレイクとなりやむ無く麻衣を解放する美咲。
立ち上がる美咲と麻衣。
美咲は続けて攻撃しようと麻衣を掴まえようとするが、麻衣も美咲に掴みかかっていくと取っ組み合いになっていく。
激しく揺さぶって相手を倒そうとする美咲と麻衣だが、中々倒れない。
それでも意地になって互いに倒しにかかると両者は縺れ合って倒れた。
そのままグランドの攻防になる麻衣と美咲。
麻衣は美咲の左腕を掴むと伸ばして腕ひしぎをかけていく。
苦痛に表情が歪む美咲だが、ロープに辿り着くとロープブレイクで逃れた。
『ロープ』
冷や汗をかく美咲。
しかし、麻衣は素早く立ち上がると美咲のバックをとった。
麻衣がバックドロップで投げようとすると美咲はエルボーを打ちつけて抵抗しようとするが、麻衣は強引に投げていった。
バターン、
背中から叩きつけられて倒れる美咲。
麻衣は続けて美咲の喉元にギロチンドロップを落としていく。
美咲:ぐえぇぇ、
美咲が嗚咽を漏らすと麻衣はフォールに入った。
『ワン、ツー、』
カウント2で返す美咲。
麻衣は美咲の髪の毛を掴んで、起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入るが、美咲は踏ん張ると膝蹴りを麻衣のボディに打ち込んでいく。
ドス、
力が抜けて踞りかける麻衣。
美咲は逆に麻衣の首を抱えるとDDTで額からマットに叩きつけていった。
バァン、
頭を抱えて痛がる麻衣。
美咲は立ち上がると麻衣の頭にサッカーボールキックを打っていった。
バキッ、
麻衣は頭を蹴られて目を虚ろにさせている。
美咲は馬乗りになってバックマウントの体勢になると麻衣の髪の毛を掴んで、持ち上げると顔をマットに叩きつけていく。
ドン、
再び顔面を叩きつけられて苦痛に表情が歪む麻衣。
美咲は効いていると見て繰り返し麻衣の顔面をマットに叩きつけていく。
ドン、バシッ、バァン、
顔を腫らしてうつ伏せにぐったりと倒れる麻衣。
美咲は麻衣の体を仰向けにさせるとフォールに入った。
『ワン、ツー、スリ、』
ギリギリのところで肩を上げて返す麻衣。
美咲はまだ引き出しがある様で、麻衣を起き上がらせるとバランスを崩してロープに振っていった。
バシッ、
美咲は麻衣が返ってきたところをドロップキックで迎撃すると胸元を蹴られた麻衣は仰向けに倒れた。
次第に美咲の一方的な展開になると美咲は勝負を決めようとコーナーによじ登るとアピールしてからムーンサルトを放った。
バターン、
しかし、麻衣は美咲のムーンサルトを見切って避けると自爆させられた美咲はボディを打ちつけてマットに這いつくばっている。
麻衣は美咲のバックに回り込むと覆い被さる様にしてスリーパーをかけていく。
絞められて苦しい美咲だが、汗で滑ったところで何とか脱け出した。
両者共に疲労が顔に出ているが、立ち上がって睨み合っている。
バシッ、
麻衣は美咲の顔面に張り手を打ち込んでいくと美咲も意地になって麻衣の顔面に張り手を打っていく。
バシッ、
顔を叩き合う麻衣と美咲。
麻衣はミドルキックを美咲に打っていくが、美咲はバックステップで避けるとタックルで麻衣を倒していった。
バタン、
背中からマットに叩きつけられる麻衣。
美咲は馬乗りになると麻衣の顔面に張り手を打ち込んでいく。
バシ、バシッ、バシィ、
顔を叩かれて口唇を切る麻衣。
ヒートアップしてきた美咲は思わず拳を握り締めると麻衣の顔面を殴った。
バキィィ、
麻衣:あああぁぁ~~~、
顔面を殴られて悲鳴をあげる麻衣。
レフリーは反則だからと美咲に離れる様に指示を出して、麻衣にインターバルが与えられるが、麻衣は顔にダメージが蓄積されて辛そうな表情をしている。
『ファイト』
麻衣が立ち上がって、スタンディングで試合が再開されると美咲はすぐに麻衣の側頭部にハイキックを打っていった。
バキィ、
麻衣は避ける事が出来ずに頭に強打を受けるとダウンしている。
美咲は麻衣を掴まえてスープレックスで麻衣を背中から叩きつけて仰向けにセットするとコーナーによじ登った。
美咲は狙いを定めると麻衣の喉元にギロチンドロップを落としていった。
バターン、
決まると美咲はフォールに入った。
『ワン、ツー、スリ、』
何とかカウント2で返す麻衣。
美咲は手応えがあっただけに首を傾げている。
一方、フォールを返した麻衣だが、泣きそうな表情になっている。
美咲は気を取り直して立ち上がると遅れてふらつきながら立ち上がった麻衣の太ももにローキックを打っていった。
バシッ、
ダメージが大きい麻衣は踏ん張れずに膝を着いている。
すると美咲は屈んだ麻衣の頭を蹴っていった。
バキィィィ、
場内に鈍い音が鳴り響くと白目を剥いて倒れる麻衣。
美咲は麻衣を仰向けにさせてフォールに入った。
『ワン、ツー、スリー!!カーンカーンカーン』
カウント3が入ると初タイトル獲得となる美咲は立ち上がってガッツポーズをしている。
『勝者:伊藤美咲、よって第5代クイーンベルト女王は伊藤美咲!』
女王戴冠を喜ぶ美咲はベルトを誇らしげに腰に巻いている。
表での仕事が無いものの、かつて圧倒的な美貌を誇った美咲のベルト獲得を観客も歓迎している。
対照的に失神したまま起き上がれない麻衣は担架に乗せられると医務室へと運ばれた。
紀華戦での善戦から期待された麻衣だが、今回は経験豊富な美咲に圧倒されてしまった。
しかし、麻衣も今後の地下リングを支える一人と目されるだけに期待が集まる。
美咲は担架で運ばれる麻衣を見送ると悠々と花道を闊歩してリングを去った。
その為、新女王の決定戦を行う事となった。
対戦カードはアイドル、モデルと幅広い活躍を見せる白岩麻衣と表舞台からは既に引退状態の伊藤美咲が主催者より指名された。
美咲はタイトルこそ無いものの地下リングでの実績があるのに対して、麻衣も前回、藤原紀華を相手に善戦を見せた事から評価されての今回のタイトルマッチとなった。
『赤コーナー 162cm 81-59-84 白岩麻衣~』
麻衣は白のビキニで登場してきた。
2戦目という事で余裕が出てきたのか、観客の声援にも手を振って応えている。
『青コーナー 171cm 83-60-87 伊藤美咲~』
美咲は黒のビキニで出てきた。
表での仕事が無い分、トレーニングに時間を充てれる様で、体が仕上がっている。
『カーン』
どちらが勝っても初タイトル獲得となる試合のゴングが鳴らされた。
互いの出方を伺う麻衣と美咲。
麻衣は組みつこうとするが、美咲は嫌ってローキックで距離をとっている。
バシッ、
美咲のローキックが太ももにヒットすると痛がる麻衣。
美咲は距離を詰めると組み付いていくと長い脚で麻衣の脚を刈って倒していった。
美咲は麻衣を組み伏せるとスリーパーでスタミナを削っている。
麻衣は表情が少し歪むが、冷静に近くのロープに足をかけた。
『ロープ』
ロープブレイクとなりやむ無く麻衣を解放する美咲。
立ち上がる美咲と麻衣。
美咲は続けて攻撃しようと麻衣を掴まえようとするが、麻衣も美咲に掴みかかっていくと取っ組み合いになっていく。
激しく揺さぶって相手を倒そうとする美咲と麻衣だが、中々倒れない。
それでも意地になって互いに倒しにかかると両者は縺れ合って倒れた。
そのままグランドの攻防になる麻衣と美咲。
麻衣は美咲の左腕を掴むと伸ばして腕ひしぎをかけていく。
苦痛に表情が歪む美咲だが、ロープに辿り着くとロープブレイクで逃れた。
『ロープ』
冷や汗をかく美咲。
しかし、麻衣は素早く立ち上がると美咲のバックをとった。
麻衣がバックドロップで投げようとすると美咲はエルボーを打ちつけて抵抗しようとするが、麻衣は強引に投げていった。
バターン、
背中から叩きつけられて倒れる美咲。
麻衣は続けて美咲の喉元にギロチンドロップを落としていく。
美咲:ぐえぇぇ、
美咲が嗚咽を漏らすと麻衣はフォールに入った。
『ワン、ツー、』
カウント2で返す美咲。
麻衣は美咲の髪の毛を掴んで、起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入るが、美咲は踏ん張ると膝蹴りを麻衣のボディに打ち込んでいく。
ドス、
力が抜けて踞りかける麻衣。
美咲は逆に麻衣の首を抱えるとDDTで額からマットに叩きつけていった。
バァン、
頭を抱えて痛がる麻衣。
美咲は立ち上がると麻衣の頭にサッカーボールキックを打っていった。
バキッ、
麻衣は頭を蹴られて目を虚ろにさせている。
美咲は馬乗りになってバックマウントの体勢になると麻衣の髪の毛を掴んで、持ち上げると顔をマットに叩きつけていく。
ドン、
再び顔面を叩きつけられて苦痛に表情が歪む麻衣。
美咲は効いていると見て繰り返し麻衣の顔面をマットに叩きつけていく。
ドン、バシッ、バァン、
顔を腫らしてうつ伏せにぐったりと倒れる麻衣。
美咲は麻衣の体を仰向けにさせるとフォールに入った。
『ワン、ツー、スリ、』
ギリギリのところで肩を上げて返す麻衣。
美咲はまだ引き出しがある様で、麻衣を起き上がらせるとバランスを崩してロープに振っていった。
バシッ、
美咲は麻衣が返ってきたところをドロップキックで迎撃すると胸元を蹴られた麻衣は仰向けに倒れた。
次第に美咲の一方的な展開になると美咲は勝負を決めようとコーナーによじ登るとアピールしてからムーンサルトを放った。
バターン、
しかし、麻衣は美咲のムーンサルトを見切って避けると自爆させられた美咲はボディを打ちつけてマットに這いつくばっている。
麻衣は美咲のバックに回り込むと覆い被さる様にしてスリーパーをかけていく。
絞められて苦しい美咲だが、汗で滑ったところで何とか脱け出した。
両者共に疲労が顔に出ているが、立ち上がって睨み合っている。
バシッ、
麻衣は美咲の顔面に張り手を打ち込んでいくと美咲も意地になって麻衣の顔面に張り手を打っていく。
バシッ、
顔を叩き合う麻衣と美咲。
麻衣はミドルキックを美咲に打っていくが、美咲はバックステップで避けるとタックルで麻衣を倒していった。
バタン、
背中からマットに叩きつけられる麻衣。
美咲は馬乗りになると麻衣の顔面に張り手を打ち込んでいく。
バシ、バシッ、バシィ、
顔を叩かれて口唇を切る麻衣。
ヒートアップしてきた美咲は思わず拳を握り締めると麻衣の顔面を殴った。
バキィィ、
麻衣:あああぁぁ~~~、
顔面を殴られて悲鳴をあげる麻衣。
レフリーは反則だからと美咲に離れる様に指示を出して、麻衣にインターバルが与えられるが、麻衣は顔にダメージが蓄積されて辛そうな表情をしている。
『ファイト』
麻衣が立ち上がって、スタンディングで試合が再開されると美咲はすぐに麻衣の側頭部にハイキックを打っていった。
バキィ、
麻衣は避ける事が出来ずに頭に強打を受けるとダウンしている。
美咲は麻衣を掴まえてスープレックスで麻衣を背中から叩きつけて仰向けにセットするとコーナーによじ登った。
美咲は狙いを定めると麻衣の喉元にギロチンドロップを落としていった。
バターン、
決まると美咲はフォールに入った。
『ワン、ツー、スリ、』
何とかカウント2で返す麻衣。
美咲は手応えがあっただけに首を傾げている。
一方、フォールを返した麻衣だが、泣きそうな表情になっている。
美咲は気を取り直して立ち上がると遅れてふらつきながら立ち上がった麻衣の太ももにローキックを打っていった。
バシッ、
ダメージが大きい麻衣は踏ん張れずに膝を着いている。
すると美咲は屈んだ麻衣の頭を蹴っていった。
バキィィィ、
場内に鈍い音が鳴り響くと白目を剥いて倒れる麻衣。
美咲は麻衣を仰向けにさせてフォールに入った。
『ワン、ツー、スリー!!カーンカーンカーン』
カウント3が入ると初タイトル獲得となる美咲は立ち上がってガッツポーズをしている。
『勝者:伊藤美咲、よって第5代クイーンベルト女王は伊藤美咲!』
女王戴冠を喜ぶ美咲はベルトを誇らしげに腰に巻いている。
表での仕事が無いものの、かつて圧倒的な美貌を誇った美咲のベルト獲得を観客も歓迎している。
対照的に失神したまま起き上がれない麻衣は担架に乗せられると医務室へと運ばれた。
紀華戦での善戦から期待された麻衣だが、今回は経験豊富な美咲に圧倒されてしまった。
しかし、麻衣も今後の地下リングを支える一人と目されるだけに期待が集まる。
美咲は担架で運ばれる麻衣を見送ると悠々と花道を闊歩してリングを去った。