第4回クイーンカップ決勝戦(吉岡美保VS納見佳代)
- 2017/03/25
- 10:03
決勝戦
第4回クイーンカップもいよいよ決勝戦となった。
準決勝の第1試合が無効試合となり準決勝第2試合が決勝戦に繰り上がる少々残念な結末となったが、それでも観客は史上最大の16人トーナメントの決勝戦を見届けようと期待して待っている。
対戦カードはくしくも1回戦で“ミホカヨ”ペアとしてタッグを組んだ吉岡美保と納見佳代の対戦となった。
『赤コーナー 169cm 85-59-87 吉岡美保~』
豊満なバストを持つ美保は白のビキニで登場してきた。決勝戦とあって気合いが入っている。
『青コーナー 164cm 85-64-90 納見佳代~』
佳代も白のビキニで出てきた。クイーンカップで準優勝した経験はあるものの未だに優勝が無いという事で、初戴冠に向けて気合いが入っている。
両コーナーに別れて鋭い目付きで睨み合う美保と佳代。
『カーン』
両者がリング中央に寄って来ると、決勝戦の試合開始を告げるゴングが打ち鳴らされた。
美保は徐々に距離を詰めると力比べを誘っている。
佳代も応じると組み合って力比べになった。
リング中央で押し合う美保と佳代だが、上背に勝る美保が先ずは佳代をロープ際まで押し込んでいった。
美保:プロレスラーのくせに力は大した事無いわね。
美保はそう言うと佳代のバストを張っていった。
バシッ、
これには怒る佳代。
佳代:何すんのよ!
一旦離れた両者たが、佳代が組み付いていくと再び取っ組み合いになる両者。
佳代と美保は互いに相手を倒そうとすると美保が佳代の脚を刈って組伏せた。
返り討ちにして笑みを浮かべる美保は上から覆い被さる様にしてスリーパーをかけていく。
佳代のスタミナを削る美保。
元プロレスラーの佳代以上に貫禄のあるファイトに観客からも歓声が上がる。
しかし、佳代は体を動かせるとロープに足を掛けた。
『ロープ』
ロープブレイクで一旦佳代を解放する美保だが、佳代が起き上がったところでバックをとるとバックドロップで投げていった。
バターン、
佳代を投げた美保はフォールに入った。
『ワン、』
しかし、佳代は効いてないぞとばかりに気合いを入れてカウント1で返すと美保をはね除けて立ち上がった。
美保は意地になってラリアットを佳代に打っていくが、佳代は身を屈めて避けると入れ替わってバックをとるとバックドロップで投げ返していった。
バターン、
仰向けに倒れる美保。
佳代はフォールに入った。
『ワン、ツー、』
カウント2で近くにあったロープに手を掛ける美保。
佳代は先に立ち上がると美保の髪の毛を掴んで起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
踏ん張ろうとする美保だが、佳代はリフトアップするとブレーンバスターで美保を背中からリングに叩きつけていった。
バターン、
ぐったりと倒れる美保。
佳代はコーナーによじ登ると観客にアピールして場内を煽るとフライングボディープレスを放った。
ボシュ、
佳代:あうぅぅ、
しかし、美保が膝を立ててブロックすると佳代のボディーに美保の膝が突き刺さった。
呻き声を上げてのたうち回る佳代を尻目に美保はしてやったりの表情を浮かべている。
美保は佳代の髪の毛を掴んで起き上がらせるとコーナーに据え付けてボディーに膝を入れていく。
バシ、ドス、
佳代:んん~~、
更にボディーを蹴られて表情を歪める佳代。
美保は佳代の首根っこを抱えて再びリング中央に運ぶとDDTで額から叩きつけていった。
バンッ、
うつ伏せに倒れる佳代。
すると美保は佳代の両脚を掴まえて逆エビ固めをかけていった。
汗をびっしょりかいて泣きそうな表情になる佳代。
美保は確実に佳代にダメージを与えていくが、佳代がロープに辿り着くとロープブレイクとなった。
『ロープ』
解放された佳代だが、ぐったりと倒れている。
美保は佳代をリング中央に持ってくると試合を決めようとパワーボムの体勢に入った。
佳代をリフトアップしようとする美保だが、佳代も踏ん張ると下から突き上げて投げ返していった。
バタン、
肩で息をしている佳代だが、一息着くと力を溜めて美保が起き上がってきたところで、太ももに鋭いローキックを打っていった。
バシッ、
表情を歪めて痛がる美保。
佳代は美保の動きを止めると更に同じ所にローキックを打っていった。
バシッ、
美保:ああぁぁ、
堪らず呻き声を上げて座り込む美保。
佳代は美保の髪の毛を掴んで起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
バターン、
これがプロレスラーだと言わんばかりに美保をリングに叩きつけた佳代。
美保はぐったりと仰向けに倒れている。
佳代は美保の右脚を抱えてフォールに入った。
『ワン、ツー、ス、』
ギリギリのところで何とか肩を上げて返す美保だが、起き上がれない。
佳代はコーナーによじ登ると観客にアピールしてから美保のボディーをフットスタンプで踏みつけていった。
ボシュュ~~、
美保:んああぁぁ~~、
お腹を踏みつけられて悲鳴を上げる美保。
佳代は悶絶する美保を掴まえて起き上がらせるとバックドロップで投げていった。
バターン、
後頭部から叩きつけられた美保はグロッキーな状態になっている。
しかし、佳代はまだフォールに入らずに美保の髪の毛を掴んで起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
美保に踏ん張る力は残されておらず、リフトアップされるとリングに叩きつけられた。
バターーン、
意識を飛ばして大の字に倒れる美保。
佳代は今度はフォールに入った。
『ワン、ツー、スリー!カーンカーンカーン』
第4回クイーンカップの終幕を告げるゴングが鳴った。
『勝者:納見佳代、よって第4回クイーンカップの優勝者は納見佳代』
優勝を決めた佳代は涙を流しながら喜んでいる。
元プロレスラーとして出場した大会で優勝して当たり前というプレッシャーから解放されて安堵の涙を流す佳代。
主催者がトロフィーを佳代に手渡すと観客も拍手で佳代を讃えている。
敗れた美保は悔しそうな表情を浮かべながらも佳代が賜杯を掲げる姿を見届けてから静かにリングを去っていった。
こうして納見佳代の優勝で幕を閉じた第4回クイーンカップだが、この大会でも圧倒的な強さを見せたジゼルブンチャンが今後の地下リングも席巻しそうだ。
第4回クイーンカップもいよいよ決勝戦となった。
準決勝の第1試合が無効試合となり準決勝第2試合が決勝戦に繰り上がる少々残念な結末となったが、それでも観客は史上最大の16人トーナメントの決勝戦を見届けようと期待して待っている。
対戦カードはくしくも1回戦で“ミホカヨ”ペアとしてタッグを組んだ吉岡美保と納見佳代の対戦となった。
『赤コーナー 169cm 85-59-87 吉岡美保~』
豊満なバストを持つ美保は白のビキニで登場してきた。決勝戦とあって気合いが入っている。
『青コーナー 164cm 85-64-90 納見佳代~』
佳代も白のビキニで出てきた。クイーンカップで準優勝した経験はあるものの未だに優勝が無いという事で、初戴冠に向けて気合いが入っている。
両コーナーに別れて鋭い目付きで睨み合う美保と佳代。
『カーン』
両者がリング中央に寄って来ると、決勝戦の試合開始を告げるゴングが打ち鳴らされた。
美保は徐々に距離を詰めると力比べを誘っている。
佳代も応じると組み合って力比べになった。
リング中央で押し合う美保と佳代だが、上背に勝る美保が先ずは佳代をロープ際まで押し込んでいった。
美保:プロレスラーのくせに力は大した事無いわね。
美保はそう言うと佳代のバストを張っていった。
バシッ、
これには怒る佳代。
佳代:何すんのよ!
一旦離れた両者たが、佳代が組み付いていくと再び取っ組み合いになる両者。
佳代と美保は互いに相手を倒そうとすると美保が佳代の脚を刈って組伏せた。
返り討ちにして笑みを浮かべる美保は上から覆い被さる様にしてスリーパーをかけていく。
佳代のスタミナを削る美保。
元プロレスラーの佳代以上に貫禄のあるファイトに観客からも歓声が上がる。
しかし、佳代は体を動かせるとロープに足を掛けた。
『ロープ』
ロープブレイクで一旦佳代を解放する美保だが、佳代が起き上がったところでバックをとるとバックドロップで投げていった。
バターン、
佳代を投げた美保はフォールに入った。
『ワン、』
しかし、佳代は効いてないぞとばかりに気合いを入れてカウント1で返すと美保をはね除けて立ち上がった。
美保は意地になってラリアットを佳代に打っていくが、佳代は身を屈めて避けると入れ替わってバックをとるとバックドロップで投げ返していった。
バターン、
仰向けに倒れる美保。
佳代はフォールに入った。
『ワン、ツー、』
カウント2で近くにあったロープに手を掛ける美保。
佳代は先に立ち上がると美保の髪の毛を掴んで起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
踏ん張ろうとする美保だが、佳代はリフトアップするとブレーンバスターで美保を背中からリングに叩きつけていった。
バターン、
ぐったりと倒れる美保。
佳代はコーナーによじ登ると観客にアピールして場内を煽るとフライングボディープレスを放った。
ボシュ、
佳代:あうぅぅ、
しかし、美保が膝を立ててブロックすると佳代のボディーに美保の膝が突き刺さった。
呻き声を上げてのたうち回る佳代を尻目に美保はしてやったりの表情を浮かべている。
美保は佳代の髪の毛を掴んで起き上がらせるとコーナーに据え付けてボディーに膝を入れていく。
バシ、ドス、
佳代:んん~~、
更にボディーを蹴られて表情を歪める佳代。
美保は佳代の首根っこを抱えて再びリング中央に運ぶとDDTで額から叩きつけていった。
バンッ、
うつ伏せに倒れる佳代。
すると美保は佳代の両脚を掴まえて逆エビ固めをかけていった。
汗をびっしょりかいて泣きそうな表情になる佳代。
美保は確実に佳代にダメージを与えていくが、佳代がロープに辿り着くとロープブレイクとなった。
『ロープ』
解放された佳代だが、ぐったりと倒れている。
美保は佳代をリング中央に持ってくると試合を決めようとパワーボムの体勢に入った。
佳代をリフトアップしようとする美保だが、佳代も踏ん張ると下から突き上げて投げ返していった。
バタン、
肩で息をしている佳代だが、一息着くと力を溜めて美保が起き上がってきたところで、太ももに鋭いローキックを打っていった。
バシッ、
表情を歪めて痛がる美保。
佳代は美保の動きを止めると更に同じ所にローキックを打っていった。
バシッ、
美保:ああぁぁ、
堪らず呻き声を上げて座り込む美保。
佳代は美保の髪の毛を掴んで起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
バターン、
これがプロレスラーだと言わんばかりに美保をリングに叩きつけた佳代。
美保はぐったりと仰向けに倒れている。
佳代は美保の右脚を抱えてフォールに入った。
『ワン、ツー、ス、』
ギリギリのところで何とか肩を上げて返す美保だが、起き上がれない。
佳代はコーナーによじ登ると観客にアピールしてから美保のボディーをフットスタンプで踏みつけていった。
ボシュュ~~、
美保:んああぁぁ~~、
お腹を踏みつけられて悲鳴を上げる美保。
佳代は悶絶する美保を掴まえて起き上がらせるとバックドロップで投げていった。
バターン、
後頭部から叩きつけられた美保はグロッキーな状態になっている。
しかし、佳代はまだフォールに入らずに美保の髪の毛を掴んで起き上がらせるとブレーンバスターの体勢に入った。
美保に踏ん張る力は残されておらず、リフトアップされるとリングに叩きつけられた。
バターーン、
意識を飛ばして大の字に倒れる美保。
佳代は今度はフォールに入った。
『ワン、ツー、スリー!カーンカーンカーン』
第4回クイーンカップの終幕を告げるゴングが鳴った。
『勝者:納見佳代、よって第4回クイーンカップの優勝者は納見佳代』
優勝を決めた佳代は涙を流しながら喜んでいる。
元プロレスラーとして出場した大会で優勝して当たり前というプレッシャーから解放されて安堵の涙を流す佳代。
主催者がトロフィーを佳代に手渡すと観客も拍手で佳代を讃えている。
敗れた美保は悔しそうな表情を浮かべながらも佳代が賜杯を掲げる姿を見届けてから静かにリングを去っていった。
こうして納見佳代の優勝で幕を閉じた第4回クイーンカップだが、この大会でも圧倒的な強さを見せたジゼルブンチャンが今後の地下リングも席巻しそうだ。