クイーンベルトその10(吉岡美保VS左藤江梨子)
- 2018/04/21
- 11:33
エキシビジョンマッチの3試合を経て、いよいよクイーンベルトのタイトルマッチが行われる。
2度目の防衛戦を戦う吉岡美保の挑戦者は初代クイーンベルト女王の左藤江梨子となった。
現在は女王の座に据わる美保だが、相手は実績十分の江梨子という事で緊張は隠せない。
『赤コーナー 169cm 85-59-87 吉岡美保~』
美保はベルトを肩に掛けて、白のビキニで登場してきた。
自慢のボディを観客に披露している。
『青コーナー 173cm 90-56-91 左藤江梨子~』
江梨子は黒のビキニを着て出てきた。
ボディなら負けないとポージングをとってアピールしている。
38歳の美保と36歳の江梨子。
同年代で同じ事務所、グラビアアイドル出身で、女優に転向するなど似たようなキャリアを歩んできただけに試合開始前から火花を散らしている。
『カーン』
ゴングと同時に江梨子が飛び出すとドロップキックを美保のバストに浴びせていった。
いきなり仰向けに倒される美保。
江梨子は美保の髪の毛を掴んで、起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
踏ん張る美保だが、フルパワーの江梨子は美保をリフトアップすると投げていった。
バターン、
開始早々から豪快なブレーンバスターに盛り上がる場内。
江梨子はフォールに入った。
『ワン、ツー、』
カウント2で返す美保。
江梨子はすぐに立ち上がるとギロチンドロップを美保の喉元に落としていった。
美保は倒れたまま起き上がれない。
江梨子は馬乗りになると美保の顔面に張り手を叩き込んでいく。
バシィ、バシィ、
江梨子の猛攻に面喰らう美保。
江梨子:大した事無いわね。やっぱり私の方が“格上”ね。
美保を挑発する江梨子。
しかし、美保は下から両脚で江梨子を掴んで、退かせると素早く立ち上がった。
余裕の表情を浮かべる江梨子を睨み付ける美保。
江梨子はKー1でも実績があるだけに得意の打撃を披露しようとハイキックを打っていくが、美保は見切って避けると空振りに終わった江梨子がバランスを崩したところを鋭いタックルで倒していった。
バターン、
背中からリングに叩きつけられる江梨子。
美保はやり返そうと江梨子の顔面を張り手で叩いていく。
バシッ、バシィ、
頬を紅潮させる江梨子。
美保:女王は私よ、よく覚えときなさい。
美保はそう言うと江梨子のビキニを剥ぎ取っていく。
抵抗する江梨子だが、上に乗っている美保が江梨子のビキニを剥ぎ取ると江梨子の巨乳が露になった。
歓声が起こる場内。
立ち上がる両者。
今度は得意気な表情をしている美保を江梨子が睨み付けている。
江梨子:返しなさいよ!
美保:嫌よ、これはお客様プレゼントよ。
自分のビキニを持つ美保に怒る江梨子だが、美保は観客席に江梨子のビキニを放り投げた。
すると周囲の観客は恍惚の表情で群がると奪い合っている。
江梨子は激怒すると美保に向かっていって顔面を素手で殴っていく。
バキィ、
顔を殴られてふらつく美保。
江梨子は怒りに身を任せて美保の顔面を殴っていくと美保も殴り返して激しい殴り合いになった。
バシィ、バシィ、バキィ、バキィ、
激しい殴り合いになる江梨子と美保。
レフリー:ストップ、ストップ、
これはプロレスルールでは反則だからとレフリーは止めに入るが、ヒートアップした両者は止まる事無く、殴り合っている。
バキィ、バシィ、バシィ、
先に殴られた美保は既に鼻血を吹き出しているが、江梨子も頬を紅潮させて腫らしている。
再三再四のレフリーの呼び掛けにも応じる気配は無い江梨子と美保。
両者は止まるどころか互いの髪の毛を掴み合うと一層激しく殴り合っている。ルール違反だが、観客は大型選手同士の殴り合いに盛り上がっている。
バシッ、バキィ、バキィ、バキィ、
殴り合いが一層激しくなると鈍い音が場内に鳴り響き、血飛沫が待っている。
『カーンカーンカーン』
試合をコントロール出来なくなったレフリーはやむ無くゴングを要請した。
そして、ゴングと同時に黒服が大勢リングに入るとようやく二頭の女豹を引き離した。
江梨子:離しなさいよ!あいつをボコボコにしてやるんだから。
美保:やってみなさいよ、先にあんたの顔を潰してやるわ!
しかし、熱は冷めない美保と江梨子。
『大変申し訳ございません、先程の試合は没収試合、無効試合とさせて頂きます』
場内アナウンスで無効試合と発表されるが、観客の興味は未だ二頭の女豹に集まっている。
すると、主催者がリングに入ってきた。
主催者:タイトルマッチを楽しみにご来場頂いた皆さま、大変申し訳ございません。深くお詫び致します。
陳謝する主催者だが、言葉を続けた。
主催者:しかし、先程のファイトはプロレスルールでこそ反則でしたが、アルティメットバトルルールならば、もっともっと熱いファイトが出来ると考えております。皆さまのお許しを頂けましたら第六回アルティメットバトルトロフィーの舞台で決着を着けたいのですが、如何でしょうか?
主催者の提案に場内からは拍手喝采が沸き起こっている。
異論、不満は無い様で、江梨子と美保はアルティメットバトルトロフィーで決着を着ける事になった。
美保と江梨子は主催者に良いように利用された感はあるが、決着を着ける舞台が整って気合いが入った表情でリングを去っていった。
2度目の防衛戦を戦う吉岡美保の挑戦者は初代クイーンベルト女王の左藤江梨子となった。
現在は女王の座に据わる美保だが、相手は実績十分の江梨子という事で緊張は隠せない。
『赤コーナー 169cm 85-59-87 吉岡美保~』
美保はベルトを肩に掛けて、白のビキニで登場してきた。
自慢のボディを観客に披露している。
『青コーナー 173cm 90-56-91 左藤江梨子~』
江梨子は黒のビキニを着て出てきた。
ボディなら負けないとポージングをとってアピールしている。
38歳の美保と36歳の江梨子。
同年代で同じ事務所、グラビアアイドル出身で、女優に転向するなど似たようなキャリアを歩んできただけに試合開始前から火花を散らしている。
『カーン』
ゴングと同時に江梨子が飛び出すとドロップキックを美保のバストに浴びせていった。
いきなり仰向けに倒される美保。
江梨子は美保の髪の毛を掴んで、起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
踏ん張る美保だが、フルパワーの江梨子は美保をリフトアップすると投げていった。
バターン、
開始早々から豪快なブレーンバスターに盛り上がる場内。
江梨子はフォールに入った。
『ワン、ツー、』
カウント2で返す美保。
江梨子はすぐに立ち上がるとギロチンドロップを美保の喉元に落としていった。
美保は倒れたまま起き上がれない。
江梨子は馬乗りになると美保の顔面に張り手を叩き込んでいく。
バシィ、バシィ、
江梨子の猛攻に面喰らう美保。
江梨子:大した事無いわね。やっぱり私の方が“格上”ね。
美保を挑発する江梨子。
しかし、美保は下から両脚で江梨子を掴んで、退かせると素早く立ち上がった。
余裕の表情を浮かべる江梨子を睨み付ける美保。
江梨子はKー1でも実績があるだけに得意の打撃を披露しようとハイキックを打っていくが、美保は見切って避けると空振りに終わった江梨子がバランスを崩したところを鋭いタックルで倒していった。
バターン、
背中からリングに叩きつけられる江梨子。
美保はやり返そうと江梨子の顔面を張り手で叩いていく。
バシッ、バシィ、
頬を紅潮させる江梨子。
美保:女王は私よ、よく覚えときなさい。
美保はそう言うと江梨子のビキニを剥ぎ取っていく。
抵抗する江梨子だが、上に乗っている美保が江梨子のビキニを剥ぎ取ると江梨子の巨乳が露になった。
歓声が起こる場内。
立ち上がる両者。
今度は得意気な表情をしている美保を江梨子が睨み付けている。
江梨子:返しなさいよ!
美保:嫌よ、これはお客様プレゼントよ。
自分のビキニを持つ美保に怒る江梨子だが、美保は観客席に江梨子のビキニを放り投げた。
すると周囲の観客は恍惚の表情で群がると奪い合っている。
江梨子は激怒すると美保に向かっていって顔面を素手で殴っていく。
バキィ、
顔を殴られてふらつく美保。
江梨子は怒りに身を任せて美保の顔面を殴っていくと美保も殴り返して激しい殴り合いになった。
バシィ、バシィ、バキィ、バキィ、
激しい殴り合いになる江梨子と美保。
レフリー:ストップ、ストップ、
これはプロレスルールでは反則だからとレフリーは止めに入るが、ヒートアップした両者は止まる事無く、殴り合っている。
バキィ、バシィ、バシィ、
先に殴られた美保は既に鼻血を吹き出しているが、江梨子も頬を紅潮させて腫らしている。
再三再四のレフリーの呼び掛けにも応じる気配は無い江梨子と美保。
両者は止まるどころか互いの髪の毛を掴み合うと一層激しく殴り合っている。ルール違反だが、観客は大型選手同士の殴り合いに盛り上がっている。
バシッ、バキィ、バキィ、バキィ、
殴り合いが一層激しくなると鈍い音が場内に鳴り響き、血飛沫が待っている。
『カーンカーンカーン』
試合をコントロール出来なくなったレフリーはやむ無くゴングを要請した。
そして、ゴングと同時に黒服が大勢リングに入るとようやく二頭の女豹を引き離した。
江梨子:離しなさいよ!あいつをボコボコにしてやるんだから。
美保:やってみなさいよ、先にあんたの顔を潰してやるわ!
しかし、熱は冷めない美保と江梨子。
『大変申し訳ございません、先程の試合は没収試合、無効試合とさせて頂きます』
場内アナウンスで無効試合と発表されるが、観客の興味は未だ二頭の女豹に集まっている。
すると、主催者がリングに入ってきた。
主催者:タイトルマッチを楽しみにご来場頂いた皆さま、大変申し訳ございません。深くお詫び致します。
陳謝する主催者だが、言葉を続けた。
主催者:しかし、先程のファイトはプロレスルールでこそ反則でしたが、アルティメットバトルルールならば、もっともっと熱いファイトが出来ると考えております。皆さまのお許しを頂けましたら第六回アルティメットバトルトロフィーの舞台で決着を着けたいのですが、如何でしょうか?
主催者の提案に場内からは拍手喝采が沸き起こっている。
異論、不満は無い様で、江梨子と美保はアルティメットバトルトロフィーで決着を着ける事になった。
美保と江梨子は主催者に良いように利用された感はあるが、決着を着ける舞台が整って気合いが入った表情でリングを去っていった。