第11回K-1ビューティーマックス準決勝(蒼野楓VS岡多智子)
- 2018/01/03
- 11:15
Kー1ビューティーマックスは準決勝に入った。
準決勝の第一試合はKー1ベルト女王の朝日奈彩を倒した蒼野楓と能勢えれなを破った岡多智子の対決だ。
地下リングで既に実績がある楓に対して、初参戦の智子がどう挑むかに注目が集まっている。
『赤コーナー 174cm 85-60-88 岡多智子~』
智子は黒のパンツに黒のグローブを装着して登場してきた。
デビュー戦で勝利した事で、余裕も出てきたのか一気に優勝を狙おうと意気込んでいる。
『青コーナー 169cm 82-58-86 蒼野楓~』
楓は青のグローブに青のパンツを履いて出てきた。
Kー1ビューティーマックスの優勝経験もある楓は2回目の優勝を狙っており、智子には負けられないと気合いが入っている。
『カーン』
ゴングが鳴ると両者の間合いが一気に詰まっていきなり激しい打ち合いになった。
バシ、バシ、バシ、
パンチを打ち合う智子と楓。
しかし、両者共にガードはしっかりしていて体勢は崩さない。
智子は空手仕込みの楓の打撃の威力に驚きながらも対応すると楓も智子の能力の高さに警戒を強めている。
試合開始早々は積極的に打ち合った楓と智子だが、次第に相手を警戒して動きが少なくなってきた。
リング中央でどっしり構える智子に対して、楓はフットワークを利かせながら攻撃の機会を探っているが、中々状況を打開出来ない。
『カーン』
時間が過ぎると1ラウンド終了のゴングが鳴ってしまった。
観客も大型選手同士の戦いだけに豪快な試合を期待していたが、期待外れの1ラウンドにブーイングを飛ばしている。
主催者側も慌てたのか両コーナーに黒服が向かうと智子と楓に注意を与えている。
『カーン』
2ラウンドが始まると楓はハイキックを打っていった。
智子が避けて空振りに終わるが、いきなりの華麗なハイキックに場内は沸いている。
ファイティングポーズをとって向かい合う楓と智子。
智子は重戦車の様にガードを固めながらパンチを繰り出して楓に圧力をかけているが、楓も鋭いミドルキックを打って智子の動きを止めている。
互いに一撃の破壊力があるだけに場内も緊張感が増してきた。
バシッ、
楓:あうぅ、
智子のパンチが楓の顔面にヒットすると楓は表情を歪めて呻き声を上げている。
智子は後退する楓を追いかけてパンチを打っていくが、楓は避けるとカウンターのミドルキックを打っていった。
バシッ、
智子:うっ、
楓のミドルキックを喰らった智子は一瞬動きが止まると楓はその間に体勢を立て直して智子の顔面にパンチを打っていった。
バキィ、
楓の強打を顔面に受けて智子は口唇を切っている。
楓はペースを掴むと先程は空振りに終わったハイキックをもう一発打っていった。
バシィ、
強力なハイキックだったが、智子はガードが間に合って何とか防いでいる。
一進一退の攻防に1ラウンドとは打って変わって観客は盛り上がっている。
楓は一気に攻めようとするが、智子も前蹴りで上手く間合いをとって攻めさせない。
しかし、それでも楓は強引にハイキックを打っていくが、智子は見切ってガードして防ぐとカウンターのパンチを楓のボディに打っていった。
バシッ、
腹筋が割れるほど鍛えていた楓のボディだが、智子のパンチを受けて動きを止められている。
智子は反撃したいところだが、自らもダメージが大きいので、一旦距離をとっている。
両者共に体から湯気を立たせて汗をびっしょりとかいているが、集中は切らさない。
『カーン』
ここで2ラウンド終了のゴングが鳴った。
1ラウンドとは異なり大型選手同士の激しい攻防に場内からは歓声が飛んでいる。
楓も智子もダメージが大きいのかぐったりとした様子で自陣コーナーに用意された椅子に座るとセコンドにタオルで汗を拭いてもらっている。
『カーン』
最終ラウンドのゴングが鳴ると楓は走り込んできて、飛び蹴りを放った。
バシィィ、
予想していなかった智子は反応出来ずに、バストに喰らってしまった。
コーナーに背中を叩きつけられた智子は表情を歪めている。
楓は素早く立ち上がると智子の顔面にパンチを打っていくが、智子も楓が立ち上がるまでの間に何とか体勢を立て直すとガードを固めている。
バシ、バシ、
楓のパンチで頬を紅潮させる智子だが、何とかクリンチで逃れた。
智子:ハアハアハアハア、
息が上がる智子。
楓は智子の息遣いから疲労度を感じて一気に攻めようと考えている。
『ファイト』
楓は勿論前に出てくるが、智子も最後のラウンドだからと力を振り絞って前に出てきた。
バシ、バシ、
鋭いパンチが互いの顔面にヒットすると表情を歪める楓と智子。
楓は一気に行きたいところだが、上背のある智子が放つと手こずっている。
バシィ、
楓:あうぅ、
智子のパンチが楓の頬を捉えると楓は顔を背けてふらついている。
智子は続けて楓の顔面にパンチを打っていくが、楓はガードするとカウンターのパンチを逆に智子のヒットさせていった。
バシィ、
智子:んんっ、
楓の鋭いパンチに智子は呻き声を上げている。
智子のパンチは上から出てくるが、空手経験のある楓のパンチの方が威力があるのか智子は口唇から流血している。
楓はハイキックを打っていった。
バシィ、
楓の強打にふらつく智子。
楓も汗をびっしょりかいているが、智子は頭へのダメージが大きくて目が虚ろになっている。
楓は間合いを詰めると智子の顔面にワンツーパンチを打ち込んでいった。
バシ、バシィ、
これ以上は頭にダメージを喰らいたくないとガードを固める智子だが、楓にコーナーまで追い込まれていく。
楓は狙いを定めると再びハイキックを打っていく。
バキィ、
立て続けに頭部への打撃を受けて堪らずダウンする智子。
ダウンを奪った楓だが、自身も疲れているのかコーナーに戻ると体を休めている。
ダウンを喫した智子だが、頭を抱えながらも起き上がってきた。
レフリーは智子の様子を確認しにいくと、智子がファイティングポーズをとったので、試合は再開させられていく。
『ファイト』
息が上がる両者だが、疲労が溜まる体に鞭を打って戦う楓と智子。
楓がハイキックを打っていくと智子は避けるとカウンターのパンチをボディにヒットさせていった。
バシッ、
楓:うぅ、
ボディを抉られて口をパクパクさせる楓。
智子は更に楓のボディに膝蹴りを突き刺していく。
ドス、
楓:うげぇぇ、
悶絶する楓だが、何とか堪えている。
智子は攻めようとするが、楓はクリンチで抱き着いて逃れた。
苦しそうな表情を浮かべる楓。
智子はダウンを1回喫しているだけに取り返そうと早く試合を再開させようとするが、楓もクリンチから離れずに時間を稼いでいる。
『カーンカーンカーン』
すると試合終了を告げるゴングが鳴ってしまった。
表情を歪めながらも勝利を確信した楓は小さくガッツポーズをしている。
一方の智子は納得いかないのか楓を睨みつけながらグローブを叩きつけた。
『お待たせ致しました、只今より判定を発表させて頂きます。』
『1人目、30-28、青、蒼野楓』
『2人目、29-28、青、蒼野楓』
『3人目、30-28、青、蒼野楓、よって勝者:蒼野楓』
勝利した楓は一息着いてから噛み締める様にガッツポーズしている。
智子はやはり納得いかないのかレフリーに抗議しているが、当然覆らず、黒服になだめられながらリングを去っていった。
観客もKO決着が見たかったところだが、激闘には満足している様で両者を声援で送り出した。
決勝進出を決めた楓は2回目の優勝を目指して気合いを入れている。
準決勝の第一試合はKー1ベルト女王の朝日奈彩を倒した蒼野楓と能勢えれなを破った岡多智子の対決だ。
地下リングで既に実績がある楓に対して、初参戦の智子がどう挑むかに注目が集まっている。
『赤コーナー 174cm 85-60-88 岡多智子~』
智子は黒のパンツに黒のグローブを装着して登場してきた。
デビュー戦で勝利した事で、余裕も出てきたのか一気に優勝を狙おうと意気込んでいる。
『青コーナー 169cm 82-58-86 蒼野楓~』
楓は青のグローブに青のパンツを履いて出てきた。
Kー1ビューティーマックスの優勝経験もある楓は2回目の優勝を狙っており、智子には負けられないと気合いが入っている。
『カーン』
ゴングが鳴ると両者の間合いが一気に詰まっていきなり激しい打ち合いになった。
バシ、バシ、バシ、
パンチを打ち合う智子と楓。
しかし、両者共にガードはしっかりしていて体勢は崩さない。
智子は空手仕込みの楓の打撃の威力に驚きながらも対応すると楓も智子の能力の高さに警戒を強めている。
試合開始早々は積極的に打ち合った楓と智子だが、次第に相手を警戒して動きが少なくなってきた。
リング中央でどっしり構える智子に対して、楓はフットワークを利かせながら攻撃の機会を探っているが、中々状況を打開出来ない。
『カーン』
時間が過ぎると1ラウンド終了のゴングが鳴ってしまった。
観客も大型選手同士の戦いだけに豪快な試合を期待していたが、期待外れの1ラウンドにブーイングを飛ばしている。
主催者側も慌てたのか両コーナーに黒服が向かうと智子と楓に注意を与えている。
『カーン』
2ラウンドが始まると楓はハイキックを打っていった。
智子が避けて空振りに終わるが、いきなりの華麗なハイキックに場内は沸いている。
ファイティングポーズをとって向かい合う楓と智子。
智子は重戦車の様にガードを固めながらパンチを繰り出して楓に圧力をかけているが、楓も鋭いミドルキックを打って智子の動きを止めている。
互いに一撃の破壊力があるだけに場内も緊張感が増してきた。
バシッ、
楓:あうぅ、
智子のパンチが楓の顔面にヒットすると楓は表情を歪めて呻き声を上げている。
智子は後退する楓を追いかけてパンチを打っていくが、楓は避けるとカウンターのミドルキックを打っていった。
バシッ、
智子:うっ、
楓のミドルキックを喰らった智子は一瞬動きが止まると楓はその間に体勢を立て直して智子の顔面にパンチを打っていった。
バキィ、
楓の強打を顔面に受けて智子は口唇を切っている。
楓はペースを掴むと先程は空振りに終わったハイキックをもう一発打っていった。
バシィ、
強力なハイキックだったが、智子はガードが間に合って何とか防いでいる。
一進一退の攻防に1ラウンドとは打って変わって観客は盛り上がっている。
楓は一気に攻めようとするが、智子も前蹴りで上手く間合いをとって攻めさせない。
しかし、それでも楓は強引にハイキックを打っていくが、智子は見切ってガードして防ぐとカウンターのパンチを楓のボディに打っていった。
バシッ、
腹筋が割れるほど鍛えていた楓のボディだが、智子のパンチを受けて動きを止められている。
智子は反撃したいところだが、自らもダメージが大きいので、一旦距離をとっている。
両者共に体から湯気を立たせて汗をびっしょりとかいているが、集中は切らさない。
『カーン』
ここで2ラウンド終了のゴングが鳴った。
1ラウンドとは異なり大型選手同士の激しい攻防に場内からは歓声が飛んでいる。
楓も智子もダメージが大きいのかぐったりとした様子で自陣コーナーに用意された椅子に座るとセコンドにタオルで汗を拭いてもらっている。
『カーン』
最終ラウンドのゴングが鳴ると楓は走り込んできて、飛び蹴りを放った。
バシィィ、
予想していなかった智子は反応出来ずに、バストに喰らってしまった。
コーナーに背中を叩きつけられた智子は表情を歪めている。
楓は素早く立ち上がると智子の顔面にパンチを打っていくが、智子も楓が立ち上がるまでの間に何とか体勢を立て直すとガードを固めている。
バシ、バシ、
楓のパンチで頬を紅潮させる智子だが、何とかクリンチで逃れた。
智子:ハアハアハアハア、
息が上がる智子。
楓は智子の息遣いから疲労度を感じて一気に攻めようと考えている。
『ファイト』
楓は勿論前に出てくるが、智子も最後のラウンドだからと力を振り絞って前に出てきた。
バシ、バシ、
鋭いパンチが互いの顔面にヒットすると表情を歪める楓と智子。
楓は一気に行きたいところだが、上背のある智子が放つと手こずっている。
バシィ、
楓:あうぅ、
智子のパンチが楓の頬を捉えると楓は顔を背けてふらついている。
智子は続けて楓の顔面にパンチを打っていくが、楓はガードするとカウンターのパンチを逆に智子のヒットさせていった。
バシィ、
智子:んんっ、
楓の鋭いパンチに智子は呻き声を上げている。
智子のパンチは上から出てくるが、空手経験のある楓のパンチの方が威力があるのか智子は口唇から流血している。
楓はハイキックを打っていった。
バシィ、
楓の強打にふらつく智子。
楓も汗をびっしょりかいているが、智子は頭へのダメージが大きくて目が虚ろになっている。
楓は間合いを詰めると智子の顔面にワンツーパンチを打ち込んでいった。
バシ、バシィ、
これ以上は頭にダメージを喰らいたくないとガードを固める智子だが、楓にコーナーまで追い込まれていく。
楓は狙いを定めると再びハイキックを打っていく。
バキィ、
立て続けに頭部への打撃を受けて堪らずダウンする智子。
ダウンを奪った楓だが、自身も疲れているのかコーナーに戻ると体を休めている。
ダウンを喫した智子だが、頭を抱えながらも起き上がってきた。
レフリーは智子の様子を確認しにいくと、智子がファイティングポーズをとったので、試合は再開させられていく。
『ファイト』
息が上がる両者だが、疲労が溜まる体に鞭を打って戦う楓と智子。
楓がハイキックを打っていくと智子は避けるとカウンターのパンチをボディにヒットさせていった。
バシッ、
楓:うぅ、
ボディを抉られて口をパクパクさせる楓。
智子は更に楓のボディに膝蹴りを突き刺していく。
ドス、
楓:うげぇぇ、
悶絶する楓だが、何とか堪えている。
智子は攻めようとするが、楓はクリンチで抱き着いて逃れた。
苦しそうな表情を浮かべる楓。
智子はダウンを1回喫しているだけに取り返そうと早く試合を再開させようとするが、楓もクリンチから離れずに時間を稼いでいる。
『カーンカーンカーン』
すると試合終了を告げるゴングが鳴ってしまった。
表情を歪めながらも勝利を確信した楓は小さくガッツポーズをしている。
一方の智子は納得いかないのか楓を睨みつけながらグローブを叩きつけた。
『お待たせ致しました、只今より判定を発表させて頂きます。』
『1人目、30-28、青、蒼野楓』
『2人目、29-28、青、蒼野楓』
『3人目、30-28、青、蒼野楓、よって勝者:蒼野楓』
勝利した楓は一息着いてから噛み締める様にガッツポーズしている。
智子はやはり納得いかないのかレフリーに抗議しているが、当然覆らず、黒服になだめられながらリングを去っていった。
観客もKO決着が見たかったところだが、激闘には満足している様で両者を声援で送り出した。
決勝進出を決めた楓は2回目の優勝を目指して気合いを入れている。